「見せるための消費」は本当にお金の無駄なのか?

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私たちは、他人に見せつけるために高級品を買ったり、豪華な食事をしたりすることがあります。

 

こうしたお金の使い方は「見せびらかしの消費(見栄の消費)」と呼ばれ、一般的にはお金の無駄遣いだとされています。

 

一般論はさておき、見せびらかしの消費はほんとうにお金の無駄なのでしょうか。 

「他人に見せて自慢したい」という欲求を叶えるために、お金を使わないほうが良いのでしょうか。

 

この記事では、

  • 誰も他人に興味がない
  • 自己満足でもじゅうぶん

など、「見せるための消費は本当にお金の無駄なのか」について書きました。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

見せるための消費は本当にお金の無駄なのか

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見せびらかしの消費は、けっしてお金の無駄などではありません。

 

  • 高級車
  • 高級バッグ
  • 高級腕時計
  • 高級アクセサリー
  • 高級ブランドの洋服

これらの商品を買ったからといって損にはならない、ということです。 

なぜなら、他者の前で自慢の品を見せびらかしているとき、私たちは間違いなく満足感を得ているからです。

 

ただし、「人は他人に興味がない」という事実は覚えておいたほうが良いかもしれません。

 

人は他人に興味がない

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高級ブランドのバッグを手に提げているとき、

  • 注目されている
  • 羨ましがられている
  • センスが良いと思われている

周囲からこのような評価を受けていると、私たちは考えがちです。

 

ですが実際のところ、私たちが持つ20万円のバッグに感心している人物はいません。

そもそも誰も、私たちのバッグに注目すらしていません。

なぜなら、人は他人に興味がないからです。

 

たとえばあなたは、エスカレーターで前に立っているおじさんの、

  • バッグ
  • 腕時計

がどこのメーカーのもので、どれくらい価値があるのか、安物か高級品かを考えるでしょうか。

おそらく考えたりはしないはずです。 

 

なぜなら、エスカレーターで目の前に立っている見ず知らずのおじさんにたいし、あなたはそもそも興味がないからです。

 

周囲の人物にいっさい興味を抱かず、「自分は注目されている」と思っているのは、あなただけではありません。

全員がこのように考え、出歩いていると思って間違いないでしょう。

というのも、その人物にとって人生の主人公はあなたではなく、その人物自身だからです。

 

 

見せびらかす消費は誰も見ない

私にとってもっとも関心があるのは私自身ですし、あなたにとってもっとも関心があるのはあなた自身です。 

この原則はすべての人間に当てはまります。 

 

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ですので、私たちがどれだけ高級な腕時計を身につけていたところで、誰も気づいてはくれませんし、誰も羨望の眼差しを送ってくれたりもしません。

  • 注目されている
  • 羨ましがられている
  • お金持ちだと思われている

これらはすべて(幸せな)勘違いです

 

私たちの高級な腕時計やバッグに気づいた人がいるとしても、「成金かよ。下品だな」と批判される可能性すらあるのです。

 

私たちの「見せびらかしの消費」にたいし、他人がどのような感想を抱くかは分かりません。

自らが買えない嫉妬心から「ダサい」とバカにされる恐れもあります。

 

ただ、ポジティブな気分に浸っている人物が一人だけいます。

紛れもない、私たち自身です。

 

「見栄の消費」は自己満足で充分

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見栄を張るための消費、他人に見せびらかすための消費は、結局のところ、自己満足の域を出ません

 

高級ブランドのスニーカーを履いたところで「みんなが私を羨ましがっているに違いない。ワッハッハ」という幸福感、満足感を得られるだけです。

ただ、自己満足で問題ないといえます。 

 

というのも、突き詰めて考えると、自己満足以外の満足など存在しないからです。

そして私たちが満足させるべき人間は、他の誰でもなく、自分自身だからです。

 

見せびらかしの消費、見栄のための消費は、客観的に見れば浪費、すなわちお金の無駄遣いかもしれません。

ただ、見せびらかしている本人は紛れもなくハッピーな気分になっています。

本人がハッピーな気分を味わえているなら、なにも問題ないといえます。

 

まとめ

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見せるための消費は本当にお金の無駄なのかについてお伝えしてきました。

 

見せびらかしの消費がお金の無駄かといえば、答えはノーです。

なぜなら、見せびらかしの消費によって自信や自己肯定感が高まり、気分が良くなり、満足感が得られるからです。

 

この満足は「自己満足」でしかありませんが、そもそもこの世には自己満足以外の満足が存在しないので、自己満足で問題ありません。

他者から見れば、不必要に思えるブランド物のバッグ、ラグジュアリーな腕時計などは「お金の無駄」でしょう。

 

ただ、本人にとっては無駄でなく、むしろ有意義かつ本質的なお金の使い方です。

なぜなら、もっとも大切な自分自身を満足させられているからです。

 

あなたが幸福感を得られている限り、他者の声やビジネス書の主張に惑わされることなく、「見せびらかしの消費」を貫けば良いのではないでしょうか。

 

以上、見せるための消費は本当にお金の無駄なのか、でした。

結論。無駄じゃない。自己満足できていれば有意義。

 

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高級腕時計をつけてドヤ顔をしたい方は、こちらの記事を読んでみてください。

 

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見せびらかしの消費にはお金がかかります。 

他者に自慢するためには、高価な商品やサービスを購入しなければならないからです。

ただ、「株でラクしてお金を儲けよう」などとは考えるべきではありません。