世の中には、店が発行しているポイントカードを作りたがらない人がいます。
貯まったポイントは現金のように使えたり、商品と交換できたりするため、ポイントカードを作らないのは損に思えます。
年会費が生じるわけでもありません。
それでもなぜ、ポイントカードを作らない人、ポイントカードを嫌う人が存在するのでしょうか。
そこでこの記事では、
- 店をほとんど利用しない
- クレジットカードで決済している
など、「ポイントカードを作らない人の心理」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
ポイントカードを作らない人の心理4選
店でポイントカードを作らない人、ポイントカードの発行を拒否する人は、以下のいずれかに該当しています。
- 面倒くさいから
- 店をほとんど利用しないから
- どうせポイントが貯まらないから
- クレジットカードで決済しているから
1. 面倒くさいから
ポイントカードを持つとなると、
- カード発行時の手続き
- カードの保管・管理
- カード使用時に探す手間
これらの行為がくっついてきます。
ポイントカードを持ちたがらない人のなかには、このような作業を億劫に感じている人も少なくありません。
カードを持ったことで厄介ごとが増えるにもかかわらず、得られるリターンは、せいぜい数十ポイントが関の山です。
得られるポイント(メリット)と面倒くささ(デメリット)を天秤にかけ、「面倒くささ」が勝利しているためポイントカードを作らない、という理由がまずひとつ挙げられます。
2. 店をほとんど利用しないから
ポイントカードを作らない人は、その店を今後も使うつもりがないのかもしれません。
もしくは、月に1回、数ヶ月に1回しか利用しないだろうと考え、ポイントカードを必要としていない可能性があります。
なぜなら、ほとんど店を利用しないということは、すなわちポイントが貯まらないということだからです。
滅多に利用しない店でポイントカードを作っても、持ち物が増えるだけで、かえってジャマです。
そして次回利用するときに、「ポイントカード、家に忘れて来ちゃいました」ってなドジをやらかすのは、まず間違いありません。
「行きつけの店」などといったこだわりを持たない人は、ポイントカードも持たないわけです。
ポイントカードを持つと、薬局はここ、スーパーはここ、などと縛りが増える。
3. どうせポイントが貯まらないから
ポイントというのは、そうそう貯まるものではありません。
ドラッグストアで数千円の買い物をしても、せいぜい数十円のポイントが付与される程度です。
「5万円分買ってポイントが最大まで貯まると1000円割引」といった、還元率の低いポイントカードも存在します。
アパレルショップに多い。しかもたいていカードの有効期限は1年しかなく、貯まる気がしない。
ポイントはしょせんオマケのようなものです。
ポイントカードを作らない人は、ポイントという名のオマケに期待していませんし、魅力も感じていません。
とはいえ、いざポイントカードを持ってしまうと、「貯めたい」と考えて行動するのが人間です。
ポイントを効率よく貯めるためには、「20ポイント付与」などと記された、キャンペーン中の商品を買う手があります。
コンビニやドラッグストアなど。
ただ、ポイント欲しさにこれらの商品を買ってしまっては、企業の思う壺です。
ポイントカードを作らない人のなかには、ポイントに買い物を左右されたり、ポイントに一喜一憂したくないと考えている人もいます。
つまり、些末なポイントに影響を受けたくない、ということです。
4. クレジットカード決済でポイントを稼いでいるから
ポイントカードを持たない主義の人間は、クレジットカード決済で買い物を済ませていることが少なくありません。
というのも、クレジットカードで代金を支払うだけで、すべての買い物でポイントを貯めることができるからです。
カード決済によりすべての買い物でポイントを稼いでいるので、わざわざ複数枚のポイントカードを持ち歩く必要性がないわけです。
「クレジットカードとポイントカードでポイントを二重取りすれば良いのに」
そう考える方がいるかもしれません。
たしかに、ポイントを二重取りできればお得ですが、クレジットカードとポイントカードの併用を不可としている店は少なくないのが実情です。
つまり、クレジットカードで支払うとポイントカードを使えないので、だったらポイントカードは要らない、というわけです。
店側は代金の数%を手数料としてクレジットカード会社に支払っている。現金支払いのお客にしかポイントを付与したくない。
それぞれの店で発行するポイントカードと異なり、クレジットカードのポイントは一箇所にすべて集まります。
ゆえにポイントが貯まりやすく、
- 家電
- 牛肉
- ギフトカード
- テーマパークチケット
などと交換しやすいのが、クレジット決済でポイントを貯める利点です。
クレジットカード決済を習慣としている人は、ポイントを貯めていないように見えて、じつは裏でこっそりポイントを貯めているのです。
公共料金や病院での支払いなど、ポイントカードが存在しない分野でもポイントを貯められるという意味では、クレジットカードこそ最強のポイントカードなのかもしれません。
まとめ
ポイントカードを作らない人の心理をお伝えしてきました。
- 面倒くさいから
- 店をほとんど利用しないから
- どうせポイントが貯まらないから
- クレジットカードで決済しているから
このような考えに基づいてポイントカードの発行を拒否している人が、世の中にはいます。
クレジット決済を行っている人物であれば、クレジット決済で貯まるポイントに満足している、ということでしょう。
現金支払いでポイントカードを持たない人は、面倒くさがりか、数%の還元率に魅力を感じていないのでしょう。
もしあなたが「ポイントを貯めてお得な気分を味わいたい」と考えているのであれば、すべての買い物でクレジット決済することをおすすめします。
某テーマパークの入園チケットを買うことがなくなる程度には、ポイントが貯まるからです。
以上、ポイントカードを作らない人の心理でした。
結論。クレジットカードでポイントを貯めているか、面倒くさがりか。
手持ちのカードが多くてお困りの方は、カードケースを使えばスッキリ収納できます。