青汁には微量の亜鉛が含まれています。
1回に飲む青汁の粉末3g中、亜鉛の量は0.1mgです。
ケール、大麦若葉、青汁がいずれの原料からできていても、亜鉛の含有量は変わりません。
ところで、この亜鉛の量は多いのでしょうか。
それとも、気にするほどの含有用ではないのでしょうか。
この記事では、
- 亜鉛の摂取目安量
- 亜鉛の不足や過剰摂取
など、「青汁1杯に含まれる亜鉛の量」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
青汁1杯に含まれる亜鉛の量は0.1mg
「東京ドーム24個分」にピンと来ないように、「亜鉛0.1mg」と聞いても、たいていの人はピンと来ないはずです。
亜鉛0.1mgは、多いか少ないかでいえば、少ないといえます。
ちょうど、大人の全財産が1万円では少ないのとおなじです。
ですので、亜鉛の過剰摂取や副作用が気になるとしても、青汁を避ける必要はありません。
いっぽうで、亜鉛を摂取したい方にとっては、青汁を飲んでもほぼ効果がないといえます。
たとえるなら、「野菜を食べるぞ」といってモヤシを1本食べるようなものです。
亜鉛を摂るために青汁を飲んだとしても、その摂取量は、誤差の範疇に過ぎません。
サプリメントの亜鉛含有量は14mg
青汁の粉末3gに含まれている亜鉛の量は0.1mgでした。
では、市販されている亜鉛のサプリメントはどうでしょう。
亜鉛のサプリメントを飲むと、1日1粒で14mgの亜鉛を摂取できます。
青汁1杯とくらべて、その量140倍です。
亜鉛がメインではない、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントでも、1日分で8.8mgの亜鉛を摂取できます。
青汁1杯とくらべて、その量88倍です。
これらのサプリメントを日常的に飲んでいる人もいますので、青汁1杯に含まれる亜鉛(0.1mg)を気にすることはないといえます。
もちろん、サプリメントにくわえて青汁を飲んでも、過剰摂取になったりはしません。
たとえるなら、チョコレートをひと齧りしただけでは太らないのとおなじです。
微々たるものだ、ということです。
亜鉛の効果と摂取量
亜鉛はいったいどんな役割を持つ栄養素なのでしょうか。
体内に入った亜鉛は、
- 味覚を正常に保つ
- 皮膚や粘膜の健康維持を助ける
- たんぱく質の代謝をサポートする
このような働きをします。
ゆえに亜鉛は、私たちに欠かせない重要な栄養素です。
1日摂取量は40mgが上限の目安であり、亜鉛を過剰摂取した場合、
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
などの症状が出る恐れがあります。
亜鉛のサプリメントを飲んでこのような症状が出た場合、亜鉛を過剰摂取している可能性があります。
サプリメントは控えたほうが良いでしょう。
亜鉛の摂取基準量は、
- 成人男性:10mg
- 成人女性:8mg
これらが1日の目安です。
玄米に含まれているフィチン酸や、加工食品に含まれている食品添加物は、腸内における亜鉛の吸収を阻害します。
上のような食品ををしばしばとっている方は、亜鉛欠乏にご注意ください。
口から亜鉛を摂っていても、腸で吸収されずに排出されている恐れがあります。
もちろん亜鉛は、肉や魚、野菜といった食材にも含まれています。
けっして青汁3g中の0.1mgだけではありませんし、亜鉛をサプリメントで摂取する必要性もありません。
まとめ
青汁1杯に含まれる亜鉛の量についてお伝えしてきました。
青汁の粉末3gあたり、亜鉛は0.1mg含まれています。
つまり、1杯の青汁を飲めば0.1mgの亜鉛を摂取する、というわけです。
0.1mgは微量ですので、青汁を飲んだからといって亜鉛の過剰摂取の心配はありませんし、いっぽうで、亜鉛を摂取したい方にとって青汁が効率的な方法であるともいえません。
亜鉛を摂りたい方は、サプリメントを活用するのが良いでしょう。
Amazonでは、こんな亜鉛のサプリメントが売っています。
亜鉛はわれわれの体内で
- 味覚を正常に保つ
- 皮膚や粘膜の健康維持を助ける
- たんぱく質の代謝をサポートする
このような働きをしてくれます。
不足にはご注意ください。
お金がないと困ってしまうのとおなじで、亜鉛がないと、私たちの細胞が困ってしまうからです。
以上、青汁1杯に含まれる亜鉛の量についてでした。
結論。青汁の粉末3gあたり亜鉛は0.1mg。微量といえる。過剰摂取なら心配ないし、亜鉛を摂取したいなら物足りない。加工食品や玄米をよく食べる人は亜鉛の不足に気をつけたい。
Amazonではこんな粉末タイプの青汁が売っています。
3gずつ個包装されているのが特徴です。