- ライブに行く際の持ち物を知りたい
- コンサートの爆音が心配
そんなあなたに「耳栓」をオススメする記事です。
アーティストのライブやコンサートに参加するなら耳栓を持参しましょう。でないと、大音量に耳をやられてしまいます。
そして私のように、"一生消えない耳鳴り"に悩まされることになってしまうかもしれません。
<実体験>ライブ後の違和感
10代の頃、某ロックバンドのライブに参加しました。
ライブハウスで爆音にさらされること2時間。興奮状態にあった私は、両耳がダメージを受けていることなど気づきもしませんでした。
耳が聞こえにくい気がする
異変に気づいたのは、ライブが終わった直後でした。
なんだか耳が聞こえにくかったんです。耳のなかに膜が張っている感じというか。
大げさにいえば「耳栓をつけて会話している」ようなイメージです。
これまでに味わったことのない違和感を覚えました。
しかしライブに参加したのもこれが初めてだったので、「まぁそういうものなんだろう」くらいに捉えてあまり気にしませんでした。
耳鳴りがしている
耳の閉塞感とともに耳鳴りもしていました。
耳鳴りは会話を邪魔にするほど大きなボリュームで響いています。
心配になって友人に聞いてみたところ、「俺も耳鳴りしてるよ」と返ってきたので、いったんは安心しました。
ところが、30分ほど経って彼は「耳鳴りが治った」というんです。
私の耳鳴りはいっこうに止む気配がありません。ボリュームもそのままです。
「これってヤバいんじゃ……」だんだん不安になってきました。
病院に行った
翌朝に病院へ行きました。
事情を説明したり、聴力検査をしたりして出た診断は音響外傷という聞き慣れないものでした。
音響外傷
音響外傷は、大きな音によって内耳の蝸牛が障害を受けて起こります。
聴力の低下や耳鳴りがおもな症状です。
私の場合は「コンサートの爆音」が原因となってしまいました。
耳鳴りだけでなく、聴力が落ちていたため、飲み薬による治療を行うことに。
先生からは「早く来てくれて良かったよ。音響外傷はすぐに治療しないと回復が難しいからね」と言われたのを覚えています。
放置せずにすぐ受診した(臆病で心配性の)自分を褒めてあげたい気分です。
(いや、その前に、耳栓を持たずにライブへ行った自分を説教したい)
失敗に学ぶ:ライブに耳栓は必須
あれから10年近く経ちましたが、いまでも耳鳴りは消えていません。
大きくなることも小さくなることもなく、ずっとおなじボリュームで鳴りつづけています。たぶん一生消えないでしょう。
医者曰く「耳は消耗品」なのだそう。
以来、ライブに行く際には耳栓を持参していますし、音楽やテレビのボリュームも上げすぎないように注意しています。
イヤホンは(あの一件から)耳が痛くなってしまうので、使っていません。
心配な人はライブやコンサートに耳栓を持って行くことをオススメします。
迫力や臨場感が落ちるのは否めませんが、「一生消えない耳鳴り」にくらべたらマシだと思います(あの日の自分に届けこの情報)。
花火大会にも耳栓
ライブだけでなく花火大会でも耳栓は活躍します。
遠くから眺めるぶんには必要ありませんが、打ち上げ場所の近くまで行く場合には、耳栓を使用するのがベターです。音が凄いので。
ただし、耳栓のせいで恋人といっさい会話ができなくなる、という致命的な欠点はありますけどね。
耳は消耗品であるという認識が大事!ライブやコンサート、花火大会には耳栓を突っこんでGO!
私の友人のように体質的に平気な人もいますが、過信は禁物です。
ほら、備えあれば憂いなしとか、耳栓あれば耳鳴りなしとかいいますし。
以上、ライブに耳鳴りは必須、でした。