レクサスUXにたいする意見の中には、
- ダサい
- 貧乏くさい
- 買う人の心理がわからない
こうしたネガティブなものも存在しています。
もう少し言葉を付け足すと、「高級車レクサスの廉価なモデルに乗るなんて……」といったところです。
ちょうど、タワーマンションの2階に住んでいる人物が「見栄を張っている」と揶揄されるようなものでしょう。
つまり、
- LEXUSに乗っている人として見られたい
- タワーマンションの住人として見られたい
こうした自己顕示欲が透けて見えてしまうからこそ、一部の人々は嫌悪感(ないし優越感)を抱くわけです。
「背伸びしちゃって……」という具合です。
とはいえ、レクサスUXの価格はけっして安くはありません。
車両価格は400万円から、です。
そこそこの金額を出しているのに、尊敬されるどころか周囲に"見下される"とは、ずいぶん損な自動車ではないでしょうか。
この記事では、
- オーナーはお金持ちか貧乏人か?
- 世間の嘲笑を買わないためには?
など、「レクサスUXが低く評価される理由と対処法」をわかりやすく解説します。
レクサスUXの立ち位置を知るため、ぜひ参考にしてみてください。
レクサスUXが「ダサい貧乏臭い」と評価される原因
レクサスUXは、タワーマンションの2階(リーズナブル)に似ています。
タワーマンションと聞くと立派ですが、「2階に住んでいる」と知ったとたん、われわれは肩透かしを食らったような気分になります。
タワーマンションの高層階には富裕層が住んでいるので、この人物はおなじ建物に入居して、「自分も成功者の一員」だと見られたかったのでしょう。
レクサスUXも同様で、タワマンにこだわる住人のように、「レクサス」への執着が滲み出ています。
したがってそこには、成功者にあるべき金銭的精神的な余裕が感じられません。
むしろ反対に、
- 無理してる
- 頑張ってる
- 背伸びしている
- ローンの返済が大変そう
- さほどお金は持っていない
- だけど見栄だけは人一倍持っている
といった、本来のLEXUSのイメージとは程遠い印象を、UXは周囲に与えています。
なぜならUXが、レクサス車のなかでもっとも安価なモデルだからです。
400万円オーバーなのに貧乏くさい?
レクサスUXが貧乏くさいといっても、ほんとうに貧乏だったら買えません。
レクサスUXの購入には400万円以上の費用がかかります。
パワートレーン別の車両価格は、
- ガソリンモデル:397万円〜
- ハイブリッドモデル:433万円〜
それぞれこのようになっています。
ハイブリッドの最上級グレードは545万円です。
たとえば、一般に「高級車」と認識されているトヨタ・ハリアーは、車両価格299万円からラインナップされています。
つまり、レクサスUXよりも100万円ほど安い金額でハリアーが買えるのです。
ですが、ハリアーを「貧乏くさい」と揶揄する人は滅多にいません。
レクサスUXを「貧乏くさい」と揶揄する人は、います。
それもこれも、UXがレクサスのエントリーモデルだからでしょう。
それにたいしてハリアーは、トヨタSUVの上位モデルです。
イメージの違いです。
住居でたとえるなら、
- ハリアー:平凡なアパートの最上階
- UX:タワーマンションの2〜3階
回転寿司でたとえるなら、
- ハリアー:安い店で高いネタばっか
- UX:高い店で安いネタばっか
こんな感じです。
後者は、お金があるんだかないんだかわかりません。
ただし、ステータスへの憧れ、見栄、強い自己顕示欲と高いプライドがあるのは確かです。
ここまでの話を整理します。
「レクサスオーナー」の肩書きを得るには、どの車種を購入しても構いません。
1,000万円オーバーのLXやLCを買っても、500〜700万円のNXでも、たとえ400万円強のUXでも、レクサスオーナーです。
このうち、もっとも少ないコストで「レクサス」の称号を手にしている人物(UXオーナー)は、
- ダサい
- カッコ悪い
- 貧乏くさい
といった批判をされがちだ、ということです。
もちろんこの中には、「おなじ庶民サイドの人間なのに金持ちヅラして卑怯だ」といった妬みの感情も混ざっています。
レクサスに限った話ではなく、メルセデス・ベンツのAクラスに乗っていても、冷ややかな目で見られるでしょう。
「高級ブランドの最安モデル」を選んだら避けられない"宿命"です。
「あの人、レクサス買ったって」
「でも一番安いモデルだよ」
「なんだ、じゃあたいしたことないね」
こんな具合です。
LEXUSを買ってこれでは、あんまりです。
批判を避けるための方法
ダサいだとか貧乏くさいだとかいった世間のネガティブな評価を避けるためには、
- NX以上のモデルを買う
- 今回はレクサスをやめる
いずれかを選ぶことです。
「UXの一番高いグレード」を買っても意味がありません。
一般の人々はグレードの違いなどわからないので、パッと見て「一番安いレクサス」と一蹴して終わりです。
不本意な評価を受けないためにも、NX以上の、よりステータス性のあるレクサスを買うのが良いでしょう。
ただし、ボディサイズが大きくなり、金額も上がります。
もし予算が400〜500万円なら、レクサスではないほかの車を検討するのが無難です。
- トヨタ ハリアー
- マツダ CX-5
- アウディQ2、Q3
あたりをチェックしてみてはいかがでしょう。
恥ずかしがらずに、UXより堂々と乗れます。
レクサスにこだわるのであれば、「中古でNXを買う」という手もあります。
レクサスUXとおなじコンパクトサイズのSUVをお探しなら、
- トヨタ CH-R
- トヨタ カローラクロス
- マツダ CX-3
などがおすすめです。
これらの自動車なら、レクサスUXのように"悪目立ち"しなくて済みます。
まとめ
レクサスUXのデザインや内装に惚れて購入するなら、どんな批判も気にならないでしょう。
ただし、レクサスのブランド力やステータス性に惹かれてUXを買ってしまうと、つまりUXの先にある"LEXUS"にお金を出すと、不本意な結末を迎えることになります。
- 尊敬されない
- 褒められない
- 小馬鹿にされる
- 貧乏人から貧乏といわれる
このように、あまり気分の良いものではありません。
なぜなら、「アイツは最小限の出費でレクサスに乗って、周囲にマウントを取ろうとしている」とジャッジされてしまうからです。
そんな魂胆がないとしても、一部の人々は邪推します。
正直な話、欲しいのはUXという鉄の塊ですか?
それとも、付属のステータスですか?
もし後者であれば、その予算をハリアーやアウディQシリーズに回したほうが良いでしょう。
UXに乗るよりよほど羨望の眼差しや尊敬を集められるはずです。
以上、レクサスUXが低く評価される理由と対処法でした。
【結論】400万円でレクサスオーナーになれる車。ダサい貧乏くさいといった低評価の根底には、僻みや妬みの感情がある。「庶民なのにズルい」っていう。UXには賛否両論あるので、否定的な意見が気になるなら、ハリアーなど他のSUVがおすすめ。
レクサスUXの内装に関して、当サイトにはこんな記事があります。
300万円以内で買えるSUVについて、当サイトにはこんな記事があります。
顕示欲を満たすなら、自動車にかける費用を抑えて、代わりに持ち物(洋服やバッグ、靴)にお金をかけるのも一つの手です。
自動車にお金をかけないお金持ちの心理に関して、当サイトにはこんな記事があります。
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