一重まぶたを二重にするために、まぶたにシワをつけようとしていませんか?
残念ですが、どれだけまぶたにシワをつけても、一重から二重に変わることはありません。
なぜなら、一重と二重はそもそも構造が違うからです。
皮膚にシワがあるかないかの差、ではない。
この記事では、
- シワをつけても二重にならない
- どうすれば二重まぶたにできるか
など、「一重まぶたにシワをつけても二重にならない理由と代替案」をわかりやすくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
一重まぶたにシワをつけても二重にならない理由
一重まぶたにどれだけシワをつけたところで、二重まぶたにはなりません。
なぜなら、二重まぶたというのは、「ただまぶたの皮膚にシワがあるだけ」ではないからです。
まぶたの内側には、眼瞼挙筋という小さな筋肉が存在しています。
この眼瞼挙筋がまぶたの皮膚とつながっていれば二重、つながっていなければ一重になります。
つまり、二重を目指してまぶたの表面にシワをつけたとしても、根本的な解決にはなっていないということです。
眼瞼挙筋とまぶたの皮膚をつなげるには、医師による整形手術を受けるしかありません。
まぶたに強い刺激を与えるのはNG
まぶたにシワをつけようとして、まぶたを強く擦ったり、引っ張ったりするのはやめておくべきです。
なぜなら、まぶたの皮膚はとても薄くデリケートだからです。
そもそも顔の皮膚は全身でもっとも薄い。
デリケートゆえ、まぶたの皮膚が刺激によって伸びてしまい、たるみの原因になる恐れがあります。
まぶたがたるんでしまったら、目指しているパッチリとした目とは正反対の目になってしまいかねません。
まぶたに爪を押し当てて二重まぶたにしようとするのは、やめておくのが賢明です。
二重まぶたにする方法
二重まぶたにするには、「シワをつける」以外の方法をとるべきです。
選択肢は3つあります。
- 二重テープ(アイプチ)
- 加齢
- 美容整形
1. 二重テープ(アイプチ)
まぶたにテープを貼って二重に見せる方法が、まず一つです。
テープに限らず、糊のようにベタベタした液体をまぶたに塗る商品も存在します。
二重かどうかはまぶたの内側にある眼瞼挙筋しだいですので、外側から手を加えても、そのまま二重になれるわけではありません。
つまり、あくまでも一時的な効果しかない、ということです。
テープや糊をとれば、もとの一重まぶたに戻ります。
世の中には、「二重テープを使い続けていたら本当に二重まぶたになれた」と語る人がいます。
ですが、先述のとおり内部の構造自体は変わっていません。
もし二重になったのだとしたら、いじり過ぎてまぶたの皮膚が伸びたせいでしょう。
皮膚がたるんだだけなので、喜ぶべきではない。加齢とともにさらにたるむため、前途多難。
2. 加齢
加齢によって一重から二重まぶたに変わる人がいます。
これは、老化によってまぶたの皮膚がハリを失い、たるんだことが原因です。
40代〜50代くらいになって、一重だった人がいきなり二重になることがあります。
構造は変わらないため、厳密にいえば二重まぶたっぽく見えているだけ。
あなたがいま10代、20代だとして、あと20〜30年ほど待つことができれば、自然な二重まぶたを手に入れられることでしょう。
ただし一番の問題は、二重になるまで「20〜30年待てるかどうか」です。
いますぐ二重まぶたが欲しい方は、最後の手段として、整形手術を受ける手があります。
3. 整形手術
もっとも確実で、もっとも費用がかかるのが整形手術です。
手術によってまぶたの皮膚と眼瞼挙筋をつなぐため、構造的には二重まぶたとおなじになります。
しかも整形手術であれば、
- 二重の幅
- 二重の形
- 二重の位置
なども自分で好きなように決められます。
二重まぶたの手術には、
- 埋没法
- 切開法
という2つのやり方が存在しています。
それぞれに一長一短がありますので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
以上、一重まぶたにシワをつけても二重にならない理由と代替案でした。
結論。まぶたにシワをつけても二重にはならない。内側の構造が違うから。二重にするには、二重テープを使うか、50代になるのを待つか、美容整形手術を受けるか。
以下、美容整形に関する本を2冊ご紹介します。
日本において整形でもっとも多いのが二重まぶたの形成で、全体の約半数を占めているといいます。
それだけ二重まぶたに憧れる人が多いということでしょう。