「仕事の9割は〜」なビジネス書が多すぎて、9割の人が混乱している。

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仕事の9割は〜だ!」みたいなビジネス書って多いですよね。

おそらくあなたも書店やネットなど、どこかで一度は目にしたことがあるかと思います。

 

仕事の9割は右脳で決まるとか、仕事の9割は段取りで決まるとか。

本当にたくさん存在します。

結局なにで決まるの?っていう。

 

そこでこの記事では、仕事の9割は〜というビジネス書を一通りまとめてみました

仕事のコツが知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

仕事の9割は結局なにで決まるのか?

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「仕事の9割は〜」という本があまりに多く、このまま放置しておくとビジネスパーソンに混乱をきたします。

ですので、いったん整理してみました。

 

仕事の9割は段取りで決まる

仕事の9割は「段取り」で決まる!

仕事の9割は「段取り」で決まる!

 

こちらの本では、「段取りで9割が決まる」のだと主張しています。

段取りとは順序や手順のことですね。なにから手をつけて、 どんなやり方で進めるか。

 

仕事の9割は段取りによって決まるといいます。

では、段取りが完璧だったら仕事も完璧にこなせるのでしょうか?

 

いや、スケジュールも大事
仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる! (アスカビジネス)

仕事は「段取りとスケジュール」で9割決まる! (アスカビジネス)

 

いや、段取りだけでは足りない。きちんとしたスケジュールが仕事を左右するのだ。

そんなプラスアルファの要素を持ち出してきたのが本書です。

 

著者である飯田氏の主張が正しいとすれば、先ほどの『仕事の9割は「段取り」で決まる!』は誤りだったことになります。

段取りだけでは不十分で、じつはスケジュールも必要なのだそう。

 

ただ、この手の本は行動を1つだけ掲げているのが普通なんですよね。

 

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ですので、「段取りとスケジュール」などと2つの武器を持って現れるのは、この界隈において反則ともとれる危険なプレーです。

本書はフェアではありません。

 

仕事の9割は右脳で決まる

仕事の9割は「右脳」で決まる! (知的生きかた文庫)

仕事の9割は「右脳」で決まる! (知的生きかた文庫)

 

段取りでもスケジュールでもない武器を持ち出してきたのが本書です。 

ただ、「右脳で決まる!」といわれてもいまいちピンときません。

 

なぜなら、段取りやスケジュールとちがい、右脳は行動を指していないから。

漠然としています。具体的になにをすれば良いのかが見えてきません。

 

仕事の9割は数学的思考で決まる 

仕事の9割は数学思考でうまくいく

仕事の9割は数学思考でうまくいく

 

こんどは数学的思考の登場です。

数字で考えるのが大事なんですね。

どうやら段取りやスケジュールはたいした問題ではなかった模様。

 

「数字」で考えるコツをつかめば、仕事の9割はうまくいく

「数字」で考えるコツをつかめば、仕事の9割はうまくいく

 

こちらにも数学説を唱える人物がいます。

数学で決まる説は有力なのかもしれません。

 

 

仕事の9割は根回しで決まる

根回し……。

なんだか怪しいニオイがしてきました。 

政治家向けの仕事術でしょうか。

 

仕事の9割はアポで決まる

仕事の9割は「アポ」で決まる! (青春文庫)

仕事の9割は「アポ」で決まる! (青春文庫)

 

じつはこちら、営業だけに特化した内容です。

 

タイトルが紛らわしいですね。

これだとすべての仕事においてアポが大事だと取れるので、ビジネスパーソンに不親切です。

少なくとも経理にアポは必要ありません。

 

仕事の9割は依頼術で決まる

仕事の9割は「依頼術」で決まる (双葉新書)

仕事の9割は「依頼術」で決まる (双葉新書)

 

ここから他力本願になっていきます。 

自分でやらず、他人に仕事をやらせるわけです。

 

ターゲットは部下
部下に9割任せる!

部下に9割任せる!

 

誰に仕事を任せるのかというと、部下です。 

部下に業務を押しつけること。これが最強の仕事術です。

 

仕事の9割は断っていい

仕事の9割は断っていい!: すごい成果が出したいなら

仕事の9割は断っていい!: すごい成果が出したいなら

 

さらに朗報です。仕事の9割は断っていいというんですね。 

 

仕事が100あるとすると、そのうち90は「やらん」と拒否していいのだそう。

さらにさらに、残った10の仕事のうち、9は部下に任せてしまいましょう。

 

自分がやるべき仕事は、これで当初の1%になる計算です。

なるほど、だんだんゴールが見えてきました。

 

部下の機嫌を取る

部下を「お客さま」だと思えば9割の仕事はうまくいく

部下を「お客さま」だと思えば9割の仕事はうまくいく

 

仕事の9割を押しつけるわけですから、部下の機嫌をとるのは大事です。

不満を抱いて辞められては困ります。

 

そうした意味で、部下をお客様に見立てて丁寧に接するのはマストですね。

 

仕事の9割は月曜日に終わらせる

仕事の9割は月曜日に終わらせる!

仕事の9割は月曜日に終わらせる!

 

で、ゴールがここです。

仕事の9割を断って、残った仕事のうち9割を部下に任せる。

自分は当初の1%をやるだけでいい。

月曜日にぜんぶの仕事が終わるのも頷けます。

 

結論

仕事は人間関係が9割

仕事は人間関係が9割

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これが答えです。 

 

仕事を押しつけても反発しない部下

月曜日にすべて仕事を終えて、火曜日以降は出社しなくても咎めない上司

そう、仕事は人間関係が9割なのです。

 

……というのは理論上の話。

実際はそんな働き方できませんよね。無理です。

 

仕事の9割を部下に放り投げて、自分は月曜日しか働かない。

こんな勤務態度であれば、たぶん会社をクビになります

 

仕事の9割は忍耐で決まる

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というわけで、私がたどりついた答えは『仕事の9割は忍耐』です。

 

どんなに数学的思考に長けていても、右脳が発達していても、完璧なスケジュールを立てても、根回しをしても、仕事は減りませんし、ラクにもなりません。

みっちり8時間拘束されます。それが会社員です。

 

フリーランスであれば、上記のような本が参考になるかもしれません。

が、一般的な会社員にはほとんど意味がない。結局、忍耐です。

なにがあっても耐えるしかないのです。

 

というわけで、「仕事の9割は〜」というビジネス書をすべて整理してみたら、「頑張れ!」という結論にいたりました。

お気に召したでしょうか?

 

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以上、「仕事の9割は〜」なビジネス書が多すぎて混乱する、でした。