- 運転時についスピードを出し過ぎてしまう
- ゆっくり走れるようになりたい
こうした悩みを持つ人に「安全運転ができる5つの秘訣」をご紹介します。
※この記事は「夫/彼氏がスピードを出し過ぎて困っている女性」にもオススメです。
ぜひURLをコピーして、旦那/彼氏に送ってみてください。
(旦那が生まれ変わるか、喧嘩になるか。ふたつにひとつです)
スピードの出し過ぎを防ぐ方法
スピードの出し過ぎは自制心があれば防げます。
自制心を働かせるために、私たちが取るべき5つの手段をご紹介します。
1. 罰金で買えたはずのものを想像する
速度超過で警察に捕まったとしましょう。
もしも20kmの超過だった場合、1万5千円の反則金が課されます。
安全運転をするためには、1万5千円あれば何ができたのかを具体的に想像することが重要です。
1万5千円でできることってなに?
1万5千円あれば映画館で8〜10本の作品を鑑賞できます。
1万5千円あればスシローで寿司を138皿食べれます。
1万5千円あればうまい棒を1500本買えます。たぶん置き場に困ります。
そんな1万5千円を反則金として支払うだなんて、損だと思いませんか?
あなたは1万5千円があったら何をするでしょう。
具体的にイメージしてみてください。
損をしたくない!という感情を爆発させて、自制心をたたき起こしましょう。
1万5千円を失わないために法定速度で走るのです。
2. カーブを曲がりきれずに事故を起こすシーンを想像する
カーブを曲がりきれない場面を想像してください。原因は何でしたか?
マリオカートみたいに妨害されたから?
マリオカートみたいに複雑なコーナーだったから?
事実、ほとんどがスピードの出し過ぎです。コントロールが利かなくなってクラッシュしてしまうわけです。
でなければ、「見通しの良い緩やかなカーブ」で事故は起こりません。
(居眠りも考えられます)
現実はゲームみたいにリスタートできない
あまり気分のいいものではありませんが、事故を起こすシーンを想像することで、自制心が働きます。
ガシャン!
事故を起こしてしまいました。
命は無事ですか。誰かを巻きこんではいませんか。車はどんな具合ですか。なににぶつかりましたか。
ガードレールの修理代は誰が払うんでしょう。車の修理代はどれくらいかかるでしょう。保険料は上がってしまうのでしょうか。
こんなことを考えているうちに、スピードを出したい気持ちは失せます(なんなら運転をする気すら失せます)。
現実はゲームのようにリスタートできません。1回のミスが命取りになります。
つまるところ、マリオカートじゃないんだぜ、ってことです。
3. もし殺人を犯すとすれば運転中しかないと強く意識する
あなたが善良な心の持ち主だとしても、人を殺してしまうことがあります。
それは運転中です。
運転中は誰しもが「加害者」になる可能性を秘めています。
その可能性はどうか秘めたままにしておいてください。
スピードが出ていれば出ているほど、ぶつかったときの衝撃は大きくなり、致死率も高まります。ゆっくり走るのが最善です。
4. オートクルーズ機能を使う
とくに高速道路で有効なのがオートクルーズ機能です。
オートクルーズ機能を使うと、速度を一定に保ったり、前方の車を追走したりできます。
オートクルーズ機能を使ったことはありますか?
ドライバーの心に余裕をもたらしてくれるんですよね。
アクセルを踏まないので、「もっと速度を出してやろう」といった気持ちになりません。のんびり優雅に走行できてオススメです。
時速90kmは遅い?
高速道路を走っているとします。流れは時速90km。あなたは遅いと感じています。
そこでオートクルーズ機能をオンにして、アクセルペダルから足を離しました。
すると不思議なことに、時速90kmへの不満もみるみる消えてしまいました。
ということが起こります。
ぜひ実際にオートクルーズ機能を使い、機械に運転を任せてみてください。
5. パワーのない車に乗る
最後に紹介するのは「パワーのない車に乗る」という方法です。
パワーのない車としてはノンターボの軽自動車をおすすめします。
なぜなら、遅い車に乗っているとスピードを出したいと思わないからです。
出さないというか出せないというか。自制心というか諦念というか。
理由はどうであれ、もたらされる結果は一緒です。ぜひ安全運転を心がけましょう。
速い車に乗ったらスピードを出したくなるのが人情
一方で、スポーツカーを運転するとついスピードを出し過ぎてしまうのが人間というもの。
なぜなら、アクセルをポンと踏むだけでグーンと加速するからです。
スピードを抑えて走るためには相当な自制心が求められます。
一方でパワーのない車はどうでしょう。
ポンと踏んでもそれなりの加速です。速くもなければ楽しくもありません。
「飛ばしたい!」という気持ちが芽生えないので、そもそも自制心は必要ないわけです。
「つい速度を出し過ぎてしまう」と感じる人は、ぜひ遅い車に乗り換えてみてはいかがでしょう。
そしてトランクに大量の米を積んでください。ただでさえ遅い車が、絶望的に遅い車になります。
まとめ
ここまでの内容を振りかえります。
自制心を働かせるためにはつぎの5つが重要でした。
- 1万5千円に固執すること
- クラッシュを想像すること
- 刑務所生活をしたいか自問すること
- アクセルペダルを離すこと
- 米を積むこと。いっぱい積むこと
ぜひ安全運転でいきましょう。マリオカートじゃないんですから。
以上、安全運転ができる5つの秘訣でした。
スマートな運転を目指したい方は、ぜひ車間距離を意識してみてください。
車間距離はどんなに空けても空けすぎることはありません。
運転には、人殺しになるリスクがあります。