あなたの部屋は、人を呼んでも恥ずかしくないくらい片づいていますか?
この記事では、DaiGo著『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』の要約と感想
まずは本書の要約から。
片づけをすれば時間、お金、体力を最大化でき、人生を思い通りに操れる。
モノを探す時間や管理する時間を減らし、自分がやりたいことをするべき。
捨てられないモノを捨てるための方法、モノが増えない習慣などを紹介。
以上がおもな内容です。
片づけについて網羅的に紹介されています。
いかにもDaiGoの書いた本、といった感じでした。
DaiGoは実践している?
本書は「片づけ本のまとめ」です。
(読書家である)著者が読み漁った片づけ本の内容をまとめて、1冊の本にしたのでしょう。
そう感じたのは、著者自身のエピソードが少なかったからです。
ゆえに説得力に欠けていました。
本書は片づけテクニックや思考法の紹介に終始しています。
- 1つ買ったら2つ捨てよう
- 毎日なにか1つを人にあげよう
- 持つ数量を限定しよう
など、ああすればいい、こうすればいいと言うわりに、自身の体験談がない。
「ああすればいいらしい。こうすればいいらしい」ってなもんです。
伝聞というか、受け売りというか。
片づけについて網羅的に知りたいなら、本書で問題ありません。
ただし、感化されて片づけたくなるかといえば、ノーです。
問題は「片づけたい」と思えないこと
片づけ本の意義は、読者が「モノを整理しよう」と考え、行動することだと思っています。
ですが、本書を読んでも片づける気にはなれません。
なぜならミニマリストが書いた本ではなく、片づけ上手な人の意見をまとめた本だから。
ポリシーや信念がないんですね。
著者はこちらを参考にしたほうがいいいでしょう。
まるで、まとめサイトを読んでいるような気分でした。
いわば「まとめサイト」
本書はまるで、まとめサイトです。
いえ、GaiGoの著書は9割がまとめサイトのようです。
集中力についての「まとめ」は役に立ちました。
ただ、片づけについての「まとめ」はイマイチでした。
どんな部屋に住むか、どんなモノを持つか、なにを捨てるかというのは、ライフスタイルです。
感化されて、納得しないと変えません。
たとえば「1つ買ったら2つ捨てよう」なんていわれても、「嫌だよ」っていう。
確かにそうすればモノは増ない。
ただ、そこに著者の思いやエピソードがない。
だから「マネしよう」という気になれない。
そんな感じです。
まとめ
片づけについては、以下の本が役に立ちます。
片づけ本は、ミニマリストや整理収納アドバイザーによるものが良いのかもしれません。
でないと、理屈だけ仕入れることになります。
感情が伴わず、部屋は散らかったまま。
これでは読んだ意味がありません。
以上、DaiGo著『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』の要約と感想でした。
図解版もあるみたいです。