風呂場で髪を洗っているとき、プールから上がったあとなど、髪が濡れている状態で頭皮が見えることに悩んでいませんか?
頭皮が見えてしまうのは、ハゲの前兆なのでしょうか。
この記事では、
- 髪が濡れると頭皮が見えやすくなる理由
- 不安になってしまう原因
など、「髪の毛が濡れて頭皮が見えるのはハゲなのか」についてお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
【薄毛】髪の毛が濡れて「頭皮が見える」のはハゲなのか問題
髪が濡れている状態で頭皮が見えるのは、ふつうのことです。
薄毛ではありません。
というのも、濡れた髪は数十本がまとまってひとつの束になるからです。
束になると、髪の根本(つまり頭皮)が見えやすくなります。
したがって、「髪が濡れたら頭皮が見えるのはふつう」だと考えるようにしてみてください。
腐った牛乳を飲めばお腹を壊すのといっしょ。当たり前のこと。
「頭皮が見える=ハゲている」という認識があるかもしれませんが、それは正しくありません。
なぜ不安になってしまうのか
頭皮が見えて不安になるのは、他人と比較することがないからです。
誰かの髪が濡れている状態を目にすることがありますか?
おそらく、ないはずです。
だからこそ、「頭皮が見えている状態」がふつうなのか異常なのかが分からず、不安になってしまうのではないでしょうか。
どんなにフサフサの人でも髪が濡れれば頭皮は見える、そう知っていれば、不安にならずに済みます。
ですので、銭湯へ行くことをおすすめします。
銭湯へ行けば解決する
頭部を他人と比較するために、銭湯へ行ってみてください。
公衆浴場であればどこでも構いません。
銭湯へ行ったら、脱衣所から浴室へ入ってくる人を確認します。
ここで、「髪がフサフサの人」を見つけ、マークしてください。
髪がフサフサの人物をマークしたら、その人物の髪が濡れるまでを見届けます。
洗髪しているときに後ろを通り過ぎるなどし、頭皮の見え具合をチェックします。
つづいて、自分の髪も濡らし、違いがあるかどうかを確認します。
自分の頭皮が見えすぎていると感じたら、残念ですが、薄毛の兆候かもしれません。
AGA(男性型脱毛症)であれば、病院で治療できます。
髪を増やすというよりは「ハゲを食い止める治療」ですので、1日でも早く診てもらうことをおすすめします。
AGAが進行してからでは手遅れとなる恐れがあるからです。
まとめ
心理学で「カラーバス効果」と呼ばれるものがあります。
赤いものを意識して部屋を見渡すと、赤いものばかりが目に入るようになる、というものです。
つまり人間というのは、脳で意識しているものが視界に入りやすくなるわけです。
現在のあなたには、このカラーバス効果が働いているのかもしれません。
「赤いもの」ではなく「頭皮」で、です。
一度でも頭皮を気にしてしまうと、鏡を見たときに、頭皮ばかりに注目するようになります。
ためしに、おでこのシワやほうれい線、顔の左右のバランスなど、ほかのことに注目してみてください。
「こんなにシワあったっけ?」と感じるはずです。
つまり、あなたの髪がいきなり薄毛にむかって進み出したのではなく、これまで気に留めていなかった頭皮が(何らかのきっかけで)目に入るようになった、というのが真実ではないでしょうか。
とはいえ、気にしはじめてしまった以上、どうしようもありません。
銭湯へ行き、他人の濡れた頭部を見、安心感を得ることをおすすめします。
ただし、絶望感を得る恐れもある。
以上、髪の毛が濡れて頭皮が見えるのはハゲなのか、でした。
結論。必ずしもハゲではない。カラーバス効果が作用しているだけ。心配なら銭湯、あるいは薄毛クリニックへレッツゴー。
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