【5人乗り】MAZDA3の後部座席は狭い。おまけに閉塞感が強くロングドライブには不向き

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MAZDA3はセンスの良い自動車ですが、後部座席があまり実用的ではありません

 

理由は以下のとおりです。

  1. 居住空間が狭い
  2. 閉塞感が強い
  3. 足回りが硬い
  4. シートがリクライニングしない

MAZDA3はファミリーカーではなく、運転して楽しい「ドライバーズカー」だといえます。

 

もし後席に人を乗せる機会が多いなら、MAZDA3ではなく、車内が広いマツダCX-5などを検討したほうが良いかもしれません。

MAZDA3を運転する私たちは満足できても、後ろに座る乗員から不満が出る恐れがあります。

 

この記事では、

  • 他車にくらべて狭い後席
  • Cピラーが太く閉塞感が強い
  • 後ろの席に大人は座れるのか

など、「MAZDA3(ファストバック)の後部座席」についてわかりやすく解説します。

ぜひクルマ選びの参考にしてみてください。

 

 

MAZDA3の後部座席は40点

MAZDA3の乗車定員は5名ですが、快適に乗れるのは前席の2名までです。

 

後部座席はお世辞にも"居心地が良い"とはいい難いため、基本的には荷物置き場として使うのが良いでしょう。

ときどき人を乗せて近所を移動する程度ならともかく、「毎週末に家族4〜5人で移動」するとしたら、MAZDA3はミスマッチです。

 

どうしてかというと、

  1. 居住空間が狭い
  2. 閉塞感が強い
  3. 足回りが硬い
  4. シートがリクライニングしない

MAZDA3のリアシートにはご覧の欠点があるからです。

ファミリカーをお探しであれば、CX-5も検討してみてください

 

では、それぞれの詳細を見ていきましょう。

 

1. 居住空間が狭い

MAZDA3は、おなじCセグメントのハッチバックと比べても後席が狭めです(外観から想像できるとおり)。

頭上、膝前、いずれもあまりスペースに余裕がありません

 

身長170cm程度の大人が座れないことはありませんが、それなりの窮屈さを感じることでしょう。

ミニバンやSUVの後部座席のように、足を伸ばして寛ぐことはできません。

 

というのも、MAZDA3は居住空間よりもデザインの美しさを優先しているからです。

デザインに惚れたなら、「実用性が犠牲になるのは仕方ない」と割り切って考えたいところです。

 

それから、後部座席には3人分のヘッドレストが備わっていますが、後ろの席に3人座るのは無理があります

たとえるなら、1台のダブルベッドに大人3人が寝るようなものです。

 

後席に乗せるとしても2名まで、前席とあわせて合計4名までがMAZDA3の「快適な乗車人数」だといえます(理想は前席2名まで)。

 

他メーカーのライバル車もそうですが、後ろの中央席は「バスの補助席みたいなもの」だとお考えください。

  • シートに窪みがない
  • 背もたれ部分が硬い(アームレストが格納)

後席センターの「座り心地が悪い理由」は、上のとおりです。

 

後部座席に3人乗せて近所の焼肉店に行くならともかく、片道200kmのロングドライブに出かけるのは、後ろの乗員にとって苦痛でしかありません。

 

 

2. 閉塞感が強い

MAZDA3のエクステリアの特徴として、Cピラーの太さが挙げられます。

これは「デザインにあえて違和感を持たせるため」にマツダの設計者が施した工夫です。

 

がしかし、個性的なデザインと引き換えに、後席は開放感を失いました。

 

MAZDA3の後部座席に座ると、左右の窓が小さく、まるで"閉じ込められている"かのような閉塞感を覚えることでしょう。

閉塞感が強くては、精神的にリラックスできません。

 

お風呂でたとえるなら、

  1. 開放感がある:露天風呂
  2. 閉塞感がある:ユニットバス

こんなイメージで、外の景色が見づらい(ユニットバスみたいな)MAZDA3の後席に長時間乗っていたら、閉塞感や圧迫感、息苦しさを覚える恐れがあります。

 

ただでさえスペースが狭く肉体的ストレスがかかる上に、閉塞感があって精神的なストレスもかかる……後席に座る乗員が不憫です。

 

