『筋肉の栄養学 強いからだを作る食事術』の要約と感想

あなたが筋トレをしているなら、栄養に関する知識は必須です。

なぜならどれだけキツいトレーニングをしたところで、栄養が足りていなければ筋肉は大きくならないからです。

 

トレーニングをし、プロテインを飲むだけで満足していませんか?

 

この記事では、川端理香著『筋肉の栄養学 強いからだを作る食事術』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『筋肉の栄養学 強いからだを作る食事術』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

筋トレを無駄にしないためには、食事と栄養に関する知識が欠かせない。 

なぜなら筋肉は、私たちが食べたもので作られているからだ。

 

タンパク質、食物繊維、ビタミン、油など、筋トレの効果を実感するための食事術について解説する。

 

以上がおもな内容です。

筋肉を鍛え、たくましい体を手に入れたいすべての方に本書はおすすめです。

 

サラダチキンを食べても筋肉はつかない

筋肉といえばタンパク質、このように考えている人が少なくありません。

 

ですが、「筋トレ後にサラダチキンを食べても筋肉はつかない」と著者はいいます。

というのも、筋肉がタンパク質だけでできているわけではないからです。

 

たとえばあなたは食物繊維を意識して摂っていますか?

タンパク質を多く摂るなら、食物繊維は欠かせません

食物繊維が足していないと、腸内環境が悪化する恐れがあるからです。

 

腸内環境が乱れていては、いくら上質なタンパク質を摂ったところで無駄になってしまうことでしょう。

 

たとえるなら、穴が空いている財布にお金を入れているようなものです。

財布に穴が空いていたら、まずは穴を塞ぐか、財布を買い替えるはずです。

 

腸内環境についてもおなじです。

摂った栄養をじゅうぶん吸収するためには、腸内細菌叢のバランスを整え、腸内環境を良くしておかなければなりません。

腸について気にしていなかった方は、本書を読むことをおすすめします。 

筋トレをムダにしている可能性があるからです。 

 

 

アミノ酸スコアについて

あなたはアミノ酸スコアとは何なのかを説明できますか?

 

アミノ酸スコアとは、タンパク質の「質」を示す指標です。

アミノ酸スコアが100に近いほど、そのタンパク質は「質が高い」といえます。

9種類の必須アミノ酸含有比率を表している。

 

このアミノ酸スコアを意識していると、ふだんの食事からもじゅうぶんなタンパク質を摂取できるようになるでしょう。

 

たとえば、お米にもタンパク質は含まれています。

ただ、お米は必須アミノ酸のうちリジンの含有量が少なく、アミノ酸スコアを下げる要因になっていると著者は指摘します。

 

そこで著者は「納豆」をおすすめしていました。

なぜなら、コメに足りていないリジンを納豆は多く含んでいるからです。

 

つまり、米と納豆をいっしょに食べれば、米のタンパク質をムダなく筋肉作りに使えるようになる、ということです。

 

筋トレをした後には、ぜひ納豆かけご飯を食べたいものです。

 

まとめ

筋トレに欠かせない食事と栄養について学ぶことができる本でした。 

 

筋トレといえばプロテインを連想しがちですが、プロテインはあくまでも補助食品に過ぎません。

ふだんの食事でじゅうぶんな栄養を摂れているなら、あえてプロテインを飲む必要はないわけです。

本書にはプロテインに関する記述なし。 

 

むしろ、「プロテインさえ飲んでいれば筋肉はデカくなる」と慢心している方こそ、本書を読むべきでしょう。

というのも、筋肥大はそれほど単純なものではないからです。

 

食事や栄養について知っておかなければ、トレーニングに費やした時間や労力、プロテインに費やしたお金などすべてが無駄になってしまう恐れがあります。

 

本書には、筋肉を大きくするための具体的なメニューが載っています。

ぜひレシピを参考にし、正しい食事をとってみてはいかがでしょうか。

 

高額なサプリメントや栄養食品、プロテインに頼らなくとも、筋肉を大きくすることはできるのです。

 

筋肉の栄養学 強いからだを作る食事術 (朝日新書)
 

以上、川端理香著『筋肉の栄養学 強いからだを作る食事術』の要約と感想でした。

結論。筋肉を大きくするには食と栄養に関する知識が欠かせない。プロテインだけ飲んで満足している人が読むべき一冊。