20気圧防水の腕時計を着けたまま風呂に入ってみた

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ネット上ではよく「防水機能がついていても、腕時計をしたままお風呂に入るのはNG」という意見を目にします。

 

その理由は、

  • ガラス内に水蒸気が入ってしまう
  • 湯で防水パッキンが劣化する
  • 湯の温度で時計が壊れる
  • シャワーの水圧に耐えられない

などなど。

調べてみると「本当かよ」とつっこみたくなるような情報がわんさか出てきました。

 

しかし、そんなことをいったら防水腕時計の意味がありません

SUVを買ったらオフロードを走りたくなるのとおなじで、防水腕時計を買ったら着けたまま風呂に入ってみたくなるのが男という生き物です。

 

なので入りました。

この記事では「防水機能があっても腕時計を着けたままの入浴はダメ」の真相に迫ります。

 

 

防水機能付き腕時計なら風呂でも平気?

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とあるホテルに泊まったときのこと。そのホテルの大浴場には時計がありませんでした。

つねに時間を把握していたい私としては、時計を見れないのはどうも気持ちが悪い。

 

そこで脱衣所に戻り、G-SHOCKを着けて大浴場へ

「防水機能を過信するな」という意見があるのは知っていたため、いくらタフなG-SHOCKといえど半信半疑でしたね。

 

G-SHOCKには20BARの記載

G-SHOCKのバンド部分には20BARとの記載があります。

これは20気圧防水を意味していて、理論上は、時計を着けたまま水泳や素潜りをしてもへっちゃらな数値です。

 

ちなみに3気圧防水で洗顔や雨に耐えられるといったところ。

5気圧防水なら水仕事もできるレベル。比較してみると20BARはなかなかですよね。

 

湯船に沈めてみた

風呂は温度が高いからよくない、という意見が多くあります。

プールや海とちがって熱があるため、パッキンが劣化するとか、湯気がガラス内に入るだとか。

 

知らんがなと思い、とりあえず沈めてみました。

何も問題ありませんでした。

 

ガラスの内側に湿気が入って曇るようなことはなく。

 

防水腕時計といえど風呂はNGという意見は、「SUVといえどオフロードはやめておけ。石でタイヤがパンクすることがあるらしい」に近いですね。

そういうこともあるっちゃありますが、基本的には起こりません。ビビり過ぎです。

 

 

シャワーも浴びてみた

シャワーの水圧に耐えられないという声もありましたが、知らんがなと思い、実際にG-SHOCKを着けたまま浴びてみました。

何も問題ありませんでした。

 

2日連続で着けたまま入浴

このホテルには2泊したので、2日続けて腕時計を着けたまま入浴しました。

もしかすると1日目はたまたま運が良かっただけかもしれません。

今度は水蒸気が入ったり、文字盤に水滴がついたりして……。

 

水蒸気が入ったり、文字盤に水滴がついたりしていませんでした。

 

結論:腕時計をしたまま風呂に入っても大丈夫

防水のレベルにもよりますが、少なくとも20BARのG-SHOCKであれば問題ありませんでした。

買ってから3年近く経っており、新品とはいえない状態です。それでもバッチリ防水してくれましたね。

 

金具が錆びることもなければ、変色したり、時刻が狂ったりすることもなく。

むしろ汚れが落ちて綺麗になったような気がします

 

素っ裸に腕時計はヘン

ただし、全裸の状態に腕時計だけ着けているスタイルはなかなか滑稽です。

 

周囲からは「どんだけ時間知りたいのよ」って思われますし、「あの人もしかして外し忘れてる?」とも思われますし、「変態かよ」とも思われます。

いろいろ思われてしまうわけですが、時間を知れる便利さには代えられません。

 

補足

手首洗うときすんごい邪魔だった

 

なにはともあれ、せっかく防水機能付きの腕時計を買ったなら、一度くらいは性能を発揮させてみましょう。

リスクとリターンはまったく見合っていませんが、それでもまぁ、なんか楽しいのでおすすめです。

 

 

後日時計店のスタッフに尋ねたところ、やはり腕時計をつけたままお風呂に入るのはよくないとのことでした。

防水の役割を果たすゴムパッキンが温度で劣化してしまうんだとか……。 

 

いや、

G-SHOCKにはそんな常識通用しない!

(自己責任でお願いします)