『ビジネス実践マンガ ランチェスター戦略 弱者が勝つ最後の方法』の要約と感想

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弱者がビジネスで勝つための方法論である「ランチェスター戦略」について、本書はマンガ形式で解説しています。

 

とっつきにくいマーケティング戦略であっても、イラストが豊富なマンガなら、抵抗なく読めるのではないでしょうか。

 

この記事では、福永雅文著『ビジネス実践マンガ ランチェスター戦略 弱者が勝つ最後の方法』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『ビジネス実践マンガ ランチェスター戦略 弱者が勝つ最後の方法』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

ランチェスター戦略をマンガで紹介。

ランチェスター戦略とは、一点突破のマーケティング戦術である。

小が大に勝つ「弱者逆転」を使命としている。

 

どこに経営資源を投資すべきか、なぜナンバーワンを目指すのか、量の重要性、正しい差別化など、読者がランチェスター戦略を理解し、実践できるよう導く。

 

以上がおもな内容です。

弱者が強者に勝つ「ランチェスター戦略」を学びたい方に本書はおすすめです。

 

マンガで理解しやすい

本書最大の特徴は、マンガであること、だといえます。

 

困っている経営者に「ランチェスター戦略を知り尽くしたプロ」がアドバイスし、難局突破へと導くストーリーが展開されていました。

 

ただ登場人物が会話をしているだけでなく、図やグラフなどが適所で示されるため、読者にとって理解しやすくなっています。

 

困っている経営者がどのように事業を軌道に乗せるのか、そのストーリーを追っているうちに読者はランチェスター戦略を理解できるという、お得な本だといえるでしょう。

ハンバーグのなかに大嫌いなピーマンが細かく刻んで混ぜられており、気づかず食べれた、みたいな。精神的負担にならない、ということ。

 

ランチェスター戦略について、世の中にはたくさんの本が存在しています。

「どれを読めば良いのかわからない」という方には、ランチェスター戦略の入門書として本書をおすすめします。

 

 

あなたは「弱者」なのか?

ところであなたは、ランチェスター戦略が定義する「弱者」に該当しているのでしょうか。

 

ランチェスター戦略は弱者のためのビジネス戦略です。 

ゆえに、弱者でなければこの戦略を学ぶ意味がありません。

 

ここでいう弱者とは、「その業界、その地域でトップシェア以外の企業すべて」です。

あなたの事業が、業界や地域でトップシェアを握っていないとしたら、あなたは弱者に該当しています。

 

つまり、ランチェスター戦略を使って逆転できる可能性がある、ということです。

  • 質を高めるより量を増やす
  • 圧倒的ナンバーワンを目指す
  • 一点集中を貫く

などが、ランチェスター戦略の要諦です。

興味のある方は、ぜひ本書を読んでみてください。

 

まとめ

マンガで説明しつつ、重要なポイントに関しては文章だけのページが用意されていました。

したがって、本書に載っている知識に不足はありません。 

 

たとえば、まずマンガで「差別化」のパートを読み、総括として「差別化」について文章で解説してある、といった具合です。

 

この構成で、圧倒的ナンバーワン、質より量、についてが解説してあるため、テンポよく読み進めることができました。

 

あなたは事業を手広く行っていませんか?

成長が見込める分野で勝負していませんか?

あるいは、同業他社にすぐマネされてしまう差別化を図っていませんか?

 

該当している方は、ぜひ本書からランチェスター戦略を学んでみてはいかがでしょう。

なぜなら上はすべて「弱者がすべきこと」ではないからです。

 

以上、福永雅文著『ビジネス実践マンガ ランチェスター戦略 弱者が勝つ最後の方法』の要約と感想でした。

結論。マンガでビジネス戦略が学べるお得な本。とっつきやすく、知識に不足はない。