漫画を読むのも読書と呼べるのでしょうか?
これは時と場合によります。
つまり、漫画を読む行為を読書を呼べるときもあれば、読書とは呼べないときもあるということです。
そこでこの記事では、
- 漫画も読書に含めていいケース
- 漫画が読書に含まれないケース
など、「漫画を読むのも読書に含めていいのかどうか」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
漫画を読むのも読書に含めていいのか
新明快国語辞典の第七版は、「寝ころがって漫画本を見ること」を本来の読書に含まれないとしています。
辞書的には「漫画を読むのは読書ではない」ということでしょう。
寝転がってということは、正座してマンガを読むのは読書でいいのか?わかりにくい説明。
辞書的な言葉の定義はさておき、あなたはどうして「漫画も読書に含まれるかどうか」を知りたいと思ったのでしょうか?
その動機しだいで、「読書」の線引きは変わってきます。
以下では、
- 誰かに読書を指示されたケース
- 趣味の欄に読書と書きたいケース
- 自分の行為を自分で判断したいケース
の3つにわけて、「漫画も読書に含まれるかどうか」をご紹介します。
1. 誰かに読書を指示されたケース
もしあなたが誰かに「読書をしなさい」と指示されている場合には、指示を出した人物に訊くのがいちばんです。
読書感想文を書く宿題が出されているなら、先生に「漫画は読書に含まれますか?」と確認してみてください。
なぜなら、こうしたケースでは「指示を出した人物がどう考えているか」が答えだからです。
「漫画でも良いよ」と先生が答えてくれたら、漫画もOKです。
「漫画はダメに決まってるだろ」と先生にいわれたら、漫画はNGです。
こうしたサイトやネット上の情報を見て自分で判断せず、かならず指示を出した人間に確認してください。
その人物の判断がすべてだからです。
会社の上司に「読書をしなさい」といわれた場合も、友人に「読書してる?」と聞かれた場合も同様です。
その人物に「マンガは読書に含まれる?」と確認するしかありません。
2. 趣味の欄に「読書」と書きたいケース
プロフィールや履歴書の趣味欄に「読書」と書きたい場合には、あなたの自己判断で構いません。
漫画を読む行為も読書だとあなたが考えるなら、趣味を読書としておきましょう。
SNSなどのプロフィールであれば、読書(おもにマンガ)と括弧書きで補足する手もあります。
企業に送る履歴書には、「読書」とだけ書いておけば大丈夫です。
おもに漫画ばかり読んでいる事実は伏せておきましょう。
マンガは子どもが読むもの、という偏見を抱いている人も世の中にはいるため。
面接官から「どんな本を読むの?」と質問されたときには、漫画ではなく、「おもに小説です」などと答えるのが無難です。
好きな作家は夏目漱石でOK。
ただし、「読書は無趣味の代名詞」などといわれることもあります。
とりわけ履歴書には、趣味がない人間だと誤解されないよう、読書以外にも趣味を記載しておくことをおすすめします。
お菓子作りでも、筋トレでも、なんでも。
3. 自分の行為を自分で判断したいケース
履歴書に書くわけでも、誰かに「読書をしなさい」と指示されたわけでもなく、ただマンガを読むのも読書なのかどうか気になった場合、あなたが好きなように解釈して問題ありません。
漫画を読むことも読書に入ると思えば、読書で良いでしょう。
これとは逆に、活字メインじゃなければ読書じゃない、と考えるのも自由です。
そもそも一言で漫画といっても『ブラック・ジャック』や『マンガで学ぶ〜』など、読めば知識が身に付くものから、役に立たないギャグ漫画まで、さまざまな種類があります。
これらをすべて一括りにして「漫画」としてしまうのは、やや乱暴かもしれません。
縄文土器の写真集とグラビアアイドルの写真集をまとめて「写真集」で括るようなもの。無理がある。
まとめ
漫画を読むのも読書に含めていいのかどうかについてお伝えしてきました。
ケースバイケース、というのが答えです。
- 誰かに読書を指示されたケース
- 趣味の欄に読書と書きたいケース
- 自分の行為を自分で判断したいケース
このように状況によって定義は変わってきますので、ご自身が置かれている状況に照らし合わせて判断してみてください。
もしあなたが読書を「頭が良くなる行為」だと捉えているとしたら、漫画も読書に含めてしまって良いのではないでしょうか。
SNSやYouTubeを眺めるよりは、漫画を読んだほうが、知識を広げたり教養を深めたりできるからです。
以上、漫画を読むのも読書に含めていいのかどうか、でした。
結論。ケースバイケース。誰かに読書を指示されたなら、その人物に確認するべき。そうでなければ自己判断でOK。バナナはおやつに含まれるかどうか、みたいなもので、この問題に明確な答えはない。
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