スバルが2020年秋に発売した新型レヴォーグ(2代目)は、先代にくらべ、内外装ともにカッコ悪くなりました。
一部では「新型レヴォーグの走りは素晴らしい」という声もありますが、車は走行性能だけでなく見た目も大切です。
デザインはダサいけど走りが良い新型レヴォーグは、まるでブサイクだけど性格は良いヤツ、みたいで残念です。
エクステリアデザインのダサさはこちらの記事に書きました。
この記事では、
- シニアケータイそっくり
- ブルーライトガンガン
など、「スバル新型レヴォーグは内装もダサい件」についてわかりやすくお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
スバル新型レヴォーグは内装もダサい
新型レヴォーグのエクステリアは、「ヘッドライトが小さくて離れすぎじゃない?」と見る者をガッカリさせます。
乗りこんだら今度は、「センターディスプレイ、デカすぎじゃない?」とこれまたドライバーを落胆させます。
ヘッドライトが小さすぎて、室内のディスプレイがデカすぎる車、それがフルモデルチェンジを果たしたスバル新型レヴォーグです。
11.6インチの大型ディスプレイがドン
新型レヴォーグのインテリアでまずわれわれの目を引くのが、センターに埋め込まれた11.6インチの大型ディスプレイです。
スバルとしては画面を大きくして使いやすくする狙いのようですが、ディスプレイに表示されるアイコンや文字までもがデカく、もはやシニアケータイみたくなっています。
もしかして新型レヴォーグは、70〜80代をメインターゲットとして開発されたのでしょうか。
なるほど、自慢のアイサイトXと高齢者は相性が良さそうです。
センターにiPadのような画面を埋め込むだけでは飽き足らず、スバルは、メーター類もすべて液晶パネルによってデジタル表示する方法を選びました。
結果として、センターに1つ、エクステリの奥に1つ、それぞれタブレット端末を埋め込んだかのようなインテリアが完成しています。
みなさん、騙されてはいけません。
カタログやメーカーウェブサイトでは画面がついた状態の内装が示されています。
大型ディスプレイの電源が入っていればなんだかそれっぽく見えますが、ひとたびエンジンを切れば、テカテカした黒い板が2枚埋まってるだけです。
そこにデザイン性や美しさはありません。
新型レヴォーグの内装を表す最適な形容詞は、「ダサい」で間違いないでしょう。
ブルーライトが心配
スバル曰く、新型レヴォーグのインテリアは、
「走りへの期待感を高める、先進的かつ上質なコクピット」
なのだそうです。
iPadのようなタブレット端末を2枚埋め込み、シニアケータイみたいなデカい文字とアイコンで情報を示す新型レヴォーグの内装デザインは、
「ドライバーのテンションを下げる、短絡的かつ目に酷なコクピット」
とも表現できます。
デカいディスプレイを「先進的」だと考えるのは、短絡的です。
ホンダeが良い例です。
「アナログは古くてデジタルこそが新しい」という思考一辺倒になってしまった結果、このようなダサい内装が出来上がったのでしょう。
高級腕時計を見ればわかるように、真の美しさや豪華さはアナログにこそ存在します。
液晶画面や大型ディスプレイといったデジタルを増やせば増やすほど、先進感が出るわけではありません。
出るのは、ブルーライトだけです。
新型レヴォーグでは、速度を見るにも、ガソリン残量を見るにも、いちいちブルーライトを放っているディスプレイを見なければなりません。
ブルーライトは強いエネルギーを持つ光であり、夜にブルーライトを浴びると眠りに支障が出るとされています。
寝付けない、眠りの質が落ちる、など。
新型レヴォーグを買って夜間に運転したら、デカいディスプレイの眩しさと、買ってしまった後悔で、眠れなくなりそうです。
まとめ
スバル新型レヴォーグの内装がどのようにダサいのかをお伝えしてきました。
スバルは「使いやすさ」を口実に、iPadのようなタブレット端末をドン、ドンと2ヶ所に埋め込み、デザインから逃れている印象を受けます。
端的にいって、手抜きデザインです。
エンジンをかけていない状態ではピカピカしてる黒い板がダサいですし、エンジンをかければ、シニアケータイのようにデカデカと表示される情報がこれまたダサく、ユーザーをガッカリさせます。
ディスプレイを多用して先進感を演出するのは、電気自動車だけでじゅうぶんです。
水平対向エンジンを搭載しているアナログなレヴォーグは、内装にもっとアナログな部分を残しても良かったのではないでしょうか。
以上、スバル新型レヴォーグは内装もダサい件でした。
結論。タブレット端末を2枚埋め込んだだけの内装。梅干しを2つ埋め込んだお弁当のご飯くらいダサい。ディスプレイより、ヘッドライトをもっとデカくすべき。
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