いびきに悩んでいるとしたら、うつぶせ寝で解決できるかもしれません。
この記事では「うつぶせ寝のメリット」をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
うつぶせ寝のメリット3選
寝るときの姿勢はあおむけ、うつぶせのどちらですか?
ほとんどの方が「あおむけ」ではないでしょうか?
ときどき「横向き」で寝る人もいますが、うつぶせ派は滅多にいません。
ですが、うつぶせ寝にはメリットがあるのです。
1. いびき予防になる
うつぶせで寝るといびきの予防になります。
そもそも睡眠中にいびきをかいてしまうのは、舌根沈下が起こるからなんです。
舌根沈下というのは読んで字のごとく、舌が重力によって咽頭に落ちてしまうことをいいます。
舌で塞がれているところを息が無理やり通るときに発生するのがいびきですね。
うつぶせで寝れば舌根沈下を避けられる
うつぶせで寝れば、重力で舌が咽頭に落ちるようなことはありません。
したがって気道がふさがらず、いびきも発生しないというわけです。
いびきは他人に迷惑をかけますし、あまりにひどい場合には離婚の原因になることだってあるんです。
「いびきがうるさい」と指摘されて悩んでいる人は、ぜひうつぶせで寝てみてはいかがでしょうか。
お金も道具も必要ありません。今夜からすぐにできます。
2. 睡眠時無呼吸症候群を予防できる
うつぶせ寝は睡眠時無呼吸症候群の予防にもなります。
睡眠時無呼吸が起こるのも、いびきとおなじ舌根沈下が原因です。
うつぶせ寝では舌根が咽頭に落ちる心配がないので、いびきも防げますし、どうじに睡眠時無呼吸も防げます。
睡眠時無呼吸で睡眠の質が落ちる
睡眠時無呼吸は眠りの質を低下させてしまう厄介なものです。
できれば避けたいところですね。
ところが、たいていの人は自身が睡眠時無呼吸に陥っている自覚がありません。
よって、もし他人からいびきについて指摘されたことのある人は、念のためうつぶせ寝を実践してみるのがいいかもしれません。
※睡眠中に無呼吸といびきを繰りかえすのが、睡眠時無呼吸症候群です。
他人から見ると「死んでしまうのでは?」と不安になりますが、無呼吸のまま死ぬようなことはありません。
ただし本人の睡眠はかなり質が落ちます。
なんにせよ、睡眠時無呼吸症候群を放っておくべきではないといえます。
3. 睡眠時の血行が良くなる
あおむけ寝よりもうつぶせ寝のほうが睡眠中の血行が良くなるとされています。
その理由は「背骨の前の太い血管」にあります。
人間は背骨の前(腹側)に太い血管が通っています。
あおむけに寝ると、重力で内臓が沈みこみ、この太い血管を圧迫してしまうんですね(太い血管が背骨と臓器に挟まれるため)。
よって血行が悪くなってしまう、と。
血行不良は睡眠時の疲労回復を妨げてしまうので避けたいところです。
うつぶせ寝なら血管を圧迫しない
うつぶせで寝れば内臓が先述の血管を圧迫することはありません。
血行を良くして睡眠の質を上げるにはうつぶせ寝がおすすめです。
まとめ
脊椎動物にとって自然なのは四つん這いの姿勢です。
人類も2足歩行を始める前までは(長きにわたって)四つん這いの姿勢で活動をしていたため、人体の構造にはその名残があるとされています。
よって寝姿にしても、あおむけより、四つん這いに似たうつぶせのほうが理にかなっていることになるわけですね。
- いびき予防
- 睡眠時無呼吸症候群予防
- 睡眠中の血行促進
以上がうつぶせ寝のおもなメリットです。1つだけでなく3つもあります。
さっそく今夜から試してみてはいかがでしょうか?
自分の快眠のためにも、家族の快眠のためにも。
以上、うつぶせ寝のメリットでした。
ちなみに、あおむけ寝がいいとする医学的根拠はありません。
「あおむけで寝るもの」というのはただの思い込みかも。
ぜひうつぶせの寝姿勢に変えてみては?
抱き枕があるとうつぶせ寝を快適にサポートしてくれますよ。おすすめです。