チョコレート好きのあなたに朗報です。
もうチョコを食べながら罪悪感を覚える必要はありません。
この記事では、椎名一紀著『チョコで血圧が下がった』を読んだ感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『チョコで血圧が下がった』の感想
『チョコで血圧が下がった』は、端的にいえば、チョコの健康効果を絶賛している本です。
チョコ好きにはたまりません。
チョコレートの摂取を肯定してもらえるので、気分よくチョコを食べれるようになります。
私は本書を読んでから、ますますチョコの消費量が増えました。
どんな内容なのか?
著者は「嗜好品外来」を開設した医師です。
嗜好品外来というのは、「おいしいものを食べて生活習慣病を予防しよう」という(まるでウソみたいな)外来なのだそう。
嗜好品外来では、
- ナッツ
- 青魚
- 緑茶
- 赤ワイン
などをおすすめしているといいます。
なかでも主役はチョコレートです。
チョコレートは美味しく、効果が多く、害がないからとのこと。
そんなわけで本書では具体的なデータを用いて、チョコが健康に与える効果について説明してあります。
それから、高血圧に関する基礎知識についても書かれていました。
- チョコの健康効果
- 高血圧とはなにか
本書のメインはこのあたりですね。
チョコを食べたら血圧が下がった
タイトルのとおり、チョコを食べて血圧が下がった事例が紹介されています。
チョコレートが効果を発揮するのは、高カカオポリフェノールのおかげなのだそう。
ポリフェノールに血圧を下げる作用があるということです。
ですので、甘いチョコレート菓子ではなく、なるべくカカオ含有量の高い商品を選ぶのが良さそうですね(カカオ80%とか)。
ただ甘いだけのチョコは、たぶん不健康なので。
チョコは脳にも影響を及ぼす
チョコが影響を与えるのは血圧だけではありません。
脳にも作用します。
チョコはBDNFというタンパク質を増やし、認知症の予防に役立つと書かれていました。
うつ病にも関係している?
このBDNFはうつ病とも関係があるとされています。
うつ病患者は血中のBDNF濃度が低いんですね。
BDNFを増やし、脳を活性化させるためには、
- 運動
- 日光浴
- チョコレート
などが良いのだそう。
もちろん、「チョコを食べればうつが改善する」というほど単純な話ではないでしょうが、 BDNFというワードは覚えておいても良いのかもしれません。
なお、砂糖とうつの関係を指摘する声もあります。
もしチョコレートを食べるとしたら、なるべく砂糖が少ないもの(カカオ含有量が高いもの) を選ぶのが良いでしょう。
まとめ
著者は全面的にチョコレートを肯定しています。
チョコ好きの私にとって都合の良い情報ばかりなので、読んでいてハッピーな気分になりました。
あなたもチョコレートが好きですか?
もしチョコが好きだとしたら、読んだほうが良いですよ。
罪悪感が消え失せ、ポジティブな気持ちでチョコを頬張れるようになることを保証します。
私が好きなチョコレート2選
私が好きなのは、明治の「チョコレート効果カカオ86%」です。
カカオ72%ではやや物足りなく感じますし、カカオ95%は苦すぎてもはや薬。
86%が絶妙なバランスだと思います。
そしてときどき森永の「チョコボール(ピーナッツ)」を食べる。
これで決まりです。
(ただしチョコボールにカカオポリフェノールを期待するべきではない)
ひとまず、チョコにたいする罪悪感を、本書を読んで吹き飛ばしましょう。
以上、椎名一紀著『チョコで血圧が下がった』を読んだ感想でした。
- チョコ好きの方
- 高血圧の方
ぜひ読んでみてください。
www.shortshortshort.jpアーモンドチョコも最高ですよね。