2021年に登場したGR86(2代目)は、FRレイアウトのスポーツカーです。
雑誌やネット上では、
- 車両感覚が掴みやすい
- コーナリング性能が高い
- エンジンサウンドが心地良い
- 後部座席があるのはありがたい
- 300万円台で買えるなんてお買い得
などと評価されていますが、実際のところ、GR86に「短所や欠点」はないのでしょうか。
もしかすると、月々のローン返済やガソリン代など、「GR86を所有するためのコスト」に嫌気が差すかもしれません。
あるいは、挑発してくる後続車ドライバーにイライラしてストレスが溜まるかもしれません。
いざ納車されてから「やっぱり手放したい……」と後悔しないよう、あらかじめGR86の"現実"を知っておきましょう。
この記事では、
- GR86を買うのに年収はいくら必要?
- スポーツカーに接近するドライバーの心理
- オートマを選んだら後悔する?
など、「GR86の購入を後悔するリスク」をわかりやすく解説します。
ぜひクルマ選びの参考にしてみてください。
なお、以下の内容はすべて、兄弟車であるスバルBRZ(見た目が違うだけで中身はおなじ)にも当てはまります。
GR86の購入を後悔するリスク5選
GR86を買って後悔するシチュエーションは、つぎのとおりです。
- 車両価格の高さに後悔
- 維持費の高さに後悔
- AT/MTの選択に後悔
- 後続車に挑発されて後悔
- 実用性の低さに後悔
後悔を避けるためには、「自分に合っているクルマかどうか」を見極めるのが大切だといえるでしょう。
たとえば、ファミリーカーを探しているユーザーにGR86は適していませんし、ガソリン代を抑えたい節約思考のユーザーにも向いていません。
ちょうど、ダイエット中の人間が「ピザとコーラのセット」に喜べないようなものです。
では、あなたのニーズにGR86が適合しているかどうか、以下で詳しく見ていきましょう。
クルマ選びの失敗を避けるために重要なのは、事前の情報収集です。
1. 車両価格の高さに後悔
GR86の車両価格は300万円台に設定されています。
これはちょうど、ローンの返済額を月々5万円とした場合(年間60万円)に、およそ5年間で返せる金額です。
「月5万円くらいだったら問題ない」
と思うかもしれませんが、一般に車両価格の目安は「年収の半分まで」とされています。
つまりGR86の場合は、年収600〜700万円程度の稼ぎがあれば安心して買える、ということです。
もしあなたが年収200〜300万円台だとしたら、月々のローン返済を負担に感じて後悔するかもしれません。
事実、世の中には、GR86を買った20代男性(年収300万円・会社員)が1年も経たないうちに車両を手放したケースがあります。
というのも、途中で支払いが苦しくなったから(ほかの趣味にお金を回せず苦痛に感じたから)です。
「趣味はクルマだけ。ほかにはお金を使わないから大丈夫」
と考えている方がいるかもしれません。
がしかし、
- 物価が上昇して給料が目減りする
- ボーナスがカット/減額される
- 怪我や病気で働けなくなる
- 会社が倒産する
- 独立資金を貯めたくなる
- モノより経験にお金を使いたくなる
など、この先どんな変化やアクシデントが起こるかわかりません。
上のような出来事が生じるリスクが、そのまま「ローン返済が負担になって購入を後悔するリスク」だといえるでしょう。
ちなみに「車両価格は年収の半分以下」というのは、あくまでも目安です。
たとえば実家暮らしで家賃や生活費がほとんどかからない状態にあるなら、年収が300万円だとしても、300〜400万円のGR86を購入できます。
もちろんあなたの年収が1,000万円を超えていたり、現金一括で買えるだけの蓄えがあったりするなら、そもそもGR86の車両価格(ローン返済)を気にする必要はありません。
GR86の購入を後悔するリスク、1つ目は「車両価格の高さ」です。
背伸びして新車を買って後悔するくらいなら、中古車にしておくか、コペンやスイフトスポーツなどの安価なスポーティカーを選ぶのが良いでしょう。
2. 維持費の高さに後悔
ローンの返済にくわえて、月々のガソリン代や、年に数回のオイル交換費用にうんざりするかもしれません。
まず、GR86の指定燃料はもっとも高価なハイオク(無鉛プレミアムガソリン)です。
みんなは安価なレギュラーガソリンや軽油を給油しているのに、自分だけハイオクを入れている……この「不公平さや損してる感じ」が後悔につながる恐れがあります。
たとえるなら、ほかよりも電気代がかかる冷蔵庫を買ってしまい「買い替えたい……」と後悔するようなものです。
