付き合う前、交際中に関わらず、好きな相手と交わす"初めてのキス"は緊張します。
心臓がバクバクするだけでなく、キスをするタイミングも良くわかりません。
だったらいっそのこと、「キスしてもいい?」と相手に確認し、OKの返事をもらってからチュッと口づけするのが良いのでしょうか。
答えは、ノーです。
「キスしても良いかどうか」は相手に聞かないのが正解です。
この記事では、
- 質問がダサい
- 付き合う前だけどキスがしたいなら
など、「デート中にキスしてもいいかどうか相手に聞くこと」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
デートで「キスしてもいい?」と相手に聞くのはありか
まだ付き合っていない恋人未満の相手であっても、交際している彼氏/彼女であっても、 キスしていいかどうかは聞くべきではありません。
なぜなら、「いちいち確認するなよ」と相手にゲンナリされ、ロマンチックなムードがぶち壊しになる恐れがあるからです。
たとえばあなたは、自宅でトイレへ行く際、「トイレ行ってきてもいい?」と家族にいちいち確認するでしょうか。
おそらく、確認などしていないはずです。
恋愛におけるキスもおなじで、わざわざ聞くようなことではありません。
もちろん、デートをする前に、
「今度のデートでキスしても良い?」
などと相手に事前確認するのは、論外です。
このような問いかけを、漢字2文字で「愚問」といいます。
せっかくの恋愛がシラけるだけですので、やめておきましょう。
「キスしてもいい?」は禁句
たとえば、プレイステーション(ゲーム機)が欲しいとき、私たちは親に「プレイステーション買ってもいい?」と確認します。
なぜなら、無断で買ったことがバレると、親に怒られる恐れがあるからです。
ただし、プレイステーションとキスは、まったく別の話です。
「キスしてもいい?」は、「デート代はぜんぶ割り勘でもいい?」とおなじくらいダサい質問ですので、相手にぶつけるべきではありません。
キスをしても良いかどうかは、
- 相手の表情
- 場の雰囲気
- お互いの親密さ
などによって、自らの頭で推測するものです。
キスがしたいと思ったなら、そして「今ならイケそうだ」と思ったなら、相手の肩をそっと抱き寄せてみてください。
そのままゆっくり顔を近づければ、キスしてもOKかどうかはわかります。
お相手が目を閉じたら、キスしてもOKだというサインです。
初めてのキスですので、相手の唇に軽くチュッと口づけしましょう。
「チュッ」と音を出す必要はありません。
お相手がわれわれの体を両手でグイッと押しかえしてきたら、答えはNOです。
当面、キスは諦めましょう。
もちろん、ササッと抱き寄せてササッとキスをするのは禁止です。
相手が「これは間違いなくキスをする流れだ」と察知できるよう、顔をゆっくり近づけましょう。
「キスするよー。接吻めざして接近中でーす。拒否しないとこのまま唇どうしが触れ合うことになりますよー」
ってな感じで、のんびりと相手に近づいてください。
イメージとしては、お風呂です。
お風呂に入ったあと、浴槽にはってあるお湯を抜きます。
このとき水面は、ゆっくりゆっくり下がっていきます。
あの水面が下がるスピードを意識して、ゆっくり相手に接近してみてください。
付き合う前の「キスしてもいい?」は危険
本来であれば、
- 告白して交際する
- キスをする
という順番が適切です。
付き合っていない段階で男女がキスをするのは、たとえるなら、まだ熱湯を注いでいない段階でカップ麺をバリバリかじるようなもので、順序が正しくありません。
それでも付き合っていない相手(付き合いたい)とのキスを望むのであれば、上の要領で、「キスがしたい意向」を示しましょう。
体を押しかえされ、キスを拒否された場合、ちょっと気まずい空気になるだけで済みます。
いっぽうで、「キスしてもいい?」と言葉に出して聞いてしまうと、相手から「チャラいやつだ」と軽蔑される恐れがあります。
というのも、軽々しく感じられるからです。
- 無言でキスを迫る:好きが抑えきれなくなったやつ
- キスの可否を確認する:付き合う前からキスするチャラいやつ
このような印象の差が生じかねません。
なんにせよ、キスをしたいほど好きな相手であれば、まず告白してカップルになるのが良いでしょう。
というのも、恋人どうしになれば、飽きるほどキスができるからです。
まとめ
キスの確認についてお伝えしてきました。
お相手とどんな関係性であれ(付き合っていてもいなくても)、キスしてもいいかどうかは聞かないのが無難です。
- 相手の表情
- 場の雰囲気
- お互いの親密さ
などから脳内で答えをはじき出し、大丈夫だと思ったらキスの態勢へ移行しましょう。
ただし、相手の合意がないまま強引にキスをすると、
- 強制わいせつ罪
- 迷惑行為防止条例違反
などに問われる恐れがあります。
とりわけ「付き合っていない相手とのキス」には注意が必要です。
強引にチュッとキスをして、相手がドキドキ、キュンキュン、カァーッとなるのは、映画やドラマ、少女漫画の世界に限った話です。
あっちはフィクションの世界ですが、私たちが生きるここはノンフィクションの世界だということを肝に銘じておきましょう。
ちなみにキスは、唇の力を抜けば抜くほど「柔らかい感触」を相手の皮膚に伝えられます。
卵の殻のごとくカチカチに強張った唇でキスしないようご注意ください。
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以上、デート中にキスしてもいいかどうか相手に聞くことについてでした。
結論。聞くのは無粋。だが、嫌がる相手にキスしたら犯罪。キスってむずい。
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乾燥してガサガサにひび割れた唇でキスをするのは論外ですので、デートにはリップクリームを携帯していきましょう。
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