スイフトスポーツを買って後悔するリスク。50%の中途半端さ

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スズキ・スイフトスポーツは評価の高い自動車です。

がしかし、スポーツカーではありません。

 

スイフトスポーツは、いわゆるホットハッチ、あるいはスポーティカーに分類されます。

 

たとえるなら、入浴剤を混ぜたお湯が"温泉"ではないようなものです。

風呂が好きな人間は、自宅の風呂ではなく、スーパー銭湯へ行ってホンモノの温泉に浸かったほうが幸せな気分を味わえることでしょう。

 

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クルマもおなじです。

もし運転が好きなら、中途半端なスイフトスポーツではなく、本格スポーツカーを買ったほうが楽しめるに違いありません。

 

この記事では、

  • ホットハッチの中途半端さ
  • スイスポではない選択肢

など、「スイフトスポーツを買って後悔するリスク」をわかりやすく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

スイフトスポーツを買って後悔するリスク

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スズキのスイフトスポーツは、ハッチバックのスポーツモデルであり、通称「ホットハッチ」と呼ばれるタイプの車です。

 

スイスポ以外のホットハッチとしては、

  • ホンダ フィットRS
  • 日産 マーチニスモ
  • アバルト595

といった車種が挙げられます。

アバルト595は、フィアット500をベースにチューンアップしてあるイタリア車です。

 

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スイフトスポーツに限らず、ホットハッチはすべて中途半端で、この中途半端さのなかに、いずれ後悔を生むリスクが潜んでいるといえます。

  • 中途半端な態度
  • 中途半端なパズル
  • 中途半端な停車位置
  • 中途半端な映画のラスト
  • 中途半端な気持ちで浪人
  • 中途半端な位置で止まった車のワイパー

どんな物事であっても、中途半端さは、私たちの気持ちをモヤモヤさせます。

 

ホットハッチの中途半端さ

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一般的な乗用車よりも走りが楽しく、スポーツカーよりもヒトやモノを載せられる実用的な車、それがホットハッチです。 

 

良くいえば、乗用車とスポーツカーの良いトコ取り、悪くいえば、中途半端です。

 

たとえば、

  • トヨタ86
  • スバルBRZ
  • ホンダS660
  • マツダロードスター

これら本格スポーツカーのスポーツ度を100%としたとき、ホンダN-BOXはゼロ%で(スポーツ性の欠片もなく)、スイフトスポーツは50%です。

 

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もし車の運転が好きで、ドライブを楽しみたいのであれば、どっちつかずのスイフトスポーツではなく、本格的なスポーツカーを買ったほうが良いでしょう

 

スイフトスポーツの車両価格は、新車でおよそ200万円です。 

乗り出し価格はプラス30〜40万円、230〜240万円あたりだといえます。

 

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クルマ購入の予算が250万円あれば、トヨタ86、マツダロードスターといったスポーツカーを「中古で」買うこともできます。

 

数年に1度しかない大きな買い物です。

スポーツカーならぬ「スポーティカー」で妥協することはありません

 

 

スイフトスポーツに無いもの

スイフトスポーツはホットハッチで、中途半端なクルマだとお伝えしました。

いったいスイフトスポーツのどこが中途半端なのか、具体的なポイントを以下でご紹介します。 

 

ドアの枚数が多い

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たいていのスポーツカーは2ドアです。

ちょうど、たいていのプロボクサーが筋肉ムキムキであるようなものだといえます。

 

プロボクサーはマッチョ、スポーツカーは2ドア、これが相場です。

 

それにたいしてスイフトスポーツは、5ドアの自動車です。

後部座席への乗り降りがしやすいよう、実用性を重視した結果です。

 

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ゆえにスイフトスポーツの図体はデカく、フォルムは丸く、そのルックスはスポーティさに欠けています

ドアの枚数が多いぶん、2ドアのスポーツカーにくらべてボディ剛性も落ちます。

 

いっぽうでトヨタ86などスポーツカーは、2ドアという不便さと引き換えに、

  • 運転の楽しさ
  • コーナリング性能の高さ

すなわち、刺激的な走りの質を得ています。

 

フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーを見てもわかる通り、ドライビングから刺激を得るには、実用性を犠牲にしなければなりません

 

実用性を捨てきれず中途半端に残してしまうと、中途半端な走りの、中途半端なクルマができあがります。

 

全高1,500mmは高い

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スポーツ走行において、ボディの低さ、重心の低さは欠かせません。

なぜなら、重心が高いと、コーナリング時にボディが不安定になるからです。

 

