市販されているほとんどのプロテインには「消泡剤」が添加されており、シェイカーに入れて振っても泡立ちにくくなっています。
なぜなら、消費者にとって泡立たないプロテインのほうが飲みやすいからです。
ただし世の中には、消泡剤をはじめとするさまざまな食品添加物を気にする人がいるため、彼/彼女らに向け、消泡剤が添加されていないプロテインも販売されています。
問題なのは、消泡剤が入っていないプロテインをシェイカーで振ると、液体がほとんど泡になってしまう点です。
つまり、消泡剤が無添加のプロテインは泡だらけで飲みにくい、ということです。
そこでこの記事では、
- シェイクしたら放置する
- シェイカーをほとんど振らない
など、「消泡剤が無添加のプロテインを飲むコツ2選」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
消泡剤が無添加のプロテインを飲むコツ2選
粉末のプロテインというのは本来、水など液体に溶かしてシェイカーで振ると、泡だらけになります。
ペットボトル入りのお茶を振ると泡立つようなもの。
しかしながら、泡立ったプロテインは飲みにくくて仕方がありません。
そこでたいていの製造メーカーは、プロテインに消泡剤を添加し、泡立たないようにしているのです。
振っても泡立たないプロテインのほうが飲みやすく、飲みやすいプロテインほどよく売れるからです。
いっぽうで、添加物を摂りたくないと考える健康志向の強いユーザーは、消泡剤無添加のプロテインにたどりつき、泡だらけのプロテインを飲むハメになります。
泡だらけのプロテインは、端的にいえば、気持ち悪い。飲むと気分が悪くなる。メレンゲを大量に食べたかのよう。
消泡剤ゼロのプロテインを美味しく飲むには、
- 振ってしばらく放置する
- ほとんどシェイクしない
これら2つの方法があります。
1. シェイクしたら10分ほど放置する
消泡剤が入っていないプロテインを液体に溶かしてシェイクすると、シェイカー内はほとんど泡になります。
ほぼ泡と化したプロテインなど、とても飲めたものではありません。
泡だらけのプロテインには、たくさんのメレンゲを食べているような、独特な気持ち悪さがあります。
大量の泡を摂取したせいで、胃の空気量が増えるせいかもしれません。
したがっておすすめは、シェイク後すぐ飲まず、10〜20分ほどプロテインを放置することです。
放っておけば、泡が破裂し、当初よりも泡のかさが減ります。
それでもプロテインの泡がすべてなくなることはありませんが、5〜7割ほど泡が減り、飲みやすさはグッと高まります。
時間が経つと泡風呂の泡が減るようなもの。そう、泡は減る。
「トレーニング後にすぐプロテインを飲みたい。泡が消えるまで10分も待っていられない」
そんな方もいることでしょう。
であれば、トレーニングを始める前にプロテインを準備しておくことです。
筋トレ前にプロテインをシェイクしておけば、トレーニングを終えた頃には、泡が減り、飲みやすくなった消泡剤無添加のプロテインを堪能できることでしょう。
2. 控えめにシェイクする
プロテインの泡立ちを抑える方法としては、控えめにシェイクする手もあります。
シャカシャカと激しく振ってしまうと、消泡剤が入っていないプロテインはあっという間に泡だらけになります。
したがって、研究者が試験管を揺らすような感覚で優しくシェイカーを動かし、プロテインと水を混ぜていきます。
控えめにシェイクするメリットは、プロテインが泡立たないこと、デメリットはプロテインに粉っぽさが残ることだといえるでしょう。
液体と粉末プロテインがしっかり混ざりきっていないので。
とはいえ世の中には、プロテインを水に溶かさず、粉末のまま摂取する猛者もいます。
「プロテインをダイレクトに摂取したほうが効きそうだから」というのがその理由です。
したがって、粉っぽさが残るプロテインを飲むくらい、(彼らにくらべれば)どうってことありません。
少なくとも、泡だらけのマズいプロテインを飲むよりは、粉っぽさが残るプロテインを飲むほうがマシです。
マシというのは、苦痛が少ない、ということです。
まとめ
消泡剤無添加のプロテインについてお伝えしてきました。
人工甘味料無添加のプロテインは、たいてい消泡剤も無添加となっています。
したがって、人工甘味料を避けた結果、図らずも「泡だらけのプロテインを飲むハメになってしまった方」も少なくないでしょう。
この記事は、そんな方々の苦痛を和らげるために存在します。
キツい思いをするのはトレーニングの最中だけでじゅうぶんだからです。
プロテインを飲む場面までキツい思いをすることはない。
消泡剤が含まれていないプロテインを飲むコツは、
- 振ったら放置する
- 控えめに振る
この2つです。
もちろん、いずれも面倒であれば、消泡剤が入っているプロテインに戻すのが良いでしょう。
プロテインの消泡剤(おまけに人工甘味料)を避けたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
以上、消泡剤が無添加のプロテインを飲むコツ2選でした。
結論。プロテインが泡を出してくるなら、こっちは知恵を出せば良い。知恵の勝ち。
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