この記事では、映画を2日間に分けて観ることの素晴らしさについて書きます。
すこしでも共感しただけたら嬉しいです。
映画の分割鑑賞とは?
最初から最後までをぶっ通しで観るのではなく、意図的にブレイクタイムをはさむ方法を分割鑑賞と呼びます。
呼びます、というのは「一般的に」という意味ではありません。「個人的に」という意味です。
もうちょっと具体的に説明します。
自宅で映画を観る場合、1度ですべて観てしまわないようにしています。
たとえば午前中に1時間だけ観て、午後に残りの1時間を観たり。夜に1時間だけ観て、翌朝に続きの1時間を観たり。
これが分割鑑賞です。
分割鑑賞のメリット
私はこうした鑑賞の仕方が好きです。
まとまった時間が取れないから分けて観ている訳ではなく、時間があっても積極的に分けていきます。
分割することで得られるメリットがあるからです。
メリット1. 楽しい時間が増える
まず、分割鑑賞をするとワクワクする時間が伸びます。
もし映画を2時間ぶっ通しで観たとしましょう。楽しいのは2時間だけです。
では1時間だけ先に観て続きは保留にしておいた場合はどうでしょうか?
こちらは、保留にしている間もずっと楽しい気分でいられます。
「もしかしてあのヒロインは4股してるんじゃないか?」とか、「ミートパイ早食い競争に負けてしまうかもしれない」だとか、じっくり考えられる。映画の世界に長く浸っていられる。だから楽しい。
メリット2. 目覚めスッキリ
なかでも2日間にわたる分割鑑賞が好きです。なぜなら最高の気分で目覚められるからです。
たいてい、休日の朝ってダラダラしてしまいがちですよね。休みだからもうすこしだけ寝てよう、とかいってすぐ二度寝しちゃいます。
でも分割鑑賞のさなかにあれば、そうはなりません。
目覚めた瞬間に頭がシャキーン!です。脳みそフル稼働です。
「ヤバいよ〜!悪の組織に捕まっちゃったけど、主人公どうなるんだろう。ミートパイ早食い競争に無事出場できるのかな?あれは無理だろうな〜」などと続きが気になり、早く観たい!となり、なんやかんやでサッと起きれます。
このように、分割鑑賞は時間の有効活用にも貢献します。ひいては充実した休日に寄与するのです。
なんてステキなんでしょう。どんどん分けたくなっちゃいますね。
メリット3. 映画の内容を覚えていられる
分割鑑賞のメリットはまだまだあります。
どうせ映画を観るんだったら、いつまでも内容を覚えていたいものですよね。観たはずなのに「どんな内容だったっけ?」となってしまっては、時間を無駄にした気分。
それ、分割鑑賞におまかせください。
前半を観た脳は、「覚えていないと後半が理解できなくなるぞ。つまりこれは重要な記憶だ。ぜったいに忘れるな」と指示します。だから覚えていられます。
一気に観た場合はどうでしょう?
「この記憶って重要なのかな?主人公がミートパイを平らげて、泣いて抱き合って……。要らんな、これ。ぜったい要らんわ」となります。
たいていの映画は生きていくうえで必要のない情報ですから、要らんカテゴリーに入ってしまうのです。
それを防げる唯一の方法がそう、分割鑑賞です。死角がどこにもありません。
映画館に行くお金がない?大丈夫。私たちには分割鑑賞法があるッ!
これまでの常識では、映画館で観る映画こそが頂点でした。「映画は映画館に限るっしょ」と。
そんな思考停止した自称映画好き人間に対抗すべく登場したのが、この分割鑑賞法です。
分割鑑賞法は、これまでの自宅映画鑑賞のイメージを挽回します。
- 迫力ゼロ
- 音響ショボい
- 集中できん
- どうせ家デートの口実
- シンプルにセコい
このように、これまで散々言われてきました。がしかし、我々はついに最強の武器を手にしたのです。
分割鑑賞法という名の……名の……なにかしらをッ!
さぁ、今こそ立ち上がるときです。自宅派のみなさん!
ジャンジャン分割していきましょう。1本の映画を2日、3日、いや4週間かけて観ましょう。
毎日ワクワクして過ごしましょう!めっちゃ早起きしましょう!50年先まで覚えていましょう!
自宅映画こそナンバーワンだと証明するのです!さぁ盛りあがってきました!
私はこれから延滞料金を払いにいってきます!では失礼!