人間はいつか死にます。
もし死に方を選べるとしたとき、あなたは「事故死」を選択しますか?
全身をガードレールや自動車に打ちつけて死ぬところを想像し、嫌な死に方だと思ったなら、バイクには乗らないほうがいいでしょう。
バイクで走り回っていると、望まない「事故死」で人生を終えてしまう恐れがあるからです。
この記事では、
- 転倒する
- 体がむき出しになっている
など、「バイクの危険性」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
バイクは危険な乗り物
クルマ、バス、電車、飛行機などさまざまな乗り物があるなかで、とりわけ危険なのがバイクです。
危険というのは、乗っていて大怪我や死亡をするリスクが高い、という意味です。
バイクに乗るのが危ない理由としては、
- 転倒する
- 乗員の体がむき出し
- エアバッグが装備されていない
といった要素が挙げられます。
1. 転倒する
二輪車であるバイクは、四輪車であるクルマよりも転倒するリスクが高いといえます。
なぜなら、四輪よりも二輪のほうが不安定だからです。
クルマや電車が横転する事故はほとんどありませんが、バイクに関しては、雨で濡れているマンホールの上を走っただけで滑って横転することがあります。
信号待ちで停車している最中にバランスを崩し、コケてしまうライダーも存在します。
信号待ちでいきなり横転するクルマは存在しない。
時速60kmで走行中のバイクが転倒した場合、ライダーはどうなってしまうと思いますか?
ライダーの運が良ければ、擦り傷程度で済むこともあるでしょう。
ですが、バイクで転倒して擦り傷だけで済むのは稀です。
たいていは骨折したり、脱臼したり、打撲したり、靭帯を断裂したり、絶命したりします。
事故死を避けたい方は、バイクに乗らないほうが良いでしょう。
2. 乗員の体がむき出し
クルマのドライバーは四方を金属で覆われています。
もし事故が起こったとしても、衝撃はクルマのボディが吸収してくれます。
つまりクルマなら、ドライバーや乗員が受けるダメージをボディが軽減してくれる、ということです。
いっぽうでバイクはどうでしょうか。
バイクには、ライダーを覆うモノがいっさいありません。
もしバイクの側面へ自動車が衝突してきたら、その衝撃はもろライダーの体に伝わります。
クッションとなるものがないため、事故の衝撃は、ライダーの皮膚から脂肪、筋肉、骨ヘと伝わっていきます。そして骨が折れます。
バイクと車がぶつかったら
バイクと自動車が衝突したとして、自動車のドライバーだけが命を落とすことはないでしょう。
なぜなら、自動車のほうが頑丈で安全だからです。
けっして、自動車を運転していたドライバーのほうが健康なわけでも、善人なわけでも、偉いわけでもありません。
ただ自動車に乗っていただけでこの人物は助かり、ただバイクに乗っていただけでライダーは命を落としてしまうわけです。
両者の違いは、「どの乗り物で移動するか」という選択だけです。
それでもあなたはバイクで移動しますか?
もし交通事故の原因がクルマの一時停止無視にあるとしても、クルマの信号無視にあるとしても、事故によって死ぬのは善良なるバイクのライダーです。
良いのでしょうか、それで。
死人に口無し。相手ドライバーは「自分は悪くない」と言い訳するだろう。無念。
3. エアバッグが装備されていない
ライダーの体がむき出しになっているだけでなく、バイクにはエアバッグすらついていません。
つまりバイクには、事故発生時の衝撃からライダーを守るものが、なにも備わっていないわけです。
世の中には、「サイドエアバッグが付いていない車なんて恐ろしくて乗れない」と考える人がいます。
こうした人とって、バイクなど論外でしょう。
サイドエアバッグどころか、バイクには車体のどこにもエアバッグが付いていないからです。
バイクの危険性は「ヘルメット装着が義務」であることからも見て取れます。
頭を強打する可能性が高い乗り物に、わざわざ乗ることなどあるのでしょうか。
まとめ
一般的にバイクは、「趣味」という位置付けです。
つまり、バイクの運転は娯楽なのです。
死ぬ可能性がある趣味など、バイク以外にほとんどありません。
強いて挙げれば登山。
もしあなたが長生きをし、事故死以外の死に方で人生の幕を閉じたいのであれば、バイクを趣味にするべきではないでしょう。
見てきたとおり、バイクは危ない乗り物だからです。
事故を起こして大怪我を負ったライダーのなかには、バイクの恐ろしさを痛感し、バイクを手放す人がいます。
残念ながらこのライダーは、バイクの危険性に気づいたのが遅かったと言わざるをえません。
わざわざ事故を経験して死にかけなくとも、バイクがどれだけ危ない乗り物なのかは理解できるからです。
この記事を読んだあなたは、バイクの恐ろしさをじゅうぶん感じられたのではないでしょうか。
良き読者であるあなたが、アスファルトに打ちつけられて死ぬことなく、健康に長生きすることを願っています。
以上、バイクの危険性についてでした。
結論。骨折したくない方、大量出血したくない方、内臓を破裂させたくない方、死にたくない方、バイクの運転はご遠慮ください。車や電車、徒歩でも移動できます。
バイクで群れて走るのも危険です。
ぜひバス旅行に変更し、楽しく安全な旅を楽しみませんか?