この記事では「車間距離を空けて運転する4つのメリット」をイラストを交えて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
車間距離を空けて運転する4つのメリット
車間距離を詰めても良いことなど1つもない、というのが個人的な意見です。
事故やトラブルを避けるためにも、車間距離を空けて走りませんか?
1. 追突のリスクが減る
車間を空けて走っているだけで、前方の車に追突するリスクを減らせます。
仮に前の車が急ブレーキをかけたとしましょう。理由は、自転車と衝突しそうになったから(人でも動物でもいいですが)。
もし後続車のブレーキが間に合わずに追突してしまった場合、過失割合は100:0となる可能性があるのです。
もちろん、後続車が100ですね。「車間距離不保持」ということで全面的に悪くなります。
こうした事態を避けるためには、車間距離を空けて走るのが一番です。
前の車が急ブレーキをかけたとしても、車間を空けていれば余裕を持って停止できますね。
2. 煽り運転のトラブルを避ける
煽り運転に明確な基準(3m以内に接近したらなど)はありません。
そのため、「前方のドライバーがどう感じるか」がすべてです。
自分では煽っているつもりがなくても、車間が近い人はけっこういます。
これを前方のドライバーが「煽られている」と感じて、警察に通報した場合、後続車のドライバーには警察から電話がかかってきてしまうのです。
「通報がありました。あなた煽り運転をしましたね?状況を説明してください」と。
あるいは、激昂した前のドライバーが暴力を振るってくるケースもあります。
(自分では煽っているつもりがなくても)
いまの世の中、なにがあるかわかりませんからね……。
無用なトラブルを避けるためにも、車間距離を空けて走ることをおすすめします。
前の車にドライブレコーダーがついていれば、どんな言い訳も通用しません。
じゅうぶんご注意ください。車間距離は空けすぎなくらいがちょうどいいのです。
3. 余計なブレーキが減る
車間を空けているとブレーキを踏む回数が減ります。
前の車が減速したらアクセルペダルを離す。こちらもエンジンブレーキで減速する。これで、たいていはブレーキを踏まずに対処できます。
ブレーキを踏む回数が減るとブレーキパッドの消耗を抑えられるので、ブレーキパッドが長持ちし、お財布に優しいのです。
それだけではありません。
ブレーキを踏みまくるドライバーは後続車のドライバーから「運転が下手なヤツ」というレッテルを貼られます。
(あなたの車はブレーキペダルを踏むと前進する仕組みなの?と)
車間を空けてブレーキの回数を減らしたいものですね。
4. 目立つ
「俺の車すごいだろ?」と周囲にアピールしたい人は車間距離を空けて走るべきです。
そうしたほうが対向車の乗員からよく見えるからです。
もし私がランボルギーニに乗っていたら200mは車間をとりますね(めちゃくちゃ自慢したいので)。
前の車にくっついて走っていると、存在をアピールできません。
「俺の車すごいんだぜ」と思っている方は車間を空けて走るのが得策です。
結果として安全運転になり、トラブルも回避でき、ブレーキパッドの磨耗も防げるので良いことづくめですよ。
彼女にも「まぁ紳士的で素敵な人ね」と思われます。ラッキー!
内心で「みんな俺を見ろー!」と思って運転していればいいわけです。
(嫌なヤツですが)
まとめ
- 追突のリスクを回避
- 無用なトラブルも回避
- ブレーキの回数が減少
- 目立てる
これらが車間距離を空けて走るメリットです。
「じゃあ具体的にどれくらい空ければいいのか」ですが、目安はありません。
後続車をイライラさせない範囲内で空けられるだけ空けましょう。私は前のドライバーが不安になるくらい空けまくっています。
これ、おすすめですよ。
みなさん、前のドライバーを不安にさせるのです。
「なんで後続車はあんなに離れているんだろう?もしかして、俺の車燃えてたりしないよね?」
と思わせるのを目標に車間を空けてみてください。
そうすれば、自ずと距離をとれるかと思います。
煽り運転よりもタチが悪いような気もしますが、まぁそんなことはいいでしょう。
ぜひ前のドライバーを不安にさせることを目標としてみてください。
以上、車間距離を空けて運転する4つのメリットでした。
参考になれば幸いです。
ただし1つだけ。車間距離を空けて走っていると、後続車に煽られてしまうことがあります。
煽られた場合の対処法はこちらの記事を参考にしてみてください。