『ダメなときほど「言葉」を磨こう』の要約と感想

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良い言葉には、人生を好転させるだけの力があるといいます。

 

言葉を大切にして生きていいますか?

 

この記事では、萩本欽一著『ダメなときほど「言葉」を磨こう』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『ダメなときほど「言葉」を磨こう』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

言葉を大切にしていれば、人生に思いもよらない幸運がやってくる。 

良い言葉には、幸運をたぐり寄せたり、人生を好転させる力があるのだ。

 

言葉を変えれば、思考や行動が変わる

「言葉」をメインテーマに据え、働き方や子育てなど、人生についての幅広いメッセージを込めた一冊。

 

以上がおもな内容です。

人生がうまくいっていないと感じる方に本書はおすすめです。 

現状を打開する考え方のヒントが得られるかもしれません。

不幸になると人はネガティブな言葉ばかり口にしがち。 

 

大成功する人も周囲を惹きつける人も、言葉のプロ

成功や信頼を手にするためには、言葉を大切にするべきだといいます。

なぜなら、良い言葉は、人を良い気分にさせるからです。 

 

悪口や不満ばかり発していては、成功や信頼を得ることはできないでしょう。

周囲をネガティブな気持ちにさせる人間は、お金や人に避けられてしまいます。

 

パッとしない人生を変えたいと思っても、仕事や住居を変えるのは難しいものです。

ですが、言葉なら今日から変えられます

手間もお金もかからず、意識を変えるだけで済むからです。 

 

転職や引っ越しと異なり、リスクなしで現状を変えられる可能性を秘めているのが言葉だということです。

ノーリスクであれば、言葉の力を信じてみても良いのではないでしょうか。 

 

 

ところで、良い言葉とは?

ところで、「良い言葉」とはどんな言葉を指すのでしょうか。

表現が曖昧で、わかりにくいかもしれません。

 

良い言葉とは、人生を前向きにさせる言葉をいいます。

では良い言葉がどこにあるかのかといえば、本書です。

本書のなかに詰まっています。 

 

「凪のなかでは人生の昼休みを過ごしていいれば良い」

「進んで損をする気質が大事」

など、著者の文章は読者を励まし、勇気づけてくれます。 

 

本書を読んで元気になれたとしたら、それこそが言葉の力だといえるのではないでしょうか。 

 

人生どん底のときに運がたまる

著者が大事にしているものが2つあるといいます。

  1. 言葉

これら2つです。

 

幸せな人生を送るためには、言葉と運が重要なのだそうです。

運について著者は、どん底のときほど大きな運がたまると述べています。

いっぽうで、絶頂のときには不運の種がまかれているのだ、とも。 

 

こう考えれば、どん底の時期でも前向きになれますし、絶頂のときには謙虚になれるのではないでしょうか。

 

仕事が面白いと感じたら、著者はその仕事を辞めてしまうそうです。

なぜなら、面白い仕事をつづけていると、運が減っていくと考えているからです。

 

極端な行動ですが、ここまでやっている著者の言葉だからこそ、説得力があるといえます。 

 

まとめ

言葉の力や運といったテーマが、本書のメインです。

したがって、具体的なノウハウやスキルというよりも、スピリチュアル寄りであるといえます。 

 

「運なんてバカバカしい」などと考えている方にとって、本書のアドバイスは参考にならないかもしれません。

 

独裁者の最強スピーチ術 (星海社新書)

独裁者の最強スピーチ術 (星海社新書)

  • 作者:川上 徹也
  • 発売日: 2012/04/26
  • メディア: 新書
 

他人を意のままにコントロールする「強い言葉」を習得したい方には、こちらの本がおすすめです。

人々の心を惹きつけるノウハウが詰まっています。 

 

なぜ、橋下徹の言葉は人の心をつかむのか?

なぜ、橋下徹の言葉は人の心をつかむのか?

  • 作者:内藤 誼人
  • 発売日: 2012/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

あるいは、こちらの本などいかがでしょう。

 

運というものを信じている方には、今回ご紹介した萩本氏の本をおすすめします。

 

ダメなときほど「言葉」を磨こう (集英社新書)

ダメなときほど「言葉」を磨こう (集英社新書)

  • 作者:萩本 欽一
  • 発売日: 2017/06/16
  • メディア: 新書
 

以上、萩本欽一著『ダメなときほど「言葉」を磨こう』の要約と感想でした。

結論。即効性のあるノウハウ集ではないけれど、ゆっくりじわっと作用する。「言葉と運」を大切にする著者の考えに触れられる本。