3. 足回りが硬い

MAZDA3は運転していて楽しいクルマですが、同乗者にとって快適かといえば、話は別です。

  • 18インチの大径タイヤを標準装備
  • 硬めにセッティングされた足回り

これらの要素が乗り心地を"そこそこ"にしています。

 

廉価グレード(16インチ)を除き、MAZDA3は18インチのタイヤを履いています。

くわえて、足回りは引き締まっており、硬めです。

 

だからこそシャープなハンドリングを実現できているわけですが、これはドライバーにとって嬉しいだけで、後席の乗員にとっては何のメリットもありません。

たとえるなら、スポーツカーの同乗者が快適でないのとおなじです(でも運転手は楽しい)。

 

近場のちょっとした移動ならともかく、長距離移動はリアシートの乗員にとって大きな負担となるでしょう。

 

「自分が楽しければそれで良い」ないし「ほとんど1人で運転する」という方は、MAZDA3を買っても問題ありません。

 

それにたいして「同乗者みんなに満足してほしい」という方は、CX-5など、他のクルマも検討したほうが良さそうです。

 

4. 背もたれがリクライニングしない

MAZDA3の後部座席は6:4の分割可倒式シートで、リクライニング機能は備わっていません。

したがって、映画館のシートとおなじように、背もたれの角度は常に一定です。

 

グレードによる差異はなく、メーカーオプション等で「リクライニング機能」を追加することもできないため、マツダが決めた角度で満足できるかどうか、ぜひディーラーで実車に座ってご確認ください。

 

リクライニング機能がないと知りガッカリした方がいるかもしれませんが、MAZDA3の後部座席に関してはそれ以前の問題です。

つまり、

  1. 頭上も足元も狭い
  2. 閉塞感がある
  3. 乗り心地が硬い

これらが揃っている時点で後席はすでに「快適でない」ため、リクライニングが備わっていてもいなくても、大差ありません。

 

たとえるなら、学校のイスがリクライニングしてもしなくても「快適でない」ようなものです(座面は硬いし机が小さくて窮屈)。

 

ちなみに、CX-5の後部座席もリクライニングは不可となっています。

 

リクライニングが必要なほどのロングドライブに出かけるなら、なおさら(後席の快適性に欠ける)MAZDA3はやめたほうが良いでしょう。

 

まとめ

MAZDA3は運転して楽しいドライバーズカーであって、みんなが広々と快適に乗れるファミリーカーではありません。

 

事実、マツダのウェブサイトでも「室内空間が広くてゆったり過ごせる」とは紹介されていません。

代わりに、デザインの美しさや走行性能の高さがアピールされています。

 

したがって、1〜2人で乗るのが"もっとも正しいMAZDA3の使い方"だといえるでしょう。

 

MAZDA3の後部座席には、

  1. 居住空間が狭い
  2. 閉塞感が強い
  3. 足回りが硬い
  4. シートがリクライニングしない

ご覧の欠点があり、「ずっと乗っていたくなる」ような空間ではありません

 

アルファードなどミニバンの後席を「リゾートホテルのスイートルーム」だとするなら、MAZDA3の後部座席は、ビジネスホテルないしカプセルホテルです。

 

ステアリングを握る私たちは楽しくても、

  • 疲れた
  • もう降りたい
  • まだ着かないの?
  • 閉塞感があるから酔う
  • 脚がぶつかってイライラする

といった不満が、後席の乗員から出るかもしれません。

 

年に1〜2回など、例外的に人を乗せる程度であればOKです。

 

もし週1回ほどの頻度でリアシートに人を乗せるなら、MAZDA3にこだわらず、他のクルマにも目を向けてみてください。

大切な家族のために、です。

 

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以上、MAZDA3の後部座席についてでした。

【結論】MAZDA3の後部座席は狭く、圧迫感があり、足回りが硬いからそれなりの振動が伝わり、おまけに背もたれはリクライニングしない。デザインや走りはA級だが、MAZDA3の後席はC級。ディーラーで展示車や試乗車を確かめてみては。 近くのディーラーにMAZDA3が置いてあるかどうかは、マツダのWebサイトから確認できる。

 

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