なお、GR86にレギュラーガソリンを入れて走らせることもできますが、エンジンのパフォーマンスが落ちるためおすすめしません。
GR86を買ったなら、ガソリン代の高さが気になるとしても、指定されたハイオクを給油しましょう。
ちなみに、GR86のカタログ燃費(WLTCモード)は12.0km/Lです。
ほかのエンジンにくらべて水平対向エンジンは「燃費が悪い」ため、この数値は仕方ありません。
実燃費は10.0km前後だと考えて良いでしょう。
GR86に乗るなら、
- 燃費の悪さ
- ハイオクの高さ
この"ダブルパンチ"を覚悟しておく必要があります。
燃料代を気にしてドライブや旅行を我慢するハメになれば、「せっかくスポーツカーを買った意味がない……」と後悔するかもしれません。
くわえて、GR86はオイル交換にかかる費用も割高です。
なぜなら、スポーツ選手が質の高い食事を求めるように、スポーツカーであるGR86は、質の高いエンジンオイルを必要とするからです。
目安として、1回のオイル交換(フィルター交換ナシ)に1万円ほどかかるとお考えください。
- 年間走行距離2万km
- 5,000kmごとにオイル交換
ご覧の条件で乗るとしたら、オイル交換だけで年間4万円かかる計算になります(さらにフィルター費用もプラス)。
なお、コンパクトカーのオイル交換費用は1回あたり4,000〜5,000円程度です。
GR86のソレは割高だといって良いでしょう。
GR86の購入を後悔するリスク、2つ目は「維持費の高さ」です。
スポーツカーを初めて所有する方は、ガソリン代やオイル交換費用の高さにご注意ください(お金を払って「運転する楽しさ」を買うイメージ)。
ちなみに、GR86の排気量は2,387ccなので、自動車税は年額4万3,500円です。
軽自動車の1万800円、コンパクトカーの3万500円にくらべたら、自動車税も割高です。
春がやってくるたびに憂鬱な気分になるかもしれません。
3. AT/MTの選択に後悔
ところで、トランスミッションはAT/MTどちらにするか決まっていますか?
「スポーツカーなんだからMT一択でしょ」
と考えている方は、シフトチェンジが面倒になるリスクや、ロングドライブで疲れたのに誰も運転を代わってくれずストレスが溜まるリスクにご注意ください。
世間には「スポーツカーでATを選ぶヤツはダサい」とする声もありますが、他人の意見を気にする必要はありません。
- ダサいと思われたくない
- カッコいいと思われたい
- MT操作を恋人や友人に見せつけたい
といった"邪な動機"でマニュアルを選ぶと後悔する恐れがあります。
マニュアル車を所有した経験がない方は、レンタカーでマニュアル車を借りて1〜2日ほどあちこち走り回ってみてください(GR86以外の車両でも可)。
そうすれば、マニュアルを選んでも大丈夫そうかどうかを判断できるはずです。
なお、10分程度の試乗では「駐車の難しさや坂道発進のストレス、右折時にエンストしかける恐怖」などMTのもろもろを体感できません。
短時間の試乗ではなく、1日〜2日ほどレンタカーを借りてMTを試すことをおすすめします。
GR86のATはよく出来ていますし、パドルシフトも標準装備されているため、MTにこだわる必要はないかもしれません。
事実、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーはATのみの設定となっています。
それにたいして、ATを買ったら買ったで「ATは退屈でつまらない。やっぱりMTで乗りたい」と気が変わる恐れもあります。
ちなみにGR86の価格設定は、MTにたいしてATが16万3,000円高となっており、ATのほうが高額ですが、リセールバリューが高いのはMT車のほうです。
GR86を手放す際、「これがマニュアルだったらもっと高い値段をつけれたんですけどねぇ」とスタッフに足元を見られたら、ATを選んだことを後悔するかもしれません。
GR86の購入を後悔するリスク、3つ目は「AT/MTの選択」です。
最終的にどちらを選ぶにせよ、購入前にかならず「ATのGR86」と「MTのGR86」に乗り比べておくことをおすすめします(10〜15分の試乗でも構わないので)。
あなたの運転免許が「AT限定」だとしたら、GR86を購入する前に限定解除を検討してみるのも悪くないはずです。
マニュアルの楽しさを知らずにオートマを選ぶのは、まるでクーポンがあることを知らずにハンバーガーを買うようなもので、"もったいない(損をしている)"かもしれません。
4. 後続車に挑発されて後悔
ところであなたは、後続車の距離が気になるタイプですか?
近いと感じたらイライラするタイプですか?
