- 日記って毎日書いたほうがいいの?
- 週末にまとめて日記を書いている
という人に向けてこの記事を書きました。
どんなに忙しくても面倒くさくても、日記は毎日書きましょう。というより毎日書かないと意味がありません。
数日分をどかっとまとめて書くくらいなら、むしろ書かないほうがいい。その理由をご説明します。
日記を毎日書かないとどうなる?
日記は毎日書きましょう。
「週末にまとめて書くようにしている」という人は要注意です。
毎日書かないと日記は嘘になる
毎日書かないと日記はフィクションになります。どういうことか。
たとえば初デートを想像してみてください。
- デート前夜に日記を書く
- デート後に前日分の日記を書く
これではまったくちがった内容、文面になりますよね。
前夜に書いていれば、「緊張するー!」や「盛り上がらなかったらどうしよう!何話そう!」という内容になるでしょう。不安が伝わってきます。
いっぽうで、デート終了後に前日分の日記を書いた場合はどうでしょう。
「明日はデートだ。ドキドキする」などと書きつつも、心のなかでは(ま、失敗に終わるんだけど)などとなってしまいます。これってリアルな感情じゃありませんよね。
あなたは小説家じゃないんですから、フィクションを書いても仕方ありません。その瞬間その瞬間のリアルな感情を吐き出すためにも、日記は毎日書くべきです。
毎日書かないと日記が嫌になる
毎日書いていないと日記は億劫になります。まとめて書くとなれば量も多いですし。
夏休みの宿題といっしょですね。毎日コツコツやればどうってことない。でも最終日に一気にやろうとするからしんどい、と。
日記は続けることに意味があります。継続するためにもコツコツやりましょう。
日記を毎日書くと何がいいの?
ここからは日記を毎日書くメリットをご紹介していきます。
毎日書けば日記は時短になる
とつぜんですが、あなたは3日前の夕食をすぐに思い出せますか?
ちょっと難しいかもしれません。私はさっぱりです。
では、今夜の夕飯はどうでしょう。これなら楽勝でしょうか?
私はちゃんと覚えてます。ピザでした。
なにが言いたいのかというと、その日に書けば「うーん。なんだったっけなぁ」と悩む時間を削減できるということです。今日はあれとあれ!などとすぐにトピックが浮かびます。
が、週末にまとめて書くとなると、「月曜日ってなにしてたっけなぁ……」からスタートしなければなりません。
脳トレしてるんですか?ってなっちゃいます。
最小限の時間で濃い日記が書きたいのなら「毎日」が基本です。
毎日書けば入眠の儀式になる
日記って寝る前に書きますよね?
そうすると「日記を書く」という行為はいつしか入眠の儀式になります。
入眠の儀式とは、「寝る時間になりましたよー」と脳に信号を送るための行動です。たとえば次のようなものが代表的です。
- お香を焚く
- ホットミルクを飲む
- ヒーリングミュージックを流す
はい、どれも面倒くさいです。
お香は火を扱うから気をつけなくちゃいけませんし、ミルクはレンジでチンしていると爆発しがち。
ヒーリングミュージックにいたっては途中で飽きる。それに効果があるんだかどうだかよくわかりません。面倒くさいだけでなく胡散くさい。で、長続きしません。
でも日記はちがいます。
書くことで得られるものがたくさんあります。歯磨きといっしょなんです。
だからホットミルクよりも強い意思で続けられる。入眠の儀式にもいろいろありますが、私は日記をおすすめします。
毎日書けば頭が空っぽになる
日記はゴミ箱だと考えています。
嬉しかったこと、悲しかったこと、ムカついたことなどたくさんの感情・記憶が脳内をグルグルしている。そんな状態でベッドに入ったとしても、「あー。あれは失敗だったなぁ」などと考えてしまい眠れません。
じゃあどうすればいいのか。日記を書けばいいんです。
「ジェットコースター最高だった!」とか「写真の顔めっちゃ酷かったなぁ」とか「後ろの客がうるさすぎて最悪だった」とか、日記にぜんぶ吐き出しちゃう。そうすれば頭は空っぽ。スッキリして布団に入れます。
週末にまとめて書いた場合、このメリットは享受できません。もったいないとは思いませんか?
毎晩ゴミ箱に感情を捨てましょう。あとはもう気分よく寝るだけです。
まとめ
日記を数日分まとめて書いた瞬間、それは日記ではなくフィクションになってしまう。
おまけに「なぁーんだったっけなぁー。なぁーにをしたんだっけなぁー?」が増えて時間がもったいない。
日記を毎日書けばリアルで偽りのない感情を残しておける。脳みそをデトックスして気分良く布団に入れる。
結論、毎日書く日記が最強です。
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