気になっている人からのLINEの返信が「スタンプだけ」だったら凹みます。
というのも、もう会話をする気がないのだろうか……それってつまり脈なしなのでは……などとネガティブな想像をしてしまうからです。
実際のところ、スタンプだけの返信にはどんな意味が込められているのでしょう。
もしかしてスタンプは、「これ以上あなたと会話をする気はありませんサヨナラ」というお別れのサインなのでしょうか。
いえ、待ってください。
「この恋はもうダメだ……」と諦めて失恋する前に、まだできることが残されています。
ですので、バッドエンドのまま、独断で恋を終わらせるべきではありません。
この記事では、
- なぜ返信がスタンプだけ?
- もう一度やりとりするには?
など、「LINEの返信がスタンプだけだったら脈なしか」をわかりやすく解説します。
起死回生の策を練るため、ぜひ参考にしてみてください。
LINEの返信がスタンプだけだったら脈なしか
好きな人がLINEでスタンプだけを送りかえしてきたなら、それは、審判がピーッと吹く試合終了のホイッスルとおなじ意味合いです。
すなわち「会話の終わり」を告げています。
だから私たちはお相手の意向を汲み、これ以上の"会話の延命処置"は控えておくのが無難だといえます。
たとえば、送られてきたスタンプに「かわいいね」などと感想を述べて、会話を引き延ばそうとするのはアウトです。
試合時間が終わったのに相手ゴールへ攻め込むサッカー選手のようなもので、馬鹿げています。
好きな人から「空気が読めないしつこい奴」だと思われるだけなので、やめておきましょう。
どうして返信がスタンプのみ?
まず、LINEの返信が文章ではなく「スタンプだけで済まされてしまった」原因を考えてみます。
- 会話をする気がない
- こちらのメッセージが悪かった
可能性が高いのはこのいずれかです。
たとえばお相手は、こちらに興味がないのかもしれません。
あるいは多少の興味を抱きつつも、これといった返信が思いつかなかったのかもしれません。
前者なら付き合える見込みがない「脈なし」ですが、後者ならまだチャンスが残っています。
好きな人とLINEできている現実が嬉しくなり、ついアンバランスな会話を繰り広げてしまいませんでしたか?
たとえば、
- 自分の話ばかりする
- 取り調べのように質問を繰りかえす
という具合です。
自分ばかり、もしくは相手ばかりが喋っていたら、それは会話ではありません。
ただの独演会ないしインタビューです。
こんな一方的な会話に疲れてしまったお相手が、やりとりを終わらせるためにスタンプを使った、という可能性はないでしょうか。
ぜひLINEを開き、気になる人とのトーク画面を見返してみてください。
イマイチ会話が弾まなかった原因に気づけるかもしれません(気づけなければ再開してもおなじエンディングを繰りかえすだけで意味がない)。
私たちがすべきは、会話の反省点を見つけることです。
送られてきたスタンプにたいして気の利いたコメントを返すこと、ではありません。
- 一方的なトークではなかったか?
- ダサい自慢話をしていないか?
- 相手が興味のない話をしていないか?
- 返信するタイミングが早すぎないか?
このあたりを意識しながらトークを振り返ってみると、いくつか「改善点」が見つかるかもしれません。
おなじ過ちを犯さないようノートにペンでメモをとり、目につく場所へ置いておきましょう。
好きな人とのLINEにおける注意事項、つまり自分専用のマニュアルとして役立つはずです。
たとえば「自慢するな。途切れることを恐れて毎回質問で返すな」という具合に、自らの悪いクセを修正してみてください。
会話を再開する際のポイント
スタンプだけが届いたことで、これまで続いていた会話は一旦終わりました。
このスタンプへの返信は不要です。
むしろ「くどい奴」だと思われる恐れがあるため、返信してはいけません。
「あなたに1億円が当たりました。受け取り方法はこちら」みたいな詐欺メールとおなじで、スタンプだけのLINEに"返信したら終わり"です。
既読をつけたら放っておきましょう。
会話を再開するにあたっては、
- トークの反省点
- 相手の興味があるテーマ
この2点に注意してください。
トークの反省点については、すでにお伝えしたとおりです。
「スタンプで会話を強制終了された原因」は人それぞれ違うため、各自の反省点に従ってください。
それから会話の内容は、できるだけ「好きな人の興味があること」に合わせます。
というのも、人は自分の好きなことを話すのが好きだからです。
たとえば、いっさい興味がないのに「ロシア料理っていうのはね……」なんて話を誰かに延々とされたら、ゲンナリしませんか?