答えが「イエス」であれば、スポーツカーの所有に向いていないかもしれません。
というのも、(GR86含め)スポーツカーに乗っていると、後続車のドライバーにしばしば"挑発"されるからです。
早い話が、スポーツカーは後ろのクルマに接近されやすい、ということです。
たとえば、
「スポーツカーのくせに遅いな。おまえはGR86に乗って良い気になってるかもしれないが、運転技術は俺のほうが上だ。おまえがどんなにスピードを上げたって、ノーブレーキでカーブを曲がったって、俺はこのSUV/セダンでついてってやるぜ。調子に乗るなよ」
といわんばかりに接近してくるドライバーに何度も遭遇していたら、だんだん辟易してくるかもしれません。
のみならず、上のような敵意がないであろう、軽自動車のおばちゃんドライバーにもしばしば接近されます。
スポーツカーは全高が低く、前方の見通しが良いからでしょう(トラックと車間を空けて走るのと逆)。
後続車に接近されたときには、
- 羨ましいんだね
- 嫉妬してるんだね
- カッコいいから近くで見たいんだね
と受け流せる「大人の余裕」がほしいところです。
すぐカッとなってしまう短気な性格だとしたら、GR86の運転は、日頃のストレス解消どころかストレスフルな苦痛となるかもしれません。
事実、世の中には「すぐ後続車に煽られるから腹が立つ」といってスポーツカーを手放した男性がいます。
距離が近い後続車にイライラしやすい方は、
- SUVやミニバンなどのデカい車
- BMWやメルセデスなどの高級車
スポーツカーではなく、ご覧の車に乗ったほうが快適かもしれません。
GR86の購入を後悔するリスク、4つ目は「やたら接近してくる後続車のストレス」です。
バックミラーで後続車の距離をチラチラ確認するクセがあるなら、GR86の運転はイライラの連続かもしれません。
5. 実用性の低さに後悔
GR86は「走り」を優先したスポーツカーなので、室内空間や積載性といった「実用性」は割り切って設計されています。
この割り切りに不便さを感じるかもしれません。
たとえば、GR86は2+2の4人乗りですが、後部座席はほぼ"荷物置き場"です。
したがって、後ろの席に人を乗せる機会が多いとしたらGR86は適していません。
頭上や足元スペースの狭さにくわえて、2ドアゆえに乗り降りするのが面倒だからです(前席の背もたれを倒して前にスライドさせる必要がある)。
それから、GR86の荷室には大きな荷物が載せられません。
たとえば家具量販店で買ったテーブルや椅子、棚などを載せることができず、送料を払って自宅まで配送してもらう……そんな"ムダな出費"が嵩む恐れがあります。
「運転の楽しさは譲れないけど、それなりに実用性もほしい……」
そんな方は、スズキ・スイフトスポーツやルノー・メガーヌあたりも検討してみてください。
くわえて、もしあなたが積雪の多い地域に住んでいるとしたら、GR86のフロントバンパーが"雪かき"と化す危険があります。
ガリガリと音を立てて雪や氷にぶつかり、小傷だらけになったGR86のバンパーを見て、「なぜスバルのフォレスターにしておかなかったのか……」と後悔するかもしれません。
大金を稼ぐためには娯楽をあきらめる必要があるように、スポーティな走りを味わうためには、もろもろの実用性を犠牲にしなければなりません。
そうした「不便さ」を受け入れるだけの覚悟があるでしょうか。
事実、GR86を買えるだけの予算があるにも関わらず、たいていの人がハリアーやRAV4やアルファードを選ぶのは、GR86(スポーツカー)が不便だからです。
GR86の購入を後悔するリスク、5つ目は「実用性の低さ」です。
セカンドカーとして買う、もしくは配偶者や家族のクルマも使える環境にあるなら、走りに特化したGR86を買っても困りはしないでしょう。
まとめ
GR86の購入を後悔するリスクは以下のとおりです。
- 車両価格の高さに後悔
- 維持費の高さに後悔
- AT/MTの選択に後悔
- 後続車に挑発されて後悔
- 実用性の低さに後悔
これはGR86の良し悪しの問題ではなく、恋愛のように、私たちとクルマの相性の問題です。
では結局のところ、どんな人物がGR86の購入に適していて、どんな人物が適していないのでしょうか。
GR86を買って満足できる可能性が高い人物の特徴はつぎのとおりです。
- 年収が700万円を超えている
- 現金一括で買える貯金がある
- 収入は多くないが固定支出が少ない
- ガソリン代や燃費は気にならない
- AT/MTそれぞれの長所・短所を知っている
- 後続車が近くても何とも思わない
- 実用性は求めていない(人も荷物も載せない)
ご覧の要素に当てはまるほど、後悔するリスクは低いと考えて良いでしょう。
それにたいして、GR86を買って後悔するリスクが高い人物の特徴はつぎのとおりです。
- 年収が200〜300万円台
- 貯金は無いに等しい
- 家賃や住宅ローンなど固定支出が多い
- ガソリン代や燃費が気になる
- MT車の所有経験ナシでMTを選ぶ
