お金と時間をかけずにクルマを洗う方法があります。
雨が降っているときに洗車すれば良いのです。
ジョークではありません。
世の中には、雨の日に洗車をしている人が一定数存在しています。
「雨が降ってきた。クルマでも洗おうか」ってなもんです。
この記事では、
- 雨で洗えば水道代カット
- 拭き取りいらずで洗車時間カット
など、「雨の日に洗車をするメリット」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
雨の日に洗車をするメリット
雨が降っている日こそ洗車日和だといえます。
なぜなら、雨の日に洗えば洗車にかかるお金と時間を節約できるからです。
なかには「雨で車が汚れるのでは?」と感じる方もいるでしょう。
雨の日に泥水でボディが汚れるのは、道路を走行して泥水が跳ねることが原因です。
したがって、駐車場に止めたままの車が雨で汚れることはありません。
駐車場から動かさず、雨水を使ってその場で洗車すれば、車はピカピカになります。
1. 水道代を節約できる【お金がかからない】
雨の日に洗車をすれば、水道代をカットできます。
洗車に必要な水は、すべて空から無償で落ちてくるからです。
降ってくる雨水、それからスポンジと洗剤を使い、ボディを洗います。
雨が洗剤を流してくれるので、ホースで水をかけなくても大丈夫です。
スポンジでボディを磨くことだけに専念してください。
降水量が少なければ、水道水を使ってボディについた洗剤を流してやらなければなりません。
ザーッと雨が降っていれば、最初から最後まで雨水だけでクルマを洗うことも可能です。
雨水は汚い?
「雨水は汚いのでは?」
そう感じる方もいるでしょう。
たしかに雨水は飲めませんが、洗車という観点で見れば、水道水よりも雨水のほうが優れています。
なぜなら、水道水を放置すると水垢の原因になるからです。
この点については以下でご説明します。
2. ボディを拭かなくて良い【時間がかからない】
洗車後の濡れたボディはタオルで拭きますが、雨の日に濡れたボディは拭きません。
なぜこのような違いが生まれているのでしょうか?
答えは水の成分にあります。
水道水にはマグネシウムやカルシウムといったミネラル分が含まれています。
水分が蒸発すると、これらのミネラルが白い物体となって残り、堆積します。
これが水垢の原因です。
雨水を放置しても水垢にならない
いっぽう、雨水にはほとんどミネラルが含まれていません。
なぜなら、いちど蒸発した水分だからです。
蒸発時にミネラルを残していくため、雨水はカルシウムやマグネシウムを持っておらず、蒸留水に近い状態です。
したがって雨で濡れた車を放っておいても、ボディに水垢がつくことはありません。
拭かなくても水垢がつかないのであれば、拭く必要はないということです。
洗車後にボディを拭き上げるのは水垢を避けるため。
ゆえにボディを拭く手間を省略でき、時間の節約になるわけです。
まとめ
洗車をするなら晴れの日ではなく、雨の日がおすすめです。
それも小雨ではなく、大雨が降っている日が良いでしょう。
レインコートと洗車道具を持って駐車場へ行き、洗剤でクルマを洗います。
洗車はこれでおしまいです。
シャンプーを流す必要もなければ、濡れたボディを拭く必要もありません。
したがって、お金と時間を節約できます。
雨天に洗車をするデメリットは1つ
雨天の洗車をするデメリットは、周囲から冷ややかな目で見られる恐れがあることです。
「あの人、雨が降っているのに洗車してる。アタマおかしい」みたいな。
ご近所でおかしな噂が立ってしまうかもしれません。
この点にだけご注意ください。
周囲の目を気にしてやめておくか。
水道代と時間を節約するために、変人扱い覚悟で雨のなか洗車をするか。
決めるのはあなたです。
以上、雨の日に洗車をするメリットでした。
結論。雨が降ったら洗車すべし。ただし洗車機はおすすめしない。走行しなければならず、帰宅中にボディが汚れる恐れがあるから。自宅で手洗いがベスト。
ホイールの傷を自分で補修する方法に関して、当サイトにはこんな記事があります。