いい加減にしてくれ、ってなもんでしょう。
こんなふうに会話が退屈にならないよう、なるべく相手の「好きなこと」を話題にします。
それから人は「教えることが好き」なので、わからない情報を教えてもらうと良いでしょう。
たとえば相手がホラー映画を好きだとしたら、
- 初心者でも観れる作品は?
- 今までで一番怖かった作品は?
- ホラーを観てふつうに寝れる?
- トイレに行けれなくならない?
といった感じです。
質問攻めはアウトですが、例外的に、相手の好きなことに関する質問なら大丈夫です。
おそらく嬉々としてあれこれ語ってくれることでしょう。
そしたらこの流れで「いま上映してる〜ってホラー映画、いっしょにどう? 一人だったら途中退席しそうだけど、隣にプロがいてくれたら心強い」という感じでデートに誘えます。
結果、交際に近づく、というわけです。
もちろん映画に限らず、
- 音楽
- 外食
- スポーツ
など、好きな人がどんなテーマに関心を持っていたとしても、デートにつなげられます。
好きな人の好きな話題がわからなければ、自分の「好き」を話す手もあります。
たとえばスターバックスコーヒーが好きでよく行くなら、
- 新メニューの〜って知ってる?
- 知らない。美味しいの?
- かなり美味しい。一緒にどう?
- 奢ってくれるの?笑
- 特別にいいよ。でもお代わりは自腹で
このようにしてデートに誘ってみても良いでしょう。
もし気になる人にデートの誘いを断られ、おまけにまた「スタンプだけの返信」で会話に終止符を打たれたなら、いよいよ脈なしが濃厚です。
そのときには、この恋を諦めたほうが良いかもしれません。
まとめ
スタンプだけの返信とは、ずばり「既読無視よりはマシな対応」だといえます。
つまり、お相手にこれ以上トークを続ける気はないが、かといって既読スルーするのは申し訳ないと思っている、ということです。
だから無視をする代わりにスタンプをポンと送って「終わり」を告げてきました。
スタンプは、花火大会の最後に鳴らす(終了を知らせる)空砲みたいなものです。
このスタンプに返信するのは"愚か"なのでやめましょう。
脈なしを通り越して、もっとマイナスな「反感あり」になってしまいかねません。
ひとまず、スタンプが暗示する「会話の終わり」を受け入れることです。
次いで、気になる人とのトーク内容をさかのぼって見返し、反省点を見つけます。
- 自慢話してない?
- 自分の話ばかりしてない?
- 容疑者の尋問みたくなってない?
- 相手の興味を無視してない?
といった点に着目してみてください。
これらの反省を踏まえ、それから好きな人の興味があるテーマを引っ提げたなら準備完了です。
スタンプで途切れていたLINEのトークを再開させましょう。
LINEを再開させるタイミングは1週間後でも、3日後でも構いません。
気になる人の好きな話題(映画や読書、スポーツなど)で会話が盛り上がったら、デートへと話を進めます。
ただ盛り上がっておしまい、では意味がありません。
まるでコンロでフライパンを熱して、なにも焼かずに火を消すようなものです。
いったい何がしたいんだ、という話です。
好きな人ともう一度LINEをするなら、デートを目指すべきです(目的がないと結局あやふやな退屈な会話になって終わる)。
恐れることはありません。
あれこれ改善してバージョンアップした"前とは違う最新版の自分"に自信を持ちましょう。
そう、自分を信じるのです。
以上、LINEの返信がスタンプだけだったら脈なしか、でした。
【結論】恋愛対象として見られていないのか、会話に難があったのか。後者だと信じ、トークを振り返って問題点を探そう。今度は相手の好きな話題をトークテーマにして再チャレンジ。目指すはデートの約束。
好きな人が冷たい理由と対処法に関して、当サイトにはこんな記事があります。
好きな人との会話のネタ切れについて、当サイトにはこんな記事があります。
付き合う前の2人が話すべきでない内容に関して、当サイトにはこんな記事があります。
ネット通販サイトAmazonでは、恋をしている男女にこちらの書籍が売れています。
相手の考えを知れたら、次の行動がとりやすいと思いませんか?