ご自身の物欲を弱くしたいと考えていませんか?
物欲が強いこと自体は問題ではありません。
ただ、ついモノを買ってしまうせいでお金を浪費し、生活に支障が出ているとしたら問題です。
そこでこの記事では、
- モノを2種類に分ける
- 見せるためのモノを買わない
など、「物欲を抑えて弱くする方法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
物欲を抑えて弱くする方法
物欲をコントロールするために、モノを2種類にわけて考えることをおすすめします。
手に入れるすべてのモノは、
- 欲しいモノ
- 人に見せたいモノ
このいずれかに分類できます。
たとえば、美味しいコーヒーを飲むために高級なコーヒー豆を買った場合、これは「本当に欲しいモノ」だといえるでしょう。
なぜなら、誰かに見せる目的でコーヒー豆を買っていないからです。
いっぽうで、高級なブランドバッグを買った場合、そのバッグは自分が欲しいものかどうか怪しいものです。
もしかすると、高級バッグを他人に見せびらかして、優越感を得たいだけかもしれません。
見せるためのモノを買わない
物欲を抑えるには、「人に見せるための消費」をやめる必要があります。
なぜなら、優越感や自己肯定感を満たすための買い物には、終わりがないからです。
高級な所有物によって自分の価値が高まると考えている限り、あなたにはお金がいくらあっても足りません。
そもそも、「所有物の価値」と「あなたの価値」はなんら関係ありません。
ミニマリストでもあなたはあなたですし、ブランドバッグを山ほど持っていてもあなたはあなたです。
「自分に自信を持ちたい」という欲求を満たすための、歪んだ物欲は捨てましょう。
無人島に住んでいてもそれを買うか
今度からモノを買う際には、以下のように考えてみてください。
「無人島で暮らしていてもコレを買うか」
答えがイエスであれば、それはあなたが心から欲しているモノだということです。
お金を出して買うだけの価値があるでしょう。
いっぽうで、もし答えがノーだった場合、それは「他人に見せびらかすための消費」であることを意味します。
その物欲に従っている限り、お金がいくらあっても足りません。
所有物の価値と自分の価値はなんら関係ないという事実を思い出せば、歪んだ物欲は消し去ることができます。
無人島生活において、高級ブランドバッグにはなんの価値もないはずです。
あなたが無人島に住んでいるとしても、10万円を支払って「高級ブランドバッグ」を手に入れたいと思いますか?
代わりに買うべきはコレ
自己肯定感を高めるためにモノを買っても、ただお金が減り、虚しい気持ちになるだけです。
自己肯定感や自分への自信を高めれば、無駄な出費を減らせるかもしれません。
本当に買うべきは、ブランド品やスニーカーではなく、「考え方を変えるための本」ではないでしょうか。
いわゆるスピリチュアル・精神世界というジャンルに分類される本です。
「あなたはそのままで大丈夫」だということを本書は教えてくれます。
自分に自信が持てれば、お金の使い方も変わってくるはずです。
スピリチュアルに胡散臭さを感じる方は、こちらの本を読んでみてください。
「スピリチュアルとはいったい何なのか」がわかりやすく書かれています。
「買い物依存症」の恐れ
ところで、あなたは買い物をするために借金やリボ払いなどを利用していますか?
「買い物をやめたい。モノを買うのをやめたい」というご自身の意に反して買い物をしてしまうとしたら、買い物依存症を疑うべきかもしれません。
買い物依存症というのは、お金を使う心地よさや高揚感から抜け出せなくなり、お金を浪費してしまう病気です。
思い当たる方はひとりで悩まず、心療内科や精神科(つまりプロ)に相談してみることをおすすめします。
もちろん、ただ物欲が強いだけなら「買い物依存症」ではありません。
見極めるポイントは、買い物をしたい衝動を自分でコントロールできているかどうか、です。
依存症について詳しく知りたい方はこちらの本を読んでみてください。
まとめ
物欲を抑えて弱くする方法についてお伝えしてきました。
多かれ少なかれ、誰にでも物欲はあります。
問題となるのは、
- 見せびらかしの消費
- 買い物依存症
この2つです。
見せびらかしの消費をやめるには、モノの価値と自分の価値は関係ないことを自覚したうえで、「無人島にいてもコレを買うか」と自問するのがおすすめです。
意に反して買い物をしてしまう場合には、買い物依存症に陥っている可能性があります。
依存症は認知行動療法などを用いて治療できますので、精神科医に相談してみてください。
以上、物欲を抑えて弱くする方法でした。
結論。自信をつければ過剰な物欲はなくなるはず。見せびらかしの消費をしなくなるから。あなたはあなたであって、所有物の価値とはいっさい関係ない。
高級ブランド品ばかり買ってしまうことにお悩みの方には、こちらの記事がおすすめです。
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