20年経っても腐らない?『本当は怖い!こんな「長持ち食品」』の要約と感想

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自炊していますか?

していなくても、本書を読めば自分で調理がしたくなります。

 

この記事では、南清貴著『本当は怖い!こんな「長持ち食品」』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『本当は怖い!こんな「長持ち食品」』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

腐らない、しおれない、変質しない食品にはワケがある。

食品が長持ちするのは、食品添加物が入っているから。

 

添加物は人体に悪影響を及ぼす

体に悪いものを避け、安心な食べ物を選びとる方法を紹介。

 

以上がおもな内容です。

 

食事はもっとも効率の良い投資

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あなたは食事に気を遣っていますか?

 

著者は食事を「もっとも効率の良い投資」だといいます。

なぜなら、リスクの少ない食品を買うかどうかは金額的に小さな差だけれど、健康面では数年後に大きな差となるから。

 

不摂生をしたからといって、今日明日にどうこうなりはしませんよね。

ですが、そのツケは数年後に病気や不調という形でやってきます

 

体調を崩してから病院へ行って治療を受けたり、サプリメントを飲んだりしても手遅れです。

だったら日頃の食事に気をつけるのが、健康へのベストな投資である。

 

そうした考えに基づき、著者は「長持ち食品」を避けるよう警告しています。

 

 

「長持ち食品」はなぜ長持ちする?

スーパーに売っている食料品が長持ちする理由。

それは、添加物が入っているからです。

 

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微生物の働きを抑え(あるいは微生物を殺し)、食品の腐敗を防いでいるんですね。

しかし体内に入った添加物は、腸内細菌にまでダメージを与えてしまう

 

「腸にいいこと」だけをやりなさい!

「腸にいいこと」だけをやりなさい!

  • 作者:藤田 紘一郎
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2015/10/30
  • メディア: Kindle版
 

腸は健康の要です。 

腸内細菌のバランスが乱れると、体のあちこちに不具合が生じます(症状となって現れるのは数年後かもしれませんが)。

 

ヨーグルトを食べて乳酸菌を取り込んでも、添加物で殺していては意味がありませんよね。

 

食品添加物の影響は腸内細菌だけにとどまりません。

発がん性が認められているものも存在します。

 

食品添加物は誰のため?

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ここで重要なのは、食品添加物が「販売側」の都合で使われているということです。

 

商品を多く売って利益を上げるために、1日でも長くスーパーに置いておきたい。

だから長持ちさせる必要がある、というわけ。

 

消費者にとっても、食品が腐らずに長持ちするのはありがたい。

傷みやすい魚のすり身を使っている練り物も、腐りやすい生卵を使っているマヨネーズも長持ちしますね。

 

ただ、便利さと引き換えに健康を(気づかないうちに)損なっているとしたらどうでしょう?

食品が長持ちすることは、本当にありがたいのでしょうか。 

 

本書が扱う食料品

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著者は以下の食品について取り上げ、どんな食品添加物が入っていて、なぜ体に悪いのかを説明しています。

  • 肉加工品
  • 魚肉ねり製品
  • 輸入果物・野菜
  • ごはん・おにぎり
  • パン・サンドイッチ
  • ソース・ルウ
  • 調味料
  • 冷凍食品
  • 飲み物
  • お菓子

安さを求めると、食品添加物たっぷりの加工食品に行き着くといいます。

お金を節約する代わりに命を削っている

そういっても過言ではありません。

 

だったら多少のお金はケチらず、体に良い食品を選びたいものです。

 

まとめ

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食べ物は腐るのが当たり前

著者が発している一番のメッセージがこれです。

 

「腐る」ことを念頭に置くと、スーパーの食品を見て「なぜこんなに長持ちするのか」と疑問を覚えるようになるはず。

つまり、本書によって意識が変わるわけです。

その変化が、未来の健康を左右するかもしれませんね。

 

本書で示されている添加物の危険性は、検証や実験に基づいたものです。

ただし、一部で著者の推測ともいえる記述があります(個々の添加物は安全でも体内で混ざると分からないよ?など)。

 

食べ物も、情報も、賢く選び取っていきましょう。

某ハンバーガーチェーンのハンバーガーには、20年以上経っても腐らないという噂(写真付き)がありますね。本当なら恐ろしいことです。

 

以上、南清貴著『本当は怖い!こんな「長持ち食品」』の要約と感想でした。

読めば加工品に頼らず、自炊したくなること必至です。