買ってから数日が経ったバナナは、熟して黒くなりますよね。
見た目だけでなく、食感も柔らかく変化します。
熟したバナナが嫌いで、熟さないように保管する方法をお探しですか?
この記事では、
- バナナスタンドはおすすめか
- バナナが熟さないように保管する方法
など、「バナナはどうやって保管するのが良いか」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
バナナは「バナナスタンドに吊るして保管」が1番なのか
バナナスタンドに吊るしたバナナは熟しにくくなります。
なぜなら、バナナは接触面から熟していくからです。
バナナスタンドを使えば、バナナを宙に浮かせた状態で保管できます。
実の部分はどこにも接触しません。
したがって、バナナの成熟を遅らせる効果が期待できるわけです。
黒ずんだバナナが嫌いな人は、バナナスタンドを活用した方が良いかもしれません。
実際にバナナスタンドを使った感想
以上は「理論上」の話です。
実際にバナナスタンドを使ってみた経験からいうと、お金を払う価値はありませんでした。
スタンドに吊るしていてもバナナは熟します。
テーブルの上で保管したときと、スタンドに吊るしたとき。
どちらの状態でもバナナは日々着実に熟し、黒ずんでいきました。
つまり、バナナスタンドの効果ナシ。
それに、最後の1本になったバナナはスタンドに吊るせず、テーブルなどに置くハメになります。
(スタンドはバナナが房の状態でしか使えない)
お金を払い、部屋にモノを増やすほどの価値がバナナスタンドにあるかといえば、ないでしょう。
バナナは冷蔵庫で保管すべし
熟して黒ずんだバナナが嫌いな方は、買ってきたバナナを冷蔵庫の野菜室へ入れてみてください。
冷蔵庫で保管すれば、成熟を大幅に遅らせることが可能です。
1週間程度なら買った日の状態をキープできます。
冷蔵庫で保管したバナナについては、上の記事に詳しく書きました。
バナナは冷蔵庫で保管してはいけない?
「バナナは南国の食べ物だから冷蔵庫に入れてはダメ。常温で保管すべき」
こんな意見がありますね。
上の主張は曖昧で、根拠がよくわかりません。
ミニチュアダックスはドイツの犬だから日本の環境下で飼育してはダメ、みたいな、トンデモ理論です。
冷やしたバナナは、具体的にどのようになってしまうのでしょう?
バナナを冷蔵庫に入れると「低温障害」を起こす可能性があるとされています。
冷温障害が起こったバナナは、
- 褐変
- 追熟不良
といった現象が起きるといいます。
褐変とは、変色することを意味します。
たしかに冷蔵保管したバナナの皮は変色しますが、実は黄色いまま。
黒ずんだりしません。
もしかすると「追熟不良」なるものを起こしているのかもしれません。
が、熟したバナナが嫌いな人にとって、追熟不良はウェルカムですよね。
なんら問題ないといえます。
したがって、「黒ずんだバナナが嫌なら買った日に冷蔵庫へ入れるべし」が答えです。
まとめ
黒ずんでグニャグニャしたバナナが嫌いな方は、冷蔵保管一択です。
野菜室へ入れておきましょう。
バナナスタンドは効果がありません。
バナナスタンドを買うことは、数百円を失い、家にガラクタを増やす行為に等しいといえます。
さらに困ったことには、「バナナを吊す」以外になんの役にも立たない。
いわば無用の長物です。
うっかり買わないことをおすすめします。
以上、バナナはどうやって保管するのが良いのか、でした。