洗車後にボディを拭くのって面倒ですよね。
水滴を拭きとる理由もイマイチわからないし、ボディをビショビショに濡らしたままでもいいや。
そう考えていませんか?
この記事では、
- 洗車後にボディを拭く理由
- 実際に拭かないで放置してみた結果
など、「洗車後に濡れたボディを拭かないデメリット」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
洗車後に濡れたボディを拭かないデメリット
雨でボディが濡れても拭かないのに、洗車後にだけ拭くのはどうしてでしょう。
その答えは、水道水が含む成分にあります。
ボディに水垢がつく
洗車後に濡れたボディを拭かずにいると、ボディ表面に水垢がつきます。
なぜなら水滴が蒸発する際、水道水に含まれているミネラルが残って堆積するからです。
水垢が残った箇所には、白い斑点がポツポツとできてしまいます。
(シンクの汚れに近いイメージです)
お世辞にもキレイな状態とはいえません。
洗車後にタオルで拭けば、これらの成分もいっしょに除去できます。
だからこそ(水垢で汚さないよう)、洗車後にはボディを拭くのが一般的なのです。
水垢は落としにくい
車のボディ表面に水垢汚れがついてしまった場合。
落とすのは容易ではありません。
ふつうに洗車をしたくらいでは落ちず、必要に応じて水垢用の洗剤を使うケースもあります。
なんにせよ、手間がかかります。
拭くのが面倒でサボったのはいいけれど、水垢が気になり、必死に磨いて落とす。
これでは本末転倒。
ボディをピカピカの状態に保っておくためには、洗車だけでなく、その後の拭き取りも肝心です。
【検証】洗車後に走行すれば水を飛ばせるのか?
理屈がわかったところで、水滴を拭きとる億劫さは変わりません。
そこで洗車後にボディを拭く手間をカットするために、濡れた状態でクルマを走らせてみることに。
風圧でボディの水滴を落とす作戦です。
(うまくいけばタオルでチマチマ拭きとる必要がなくなる)
洗車を終え、濡れているクルマに乗り込み、エンジンをかけます。
一般道を走ること5分。
時速50キロで走行する場面もありました。
水滴は1つ残らずぶっ飛んだことでしょう。
駐車場に止め、クルマを降ります。
ボディは中途半端に乾いており、ところどころに水垢が確認できました。
つまり、作戦失敗です。
たとえるなら、入浴後に体を拭くのが面倒だから真っ裸で走ったら風邪ひいちゃった、みたいな。
そんなお茶目な結末を迎えました。
ボディに水垢の汚れをつけないためには、洗車後にタオルで拭いてやるのがベターです。
まとめ
洗車後にボディを拭くのは、入浴後にバスタオルで体を拭くようなもの。
拭くところまで含めて洗車や入浴なんですね。
最後のひと手間をサボると、水垢がついたり、風邪をひいたりしますのでご注意ください。
先述のとおり、風圧で水滴ぶっ飛ばす作戦もダメ。
世の中には、雨で濡れたボディを(車庫のなかで)拭く人がいます。
雨の日に走る。帰宅する。拭くってなもんです。
感心してしまいますね。
拭いてやるとボディの艶を保てるのだとか。
それにくらべたら、私たちは洗車後に頑張ればいいだけ。
億劫がらずやる気を出していきましょう。
以上、洗車後にボディを拭かないデメリットでした。
専用のクロスを使って、ボディに傷がつかないよう優しく拭いてあげてください。
洗車機でボディが傷つくリスクについて、当サイトにはこんな記事があります。
「洗車をしなければいけない」という思い込みを捨ててみませんか?