うつぶせ寝がいいと聞いたけど、どうも違和感があって馴染めない……。
この記事では「うつぶせ寝に慣れるまでの期間」について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
うつぶせ寝に慣れるまでの目安は3ヶ月
うつぶせで寝は、いびきや睡眠時無呼吸症候群の予防になるとされています。
(詳細はこちらの記事をどうぞ)
でも、「試してみたけどなんだか違和感があった」なんて感じている方も多いのではないでしょうか?
体勢がしっくりこなかったり、枕の使い方がイマイチわからなかったり……。
ずっとあおむけ寝を続けていたなら、うつぶせ寝に慣れるまでの目安は3ヶ月です。
3ヶ月もつづけていると、やがて体がうつぶせ寝に慣れ、「あおむけだと違和感がある」という状態にまでなります。
うつぶせ寝にはさまざまなメリットがあるので、ぜひ初日で「ダメだこりゃ」と断念せず、辛抱強く続けてみることをおすすめします。
ちなみに、うつぶせ寝では顔を横向きにしてください。
枕に埋めたら……当然ながら苦しくなってしまうので。
起きたらあおむけになっている?
「うつぶせで寝ても朝起きるとあおむけになっている」という人もいますよね。
それで大丈夫です。
寝てから起きるまでずっとうつぶせでいることは不可能なので、そんな状態を目指す必要はありません。
最初こそうつぶせで寝ている時間が短いものですが、体が慣れるにしたがって、徐々にうつぶせで寝ている時間が長くなってきます。
ただし睡眠中は寝返りを打つため、終始うつぶせでいることは(ベッドに体を縛りつけない限り)不可能です。
起床時にあおむけだからといって「ダメだこりゃ」と断念しないでください。
「うつぶせで寝よう」という心がけが大切です。
うつぶせ寝を実践するあなたへ
うつぶせ寝を実践するにあたって、いくつかあおむけ寝とは異なる点があるのでご紹介します。
うつぶせ寝は苦しい?
先述したとおり、うつぶせ寝では顔を横に向けて寝るのがふつうです。
枕やマットレスに顔を埋めて寝たら、それは苦しいのも当然ですよね。呼吸ができませんから。
うつぶせで寝る際には、左右好きなほうへ顔を向けるようにしてください。
このとき「首の筋肉が張る感じがある」場合は、しばらく続けていると筋肉が柔らかくなり、うつぶせ寝の体勢をラクにとれるようになります。
まずは3ヶ月を目標に続けてみるのがおすすめです。
枕カバーはこまめに洗うべき
うつぶせ寝では枕へじかに顔をつけることになります。
そうすると皮脂やよだれがついて枕カバーが汚れやすいので、こまめに洗濯をするのがいいでしょう。
汚れて雑菌が繁殖した枕カバーに顔をつけて寝てしまうと、ニキビなど肌荒れの原因になる可能性があります。
ただし寝具を清潔に保ってさえいれば、うつぶせ寝のせいで肌が荒れるようなことはありません。
もしうつぶせ寝をして肌が汚くなってしまった経験があれば、それは寝具が汚れていたせいかもしれません。
清潔な枕カバーで再トライしてみませんか?
抱き枕があると便利
うつぶせ寝をする際にあると便利なのが抱き枕です。
抱き枕が体とマットレスとの隙間を埋めてくれるので、ラクな体勢がとりやすくなりますよ。
しっくりくる体勢が見つけられずに悩んでいる人は、ぜひうつぶせ寝に抱き枕を活用してみてください。
ちなみに抱き枕には「精神的に落ち着かせてくれる」効果もあるので、いっそうあなたの快眠をサポートしてくれることでしょう。
この抱き枕はカバーを洗濯できて清潔に保てるのでおすすめですよ。
以上、あおむけ寝に慣れるまでの期間についてでした。まずは3ヶ月です!