「安物買いの銭失い」を信じる人がお金を失う2つの理由

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「安物買いの銭失い」という言葉をご存知でしょうか。

 

安物買いの銭失いとは、安いものは品質が悪いためすぐ壊れてしまい、修理や買い替えが必要になり、結局は高くつくことを表しています。

ただし、この言葉を盲信すると、それはそれでお金を失うリスクがあります。

 

この記事では、

  • 該当しない商品もある
  • 高額なものを買う言い訳になる

など、「安物買いの銭失いを信じる人がお金を失う理由」をわかりやすく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

「安物買いの銭失い」を信じる人がお金を失う2つの理由

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安物買いが銭を失うかどうかは、ケースバイケースです。

安価な商品がかならずしも粗悪なわけではありません。 

 

「安物買いの銭失い」という言葉とセットで私たちが覚えておくべきは、

  1. 該当しない商品もある
  2. 高額な出費の言い訳になることがある

という2つの事実です。

 

1. 該当しない商品もあるから

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なんでもかんでも高い商品を買えば良い、というわけではありません。

 

当然ながら、高価なものばかり買っていたらお金を失います

つまり、銭失いになってしまうということです。

 

たとえば、シャンプーやティッシュ、トイレットペーパーなどに代表される消耗品は、安い商品を使っていても問題ないでしょう。

安いからといって、

  • 壊れる
  • 使えなくなる

などのトラブルがこれらの消耗品には起こらないからです。

 

消耗品だけでなく

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いっぽうで、タオルやカーテンなどはどうでしょうか。

 

タオルもカーテンも「消耗品」には該当しませんが、だからといって高額なものを買う必要はありません。

なぜなら、値段の差が、商品の耐久性に反映されないからです。

 

値段が高いタオルは手触りが柔らかいだけですし、値段が高いカーテンは有名ブランドのデザイナーがデザインしているだけです。

カーテンについては、値段によって遮光機能や防炎機能などもろもろ変わってきますが、だからといって安物のカーテンが「すぐ破れる」ようなことはありません。 

 

「安物買いの銭失いって言うからね」といって、なんでもかんでも高額なものばかりを買っていたら、それこそお金がいくらあっても足りなくなるでしょう。 

 

タオルやカーテン、あるいはTシャツなどは、安物買いでオッケーです。

 

 

2. 高額な商品を買う言い訳になるから

高級ブランドバッグやブランドものの洋服を買うとき、「安物買いの銭失い」を持ち出し、高い商品を買う言い訳にすることがあります。

 

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「安いバッグでも良いけど、すぐ壊れて買い換えたら結局損じゃん。安物買いの銭失いっていうし」という具合です。

 

こうしたシーンにおける「安物買いの銭失い」は、

  • 浪費
  • 散財
  • 贅沢

を肯定するために都合よく使われているに過ぎません。

つまり、「安物買いの銭失い」を悪用しているということです。

 

自己正当化に使うのはNG 

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家電や道具、工具などに使うならともかく、ブルゾンを買う際に「安物買いの銭失い」を用いるのは、ただの自己正当化です。

 

安物買いの銭失いを都合よく解釈すればするほど、私たちはますます銭を失うことになりかねません。 

 

洗濯機で洗うと傷む恐れがあるため、高級な洋服は、クリーニングへ出すことになるでしょう。

商品価格が高い上に、ブランドものの洋服にはクリーニング代という維持費までかかるわけです。

 

これでは、ほんとうの銭失いは誰なんだ、ってなもんです。

本末転倒にならないよう注意しなければなりません。 

 

まとめ

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安物は悪で高額なものは善、というほど単純な話ではない、ということです。 

 

そもそも商品の価格というのは販売者が好きなように決められるため、高額だからといってその商品が高品質であるとは限りません。

商品の値段と価値、両者はべつものなのです。 

 

大事なのは値段だけで商品の良し悪しを判断せず、そのもの自体がもつ価値を見極めることではないでしょうか。

「高いんだから良いに決まってる」と考えるのは、思考停止した愚かな消費者であって、こうした消費者は企業からお金を搾取される運命にあります。

 

いっぽうで、「安いからすぐ壊れる、ダメになる」と考えるのも誤りです。

定価590円で買ったTシャツが、3年間着ても伸びたりヨレたり色落ちしたりしていない、ということもあります。

 

賢い消費者であるためには、価格だけを見ず、商品の価値を見ようとする努力が必要です。

賢い消費者である限り、私たちが銭を失うことはないでしょう。

 

以上、安物買いの銭失いを信じる人がお金を失う理由でした。

結論。そもそも値段で品質を決めるのが誤り。両者はべつもの。安物買いの銭失いが当てはまらない商品はあるし、自己正当化に使うべきでもない。都合の良い自己流の解釈が、かえって銭を失わせる。

 

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