- MT車に試乗せずATを選ぶ
- 車間距離が近い後続車にイライラする
- 実用性もほしい(人や荷物を載せる)
- 積雪が多い地域に住んでいる
上の要素に多く当てはまるとしたら、GR86の購入は考え直したほうが良いかもしれません。
なぜなら、あなたとGR86の相性は"イマイチ"かもしれないからです。
数百円の日用品ならともかく、400万円近い買い物で後悔しないよう、「GR86の欠点や短所を受け入れられそうかどうか」をよく考えてみてください。
そもそも「思っていたほど楽しくない」や「想像していたよりも遅い」とガッカリする可能性があるため、まだGR86を運転したことがないなら、ディーラーで試乗してみましょう。
話はそれから、です。
なお、トヨタのWebサイトから「近所のディーラーにある試乗車情報」が検索できます。
GR86が置いてあるかどうか、あるとしたらトランスミッションはATかMTか、どのグレードか、などをスマートフォンで確認してみてください。
試乗車に納得できたら、そのままネット上で試乗予約を入れるのがおすすめです。
予約しておけば当日はスムーズに対応してもらえることでしょう(歯医者や美容院とおなじ)。
クルマの下取り・売却で損をしないためのポイント
クルマの下取りや売却で損をしないために大切なのは、一社ではなく、複数の買取業者に査定してもらうことです。
実際、私がコペンローブを売却した際には、業者によって査定額に31万円の差がありました。
想定を超える査定額が出たら、
- グレードを上げる
- 高価なオプションを付ける
など、つぎのクルマ選びで贅沢ができるかもしれません。
査定=売却確定ではないので、気軽に愛車の価値をチェックしてみてはいかがでしょう。
一括査定:電話ラッシュを避けるには?
クルマを1万円でも高く売るなら一括査定がおすすめです。
たとえるなら、複数の企業から内定をもらい、条件が良いところに就職を決めるようなものだとお考えください。
比較して選べることに価値があります(安く買い叩かれずに済む)。
「一括査定はたくさん電話がかかってくるのでは?」
と不安な方がいるかもしれません。
たしかに一括査定に営業電話はつきものですが、イカプラは違います。
複数の買取店とのやり取りをイカプラが行うため、われわれは最高額を出した一社とだけ連絡を取ればOKです。
一括査定にありがりな"電話ラッシュ"とは無縁です。
- 煩わしい電話対応ナシ
- 比較して最高額で売却
ぜひ一括査定のいいとこ取りをしてみてください。
イカプラの無料一括査定はこちらです。

カーネクスト:現車確認ナシ
なかには、
「一括査定ではなく、気になる買取業社の査定額だけが知りたい」
という方がいるかもしれません。
カーネクストなら、来店不要、電話1本で契約まで行えます。
店舗へクルマを持ち込む必要はなく、実車査定のスタッフが自宅までやってくることもありません(本当に電話だけで完結する。申告と大きな相違がなければ減額ナシ)。
査定コストをカットして買取額に上乗せする、それがカーネクストの特徴です。
売却に手間や時間をかけたくない方におすすめです。
ちなみにカーネクストは、
- 10年以上前の車
- 走行距離が10万kmを超えた車
こうしたクルマも歓迎しています。
事故車や廃車にも強いカーネクストへの査定依頼はこちらです。

ガリバー:最短35秒カンタン入力
ガリバー無料査定の特徴は、
- 車種
- 年式
- 走行距離
など、カンタンな情報を入力するだけで買取金額の概算を知れる点にあります。
今後ほかの買取業社に査定してもらう際、「ガリバーの提示金額はこれですが……」と交渉材料に使うこともできます(手ぶらで挑むより交渉しやすい)。
愛車の買取相場を押さえておきたい方におすすめです。
ガリバーの査定額に興味がある方はこちらです。

- 一括査定のイカプラ
- 手軽に売却できるカーネクスト
- カンタン入力のガリバー
ぜひご自身に合ったサービスを選んでみてください。
迷ったら一括査定を選んでおけば間違いありません。
以上、GR86の購入を後悔するリスクでした。
【結論】ローンの返済が家計を圧迫して後悔。ガソリン代やオイル交換費用の高さに後悔。AT/MTの選択を誤って後悔。接近してくる後続車にストレスを感じて後悔。使い勝手の悪さに後悔。これらのリスクに注意。GR86を買ってからオープンカーの気持ち良さに目覚めて後悔しないよう、念の為マツダ・ロードスターにも試乗しておきたい。
ネット通販サイトAmazonでは、GR86を検討するユーザーにムック本『トヨタ GR86/スバル SUBARU BRZのすべて』が売れています。
紙媒体が売り切れている場合、Kindle版(電子書籍)もご購入いただけます。
GR86の後部座席について、当サイトにはこんな記事があります。
オートマのGR86に関して、当サイトにはこんな記事があります。
GR86のナビやオーディオの追加費用について、当サイトにはこんな記事があります。
GR86(MT)の坂道発進に関して、当サイトにはこんな記事があります。