スマートウォッチは、スマホと連動させて使うウェアラブルデバイスです。
腕時計としてだけでなく、
- 歩数計
- 血圧計
- 体温計
- GPS
- 心拍計
- 睡眠モニター
- 長座モニター
- 目覚まし
- プッシュ通知
など、さまざまな用途で使えます。
そんなスマートウォッチには「運動依存症」を引き起こす危険性があると指摘されていますが、それより問題なのは、ダサさです。
おもちゃっぽくてチープな見た目には、なんら訴求力がありません。
コレに惹かれるのは、健康に命をかけていて「知りたがり」な人だけでしょう。
不恰好なスマートウォッチを腕につけるくらいなら、スマホで時間を確認するか、腰に万歩計をつけるか、アナログの腕時計を使ったほうがマシです。
この記事では、
- 腕にくっつける小型のスマホ
- ピカピカ光るキッズ向けシューズと同系統
など、「スマートウォッチのダサさ」をわかりやすく解説します。
うっかり買ってしまわないよう、参考にしてみてください。
スマートウォッチはダサい
スマートウォッチはいわば、"腕にくっつける小型のスマホ"です。
ただしテレビのリモコンを腕につける必要がないように、スマホもまた、腕につける必要はありません。
液晶画面に「アナログ時計の文字盤」を表示することはできますが、画面には凹凸がないため立体感がなく、デジタル特有の安っぽさが漂っていて、おもちゃ感が否めません。
腕時計専門店というよりは、トイザらスで売っていそうなルックスです。
つまり、スマートウォッチはチープだ、ということです。
文字盤の映像がダサい
スマートウォッチの画面に映し出された「なんちゃってな文字盤」は、ホンモノの文字盤に劣ります。
たとえるなら、
- DVDで見るグラビアアイドル
- 本物のグラビアアイドル
どっちが良いかと聞かれたとき、迷わず後者を選ぶようなものです。
本物のグラビアアイドルのほうが私たちの肉感を刺激してくるわけで、DVDの映像で満足するのは、妥協だといえます。
スマートウォッチもおなじです。
平面でピカピカ光る映像は、立体的な実物とはくらべものになりません。
重要なのは、立体であること、です。
だから計器類をすべてデジタル化している"最先端のクルマ"がダサいように、画面でピカピカ輝く腕時計は、センスが良いとはいえません。
まるで、歩いた衝撃で踵の部分がピカピカ光るキッズ向けシューズのようです。
スマートウォッチは「対象年齢7才まで」が妥当でしょう。
間違っても大人が使うものではありません。
おしゃれな最先端アイテム?
「スマートウォッチはお洒落でハイセンスなアイテム」だと喧伝しているのは、
- 販売しているメーカー
- ガジェット系雑誌
- ガジェット系サイト
くらいのものでしょう。
消費者にたいして好印象を与えるほどスマートウォッチが売れ、自らの利益につながるからです。
ですので、こうしたところから「ダサい」という意見は出てきません。
出てこなくて当然です。
たとえるなら寿司屋の大将が、
「うちの寿司はまずいよ。ネタの鮮度は最悪だし、コメは外国産だし。醤油だって、ぶどう糖果糖液糖が入っているしね」
とわざわざアピールしないのとおなじです。
自らが不利益を被るようなことを、あえて周知する必要はありません。
その代わり、
- クール
- おしゃれ
- カッコいい
- スタイリッシュ
などといって、利害関係者はスマートウォッチを持ち上げます。
ECサイトへの商品リンクが貼り付けてあるブログもおなじです。
これはほとんど「裸の王様状態」だといえるでしょう。
王様にたいして家臣や民衆がだれも「王様は裸だ!」といえなかったように、スマートウォッチにたいして、どのメディアからも「ダサい」という声は出てきません。
マーケティングの術中にハマり、5,000〜5万円のお金を払う人がいるのはそのためです。
「これが時代の最先端なんだよ」ってなもんで、つけている本人は概して得意げなので、周囲は誰も「ダサいよ」と指摘できずにいます。
操作している姿が情けない
ところで、スマートウォッチの画面を操作している人を見たことがありますか?
画面のサイズは、どのスマートウォッチもだいたい0.9〜1.4インチくらいです。
「エレベーターの開閉ボタン」みたいなサイズの画面に、「イクラ」みたいなサイズのアイコンやらマークやらが表示されます。
対象が小さいため操作しにくく、ユーザーは狙いと違ったところをタップしがちです。
指が太ければなおさらです。
サイズ的制約ゆえの扱いにくさは明らかで、 傍から見ていてちっとも"スマート"ではありません。
生活の質が向上しているようには思えず、「本音をいうと不便だけど、買っちゃったから使わないともったいないし」といった吝嗇家の性分が見え隠れし、ただただダサいだけです。
まとめ
「万歩計機能付きのピカピカ光る腕時計」をつけて出歩いていると、周りから嘲笑される恐れがあります。
もしスマートウォッチをつけるにしても、自宅内にとどめておいたほうが良いでしょう(外出中に「睡眠モニタリング機能」を使うことは、まずない)。
パジャマを着て出かけないのとおなじで、スマートウォッチをつけてウロウロしないほうが良い、ということです。
世の中には、腕時計のマウンティング合戦で勝てないため嫌になり(ロレックスを買うお金がない)、アナログ時計から逃げて、スマートウォッチに行きつく人がいます。
こうした貧乏臭さ、敗者の雰囲気、ルサンチマンが漂ってしまうあたりも、スマートウォッチのダサさだといえます。
アナログの腕時計にファッション性やステータス性があるのにたいし、スマートウォッチにあるのは、積極性と没個性、それからスマホ依存症および運動依存症を引き起こす危険性です。
ダサいだけならまだしも、です。
スマートウォッチにはくれぐれもご注意ください。
以上、スマートウォッチのダサさでした。
【結論】時間も知りたいし、歩数も知りたいし、血圧も知りたいし、座りすぎは注意して欲しいし、スマホの通知に気づきたいし、ちゃんと眠れているか知りたいし、体温も心拍数も知りたい。あと、現在位置も。「どうも、欲張りです」ってみんなに自己紹介してくれる腕時計、それがスマートウォッチ。
スマートウォッチについて、当サイトにはこんな記事もあります。
腕時計に関して、当サイトにはこんな記事があります。