冷え性に悩んでいませんか?
冷えは万病のもとだといいます。
放置しておくと、体に不調が現れるかもしれません。
この記事では、石原新菜監修『やせる、不調が消える 読む冷えとり』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『やせる、不調が消える 読む冷えとり』の要約と感想
まずは本書の要約から。
便秘、肌荒れ、生理痛、肩こり、頭痛、腰痛など、病院に行くほどでもない不調は、冷えが原因となっている可能性がある。
体が冷えると基礎代謝が下がるため、太りやすい体にもなってしまう。
イラストを交えながら、体温を上げる方法を紹介する。
以上がおもな内容です。
見出しや重要箇所をオレンジ色で強調したり、図で説明したりといった工夫がなされていました。
体温を上げる効果
体温を上げると、免疫力や基礎代謝も上がるといいます。
免疫力が上がれば病気に負けない体に、基礎代謝が上がれば太りにくい体になりますね。
体温が高い人ほど、がんになりにくいともいわれています。
平均体温でいえば36.5度以上が理想だそうです。
あなたの平均体温は36.5度を上回っていますか?
体温が低かったり、体の末端が冷えていたりする場合には、本書を参考に生活を見直す必要があるといえそうです。
体温を上げるには「運動」が良い
手っ取り早く体温を上げるには、運動をするのが良いといいます。
なぜなら、筋肉を動かすことで熱が作られるから。
筋肉はいわば体を温める自家発電装置なのだそうです。
筋肉の75%は下半身についているため、下半身を動かせば、効率的に発熱できると書かれていました。
- スクワット
- ジョギング
- ウォーキング
- サイクリング
などの運動をすれば、積極的に下半身の筋肉を使うことができます。
くわえて著者は「片足立ち」も推奨していました。
1分間の片足立ちで、50分間のウォーキングとおなじ負荷が得られるのだとか。
1分間の片足立ちで50分間のウォーキングとおなじ負荷……。
そんなバカな、と思いますよね。
でも実際にやってみるとわかります。1分間の片足立ちは容易ではありません。
そして、体温が上昇するのを感じられます。
ぜひお試しください。
「生姜」は冷え性の強い味方
ご存知の方も多いでしょう。
冷え性改善に役立つ食べ物の筆頭は、生姜です。
生姜は漢方薬の7割に入っているスーパー食材だといいます(東洋医学では冷えを避けることが重要だとされているので)。
生姜湯を飲んだり、生姜をすり下ろして味噌汁に入れたりすると良いそうです。
スーパーの野菜コーナーで生姜を買ってきて、料理に混ぜてみませんか?
食品には陽性のものと陰性のものがあるといいます。
- 陽性:体を温める
- 陰性:体を冷やす
本書には一覧としてそれぞれの食品が紹介されていました。
冷え性改善のためには、日頃から陰性の食材を避け、陽性の食材を多く口にしたいものですね。
まとめ
ところで、あなたは1日3食の生活を送っていませんか?
著者曰く、1日3食は冷え性を悪化させるといいます。
なぜなら1日3食は食べ過ぎであり、血液をドロドロにするリスクがあるから。
成長期でもない大人が1日に3食とる必要はないといいます。
これを機に、1日2食の生活にシフトしてみてはいかがでしょう?
ほかにも、
- 腹式呼吸が効果的
- ストレスを溜めない
- セルフ温灸がおすすめ
- 湯船には毎日浸かること
- 腹巻は24時間365日着けるのが理想
など、冷え性改善に役立つ情報が満載です。
以上、石原新菜監修『やせる、不調が消える 読む冷えとり』の要約と感想でした。
実際に1分間の片足立ちにチャレンジしてみました。
1日2食で生活するなら朝食を抜きにし、代わりにバターコーヒーを飲むのがおすすめです。