1日1食生活に3日間チャレンジしてみた感想【メリットは無い】

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1日1食の生活に興味がありますか?

タレントや医師など、1日1食生活を公言している有名人もチラホラいます。

 

彼/彼女らが実践している理由はさまざまで、

  • 健康に良いから
  • 仕事に没頭するため
  • 一日一食でじゅうぶんだから

などが挙げられています。

「ダイエットのため」は一時的な実践なので除く。

 

実践者の話を聞いているだけではピンとこなかったので、自ら一日一食生活を実践してみました。

この記事では、1日1食生活にチャレンジしてみた感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

1日1食生活に3日間チャレンジしてみた感想

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1日1食で3日間だけ生活してみました。

感想は「メリットが感じられない」の一言に尽きます。

 

私は夕飯だけをとるようにし、朝と昼はコーヒーや水だけを飲んで過ごしました。 

夕飯以外では固形物を口にしていません。

液体だけでお腹を満たします。

 

空腹感に襲われたか?

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さほど空腹感には襲われませんでしたが、夕方ごろから頭がボーッとする感覚がありました。

 

スマホのバッテリーが減って省エネモードになったような状態です。

おそらく脳のエネルギーが不足していたのだと思います。

 

頭がボーッとしているせいで、仕事に集中できません。

これは一日一食のデメリットです。

 

「初日は体が慣れていないだけだろう」と思い3日間続けてみましたが、3日目になっても脳は慣れず。

夕方になると脳が低電力モードへ移行するのは避けられませんでした。

 

1日1食はデメリットの勝ち

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1日1食生活は、さながら修行です。

 

食欲、性欲、睡眠欲という人間が持つ三大欲求のひとつを、グッと抑え込むわけです。

それなりの見返りがなければやってられません。

 

3日間つづけた時点でなんの見返りも感じられなかったため、1日1食はやめました。

 

1日1食で仙人のように悟りが開けるとか。

ビジネスアイディアが湧き出してきて止まらないとか。

モテまくるとか。運気が高まるとか。

肌がツルツルになるとか。

そういった実利が欲しかったのですが、特筆すべきものはなにも得られませんでした。 

 

1日1食生活で得られたのは、妻から向けられる「嘘でしょ?」という怪訝な目だけだったといえます。

 

 

1日1食で栄養不足に陥る

一日一食生活を行うのに欠かせないものがあります。

なんだと思いますか?

 

ガッツ?

気合や根性も必要ですが、正解は「栄養に関する正しい知識」です。

なぜなら、これまで3回の食事でとっていた栄養を、1食でとらねばならないからです。

 

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栄養の知識がない素人が一日一食生活を始めたらどうなるでしょう?

おそらく、栄養不足に陥ります

 

一回の食事だけでバランスよくミネラルやビタミン、タンパク質、資質、糖質などなどを摂るのは困難だからです。

 

正しい知識を持たず、勢いとノリだけで一日一食生活をスタートしてしまうと、栄養失調でいずれ倒れることでしょう。

したがって、一日一食はやめておくか、いつ倒れても良いようにヒザにサポーターを当てておくか。

いずれかの対策が必要です。

 

若返りとか長寿遺伝子とかどうでもいい

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本記事を読んでいる方のなかには、1日1食に「若返りや長寿」といった効果を期待している方がいるかもしれません。

 

空腹状態、飢餓状態をつくりだして長寿遺伝子をオンにし、健康長寿を目指そうというわけですね。

1日1食が長生きにつながると主張する医師の言葉を聞き、興味を持ったのでしょうか。

 

これが事実だとしても、1日1食で過ごそうとは思えません。

つねにお腹ペコペコの状態で120歳まで生きるよりも、美味しいものを食べて80歳まで生きるほうが幸せだと思うからです。

前者はまるで刑務所のなかで長生きするようなもの。苦しい日々が長く続くだけ。

 

アンチエイジングという意味では、ランニングやジョギングなどの運動をしないほうが効果的だと考えています。

激しい運動は、体内に大量の活性酸素を発生させるからです。

 

1日1食で若返りを試みるのはしんどいものですが、「走らない」ことで若返りを図るのはラクなので、おすすめです。 

 

まとめ

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一日一食生活を実践してみた感想をお伝えしてきました。

 

食事を抜いて過ごしていると、自らのストイックさを感じられます。

「おれストイックだな」ってなもんです。

 

ただ、この自惚れにどれほどの価値があるのかはわかりません。

ストイックな日々の先にあるものが不明だからです。

待っているのは"栄養失調" というゴールというか落とし穴かもしれない。

 

1日1食が断食やファスティングと呼べるのかはわかりませんが、こうしたものに手を出す際には、専門家のアドバイスを受けてからのほうが良さそうです。

専門家の指導を受けながら「断食」を実践できる施設が存在しますので、興味がある方にはそちらをおすすめします。

 

素人判断で1日1食を始めるのは危険です。

食べることを「悪」だと感じるようになると、拒食症につながるリスクもあります。

ご注意ください。

 

以上、1日1食生活に3日間チャレンジしてみた感想でした。

結論。メリットなし。

 

www.shortshortshort.jp

朝食をバターコーヒーだけで済ませて昼夕はふつうに食べる、ソフトな「1日2食生活」はいかがでしょうか?

私はこれを実践しています。