ラーメンを食べすぎるとハゲる。
そんな情報をキャッチし、不安になっていませんか?
そもそも食べ物は、禿げや薄毛に影響を与えるのでしょうか?
この記事では、
- ラーメンを食べすぎるとハゲるか
- ハゲの99%は遺伝が原因だという説
など、「ラーメンの食べ過ぎでハゲるは嘘なのか」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
ラーメンの食べ過ぎでハゲるは嘘?
ラーメン好きはハゲる。
巷にはそんな情報が流れています。
なぜラーメンが薄毛の原因になるかといえば、
- 多すぎる塩分
- 多すぎる脂質
- 多すぎる糖分
などが根拠として挙げられています。
これが事実だとすれば、ラーメンだけが悪者ではありませんよね。
塩分、脂質、糖分を多く含む食べ物は、すべてハゲの原因となるはずです。
たとえばカレーパンとか。
悪者は塩分・脂質・糖分の3つ?
つまり悪いのはラーメンではなく、塩分と脂質と糖分。
だとすれば、ラーメンを控えるだけでは不十分で、これらの過剰摂取に気を付けなければいけないといえます。
ラーメンを我慢する代わりに、ソースをたっぷりかけたコロッケをバクバク食べていたら意味がありません。
でもほんとうに、塩分、脂質、糖分の過剰摂取がハゲを引き起こすのでしょうか?
ハゲの99%は先天的な遺伝説
世の中には「ハゲの予防は難しい」と考える専門家がいます。
なぜなら、ハゲの99%は先天的な遺伝が原因だと考えられるから。
- 運動
- 食べ物
- 睡眠時間
- 使っているシャンプー
などは関係なく、遺伝によって将来ハゲるかどうかが決まってしまうというわけです。
ラーメン好きにとっては朗報ですね。
薄毛が遺伝によって決まるのだとしたら、ハゲ予防のためにラーメンを我慢しても意味がありません。
ハゲる遺伝子を持っている人は、ラーメンを食べても食べなくてもハゲる。
ハゲる遺伝子を持っていない人は、ラーメンを食べても食べなくてもハゲない。
こういうことになります。
「ラーメンを我慢すればハゲ予防になる」というのは思い込みで、気休めに過ぎないのかもしれません。
江戸時代の人は頭皮が皮脂だらけだった
江戸時代の人は、月に1回ほどしか髪を洗っていなかったといいます。
彼らの頭皮は皮脂だらけだったはずです。
が、江戸時代にハゲが多かったかといえば、そんなことはありませんでした。
ここから「頭皮の皮脂が増えても髪が抜けることはない」といえます。
『髪は増える!』という本のなかにも、「頭皮の毛穴が皮脂で詰まることはない」と書かれていました。
なぜなら、頭皮の毛穴は大きいからです。
だから頭皮にはニキビができない。
ラーメンや皮脂はハゲにとって些末な要素でしかない。
最重要なのは遺伝子。
だとしたら、私たちにできることは一つしかありません。
「ハゲる遺伝子を持っていませんように」と祈るのみです。
AGAの確実な治療法は薬
AGAという言葉を見聞きしたことがありますか?
AGAは、日本語に訳すと「男性型脱毛症」です。
成人男性に見られる髪が薄くなる状態(ハゲ)のことを指します。
で、このAGAが、先述のとおり遺伝子の影響を大きく受けると考えられているんですね。
ラーメンが好きかどうかは関係ありません。
ハゲる遺伝子を持っているかどうかがすべてです。
AGAになってしまった場合には、ラーメンを控えるのではなく、薬で治療していきます。
薬には、テストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)へ変化するのを防ぐ効果があります。
DHTというのは抜け毛を増やす恐怖のホルモン。
薬によって、抜け毛の原因を取り除くわけですね。
まとめ
ハゲとラーメンの関係について書いてきました。
ラーメン好きでも髪がフサフサな人はいます。
有名な某ラーメン王とか。
じゃあ、ラーメン好きの彼らがどうしてハゲていないのでしょう。
それは、ハゲる遺伝子を持っていないからです。
だとすれば、食べ物によって「薄毛を避けよう」と考えるのは、意味がないといえそうです。
たとえるなら、火事を消そうと必死に水鉄砲を発射しているようなもの。
滑稽でしかありません。
好きなものを食べ、ハゲてきたら専門医に相談する。
それがベストな対処法だといえます。
運は天に任せて、ラーメンをすすりましょう。
以上、ラーメンの食べ過ぎでハゲるのか、でした。
ただしラーメンは肥満の原因になるので、なんだかんだ控えめにしておいたほうが良い。
ハゲと遺伝の関係については、こちらの本に詳しく書かれています。
知識は武器です。持っていて損はありません。