たとえば猛スピードでカーブを曲がった場合、低重心のS660なら曲がり切れますが、N-BOXだったら横転します。

N-BOXは、背が高いからです。

 

ちなみにスイフトスポーツの全高(車高)は1,500mmで、

  • 86:1,320mm
  • ロードスター:1,245mm
  • S660:1,180mm

これら国産スポーツカーとくらべて20〜30cm高いことがわかります。

 

身長118cmの小学生と、150cmのクラスメイトを想像してみてください。

けっして「小さな差」ではないはずです。 

 

全高の低さは、

  • 空気抵抗
  • コーナリング性能

これらに直結するスポーツカーにとって重要な要素です。

 

身長が小さい人はしばしば「チビ」だとからかわれますが、スポーツカーに関しては、チビこそ至高だといえます。

 

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スーパーカーとして有名なランボルギーニアヴェンタドールの全高は1,135mmで、スイフトスポーツよりも36.5cmチビで、つまり究極のチビです。

 

いっぽう、ファミリーカーとして使えるほど広々とした室内空間がウリのN-BOXは、全高1,815mmです。

全高1,500mmのスイフトスポーツは、N-BOXほど室内スペースが広いわけでもありません

 

娯楽性と実用性を、スイスポはそれぞれちょっとずつ持ち合わせています。

世間ではこれを「中途半端」と呼びます。

 

駆動方式がFF

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スポーツカーの駆動方式は、FRもしくはMRと相場が決まっています。

なぜなら、FR・MRともに操舵性およびコーナリング性能に優れているからです。

 

早い話が、スポーツカーにぴったりの駆動方式だ、ということです。

 

ポルシェ911は特殊でRRレイアウトですが、ポルシェケイマンはMRで、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、それからS660もMRです。

86、BRZ、アストンマーティン・ヴァンテージは、駆動方式としてFRを採用しています。

 

いっぽうで、

  • SUV
  • ミニバン
  • 軽自動車
  • コンパクトカー

これらの自動車はたいていFFか4WD(四駆)です。

FFは低コストで作れること、4WDは悪路走破性が高いことが、それぞれメリットだといえます。

 

もし車の運転が好きで、スポーティな走りを楽しみたいのであれば、

  • FR
  • MR

いずれかの駆動方式を選ぶのが良いでしょう。

 

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MR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)のホンダS660を運転してしまうと、スイフトスポーツの走行性能では満足できなくなること必至です。

 

ちょうど、超高級焼肉店の牛タンを味わってしまったら、食べ放題で提供されるペラペラな牛タンでは物足りなくなってしまうようなものだといえます。

 

まとめ

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スイフトスポーツを買って後悔するリスクをお伝えしてきました。

 

事実、スポーツカーは不便です。

人も荷物もたいして載せられず、実用的ではありません。

 

それにたいしてスイフトスポーツは、運転の楽しさを求めつつ、じゅうぶんな実用性も確保している「賢い車」です。

 

ただし裏を返せば、N-BOXやミニバンのようにとことん実用的なわけでなく、スポーツカーのようにとことん刺激的でもない、中途半端なクルマであるともいえます。

 

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もしスポーツカーが好きだとしたら、ホットハッチの購入は、妥協に他なりません

妥協はいずれ後悔を生みます。

 

買うのは、ほんとうにスイフトスポーツで良いのでしょうか。

いや、スイフトスポーツ「が」良いのでしょうか。

 

後悔しないよう、車に何を求めるのか(スイスポの実用性が果たして必要なのか)、よく考えてみてください。

中古でも良ければ、新車のスイスポとおなじ予算で、"なんちゃって"ではない正真正銘のスポーツカーが買えます

 

クルマの下取り・売却で損をしないためのポイント

クルマの下取りや売却で損をしないために大切なのは、一社ではなく、複数の買取業者に査定してもらうことです。

実際、私がコペンローブを売却した際には、業者によって査定額に31万円の差がありました。

 

想定を超える査定額が出たら、

  • グレードを上げる
  • 高価なオプションを付ける

など、つぎのクルマ選びで贅沢ができるかもしれません。

査定=売却確定ではないので、気軽に愛車の価値をチェックしてみてはいかがでしょう。

 

一括査定:電話ラッシュを避けるには?

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以上、スイフトスポーツを買って後悔するリスクについてでした。

結論。ホットハッチとスポーツカーは、次元が異なる。運転の楽しさや刺激が欲しいなら、実用性や便利さを手放すしかない。実用性が必須で、かつキビキビした走りを楽しみたいならスイスポで決まり。

 

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