「ダイエットをしたいならバナナが良い」
なんて聞きますよね。
これ、実際のところはどうなんでしょう?
この記事では、
- バナナを食べれば痩せるのか?
- 朝食や昼食をバナナ1本にしたら?
など、「バナナはダイエットに効果的な食べ物か」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
バナナはダイエットに効果的なのか
バナナは「摂取しても太りにくい食べ物」です。
どうしてかというと、GI値が低いから。
GI値の低さゆえ、バナナを食べても血糖値が上がりにくいんですね。
血糖値はダイエットのカギをにぎっています。
体重をキープするためには、血糖値の急上昇を避けたほうがいい。
バナナは血糖値を急上昇させない。
だからバナナを食べても太りにくい、というわけです。
いっぽうで、小麦は高GI食品です。
ダイエット中は小麦を原料とした、
- パン
- ピザ
- ドーナツ
- スコーン
- ベーグル
- シリアル
- コーンフレーク
などに手を出さないほうがいいでしょう。
朝食や昼食をバナナで済ませる
ダイエットにバナナを活用するなら、朝食や昼食をバナナに置き換えるのがおすすめです。
- 朝食をバナナだけ
- 昼食をバナナだけ
このどちらかですね。
バナナ1本では足りなければ、2本食べても問題ありません。
あるいは、切ったバナナをヨーグルトに入れて食べるのもアリです。
ただし、ヨーグルトは砂糖が入っていない種類(プレーンタイプ)を選びましょう。
バナナだけでは栄養不足になる?
他の2食でバランス良く栄養をとれていれば、1食をバナナに置き換えたくらいで栄養が不足することはありません。
世の中には1日1食、しかも青汁1杯だけで生きている人だっているんです。
食事が青汁1杯だけだなんて信じられませんよね。
それでも栄養不足には陥っておらず、健康体だといいます。
したがって、私たちが1食をバナナに置き換えたところでなんら問題ありません。
ほかの2食でタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなどを摂取するように心がけてください。
バナナに飽きたらどうする?
毎日バナナを食べていると、飽きる日が来るかもしれません。
バナナの味や食感に飽きたら、
- 食べるのをやめる
- 我慢して食べつづける
いずれかを選びましょう。
「食べるのをやめる」というのは、1日2食で生活するということです。
ほんとうに痩せようと思ったら、バナナすらも障害になります。
空腹を紛らわすために(太りにくい)バナナを食べているのであって、食べずに済むなら、なにも口にしないほうがいいのです。
1日2食にすると脂肪が減り、お金が増えます。
バナナに飽きたら、1日2食への移行を検討してみてください。
「ハチミツをかけてアレンジ」はおすすめしません。
ハチミツはGI値が高い食材なので、ダイエットには不向きです。
まとめ
バナナとダイエットの関係について書いてきました。
バナナは「食べると痩せる魔法の食べ物」ではありません。
太りにくいだけ、すなわち脂肪に変わりにくいだけです。
空腹に耐えられなければ、パンやラーメンを食べるよりはバナナを食べたほうがマシ、という感じ。
2食の生活に耐えられるなら、1日2食にしたほうがいいでしょう。
(3食のうち1食をバナナに置き換えるのではなく)
とはいえ、明日から1日2食にするのはしんどいですよね。
いったん1食をバナナに置き換え、いずれバナナ無しにするのが良いのかもしれません。
以上、バナナはダイエットに効果的なのか、でした。
バナナは冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
ところで、運動はしていますか?