プロテインのパッケージにある「スプーン山盛り2杯」といった表記に気持ち悪さを感じていませんか?
たとえば、
- わかりにくい
- 意味がわからない
- もっと正確に量りたい
- なぜすり切りじゃない?
- 規定量を飲めているか心配
- 粉末の量が毎回変わるから嫌
- 30食分が早く終わってしまう
こんな具合です。
「スプーンすり切り2杯」ならともかく、「スプーン山盛り2杯」は、人によって量がまちまちです。
目分量ゆえに、目安量をオーバーすることもあれば逆に不足することもあり、正確ではありません。
山盛りではおなじ量をコンスタントに飲めないため、終盤になって、プロテインが中途半端に余ったりします(袋に0.4杯分くらい残ったり)。
あるいは、30食分のプロテインが25杯目で終わったりします。
それもこれも、「付属のスプーン山盛り」などというアバウトな目安量のせいです。
だったら、もっと正確にプロテインを量りましょう。
デジタルスケールを使えば、毎回おなじ量のプロテインをきっちり飲めます。
この記事では、
- 山盛りはわかりにくい
- デジタルスケールの使い方
- デジタルスケールの入手方法
など、「スプーン山盛りに頼らないプロテインの量り方」をわかりやすく解説します。
几帳面で律儀な自分を満足させるため、ぜひ参考にしてみてください。
スプーン山盛りに頼らないプロテインの量り方
料理を作るとき、「大さじ1杯」といったらふつうは「すり切り1杯」を指します。
というのも、大さじ山盛り1杯では人によって量に差が生じてしまうからです。
がしかし、プロテインのなかには目安量を「付属のスプーン山盛り1杯」としている商品があります(すり切りの商品もある)。
これでは、正確なグラム数を量ることはできません。
さらにマニアックなところでは「スプーン小山盛り」とするプロテインも存在しますが、「ご飯ちょっと大盛りでお願い」みたいなもので、わからないよ、という話です。
一言で山盛りといっても、丘程度なのか富士山レベルなのかによって全然違います。
すり切りでないことに気持ち悪さを覚える方もいるでしょう。
だったら、デジタルスケール(電子はかり)を使って自分で量るまでです。
「いちいち量るなんてそれはそれで面倒くさい」
と思ったかもしれませんが、手間はかかりません。
いつも使っているプロテインシェイカーの下に「デジタルスケールを置くだけ」でOKです。
デジタルスケールで計量すれば解決
プロテインのパッケージには、「1回あたりスプーン山盛り2杯(約29g)」などと摂取量が記されています。
「山盛り2杯」のほうは参考にならないので、グラム数を目安にしましょう。
量り方は簡単です。
まず、水や牛乳を注いだシェイカーをデジタルスケールの上に置きます。
スケールの電源を入れると液晶パネルに「0g」と表示されます。
もし液体とシェイカーの合計重量が表示される場合には、スケールのリセットボタンを押して0gにしましょう。
あとは、プロテインの粉末を入れるだけです。
1回の摂取量が29gなら、スケールの目盛りが29gになるまでプロテインを投入すればOKです。
デジタルスケールを使えば、「山盛り2杯」などというアバウトな基準に従わなくて済みます。
結果として、
- 30食分のプロテインが25杯で終わる
- ラスト1杯分の残量がおかしい
- 規定量を飲めているか不安
といった煩わしさから解放されます。
「しょうが適量」と書かれた料理のレシピに「適量ってなんだよ……」とストレスを覚える几帳面な方は、スプーン山盛り仕様のプロテインにも納得できないはずなので、電子はかりで量ることをおすすめします。
ここまで読んで、
「アナログのはかりではダメなの?」
と疑問に思った方がいるかもしれません。
ダメではありませんが、より細かく正確に重さを量れるのはデジタルメーターです。
というのも、アナログのはかりは1目盛りが2〜5gずつであることがほとんどだからです。
1g単位できっちり量りたいなら、デジタルスケールを用いるのが良いでしょう。
自動車でたとえると、アナログの速度メーターよりもデジタルメーターのほうが1km/時レベルで細かくスピードを捉えられるようなものです。
デジタルスケールの入手方法
デジタルスケール(電子はかり)は特別なものではありません。
ホームセンターやスーパーに売っているほか、Amazonなどのネット通販サイトでも購入できます。
売れ筋商品の価格帯は1,000〜2,000円程度です。
もしいくつかの商品をくらべて検討したいなら、Amazonでチェックしてみてください。
商品の機能だけでなく、購入したユーザーのレビューも併せて確認できます。
Amazonでは、タニタのデジタルスケールが売れています。
高評価を獲得しておりレビュー数も多い(つまり評価が信用できる)ため、迷ったらこちらの製品を買っておけば間違いないでしょう。
デジタルスケールが自宅にあれば、たとえば「400gのヨーグルトを100gずつ食べたい」ようなシーンでも活用できます。
おおよその目分量で4等分するのではなく、きっちり100gを量って食べられます。
このように「プロテインを飲む場面」以外でも役に立つため、デジタルスケールを持っておいて損はありません。
それとも、規定量通りなのかオーバーまたは不足しているのかわからない「スプーン山盛り」に今後も頼りつづけますか?
30日分のプロテインを早めに飲み切ってしまったり、中途半端な量が残ってしまったりする気持ちの悪さを解消したくありませんか?
まとめ
「プロテイン自体は気に入っているのに、スプーン山盛りの仕様だけがちょっと……」
そんな不満を抱えているなら、デジタルスケールで量って解決しましょう。
Amazonの商品レビューに「山盛りはわかりにくいから、すり切りにしてほしい」と意見を書き、メーカーに改善を求めるのは、現実的な策とはいえません。
というのも、メーカーにもそれなりの考えがあるはずだからです。
- すり切りにするか
- 山盛りにするか
この2択をあみだくじで決めたわけではないでしょう。
もしかしたら、スプーン山盛りの「(足りないと嫌だから)規定量より多めに飲んでしまう」特性を企業はあえて狙っているのかもしれません。
そのほうがプロテインの消費量が増え、売上アップにつながるからです。
つまり、30食分のプロテインを25回で飲み切るようなユーザーに期待している可能性がある、ということです。
"陰謀論"はともかく、きっちり量らないと気が済まない几帳面な方は、デジタルスケールでプロテインを計量するのがおすすめです。
- シェイカーに水/牛乳を入れる
- デジタルスケールの上に置く
- 電源を入れる(0gと表示)
- 目安量のプロテインを投入
ご覧の手順で、毎回「ぴったり30g」のプロテインを飲みましょう。
取り除けるストレス(山盛りの不正確さ)は、取り除くに限ります。
以上、スプーン山盛りに頼らないプロテインの量り方でした。
【結論】山盛りは不正確で、毎回きっちり30gや28gの規定量を掬うのは不可能。だから最後に帳尻が合わなくなる。気づかず余分に飲んでいたらプロテイン代も嵩む。解決するにはデジタルメーターで量ること。律儀な自分を満足させよう。
ネット通販サイトAmazonでは、BOMATAのデジタルスケールも人気です。
- 0.1g単位で量りたい
- ホワイトが好きじゃない
そんな方には、こちらの商品がおすすめです。
Amazonでは、体を鍛えているユーザーに森永製菓inバー プロテイン ベイクドビターが売れています。
小腹が空いたときにおやつ感覚でタンパク質を摂取できるのが利点です。
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