- 今日もダメな1日だったなぁと布団の中で落ち込む
- 夜になると反省ばかりしてしまう
- 電気を消すと気分まで暗くなる
という人に向けてこの記事を書きました。
私もあります。「うわぁー。今日なんにもしてない。怠惰だなー」って思うことが。
そんなときは寝る前に筋トレをします。
なぜかというと、自尊心を高めるためです。
寝る前の筋トレで魔法をかける
もともと筋トレにはセルフイメージを高める効果があるとされています。
健全な精神は健全な肉体に宿る、ってやつですね。ココロの元気はまずカラダの元気からだ、と。
で、私はそんな筋トレを、寝る前によくやります。
たとえばこんな日。
「あぁ〜。今日はずーっと家でダラダラしてたなぁ。スーパーに買い物に行って……あとは……昼寝してスマホいじってただけか」
自尊心をガッツリ削られてしまう休日の過ごし方ですね。じつに怠惰でなんの成長もありません。一言でいうなら「なんにもしてない」。
「なんにもしてない」と感じてしまう日の夜は、ネガティブな気分になります。これじゃ気持ちよく眠れません。ぜったい夢の中で労働させられます。
で、それが嫌な私は腕立て伏せをします。だいたい8回くらい。
「なんにもしてない」が「筋トレした」へ
するとどうでしょう。
さっきまで「なんにもしてない」1日だったのに、とつぜん「筋トレした」1日に変貌を遂げました。
「なんにもしてない」と「筋トレした」の差は大きいです。後者は1日が輝きだします。
ポイントがあるとするなら、回数は気にしないってことでしょうか。
「腕立て伏せを8回した」ではむしろ自尊心が下がりそうですよね。
「ほぼやってないに等しいやん」とか「8回と0回は誤差の範囲やん」とか、自分にツッコみたくなります。
だから回数は無視しましょう。「腕立て伏せ」という行動のみに強烈にフォーカスするのです。そうすれば「私って偉い!」ってなって爆睡できます。
筋トレのしすぎはよくない
寝る前に激しい運動をするのはやめましょう。睡眠モードに移行しつつあったカラダが起きてしまい、眠りにくくなってしまいます。そうした意味でもおすすめは8回。
どんなに怠惰な1日でも、「くそー。こんな日を挽回するには腕立てと腹筋を200回セットじゃー!」などと考えてはいけないのです。
そんなことをしても、息が上がって睡眠の質が下がるだけ。
だいいち、「200回セットじゃー!」なんてエネルギーがあるんだったら、最初から怠けるんじゃないよ、って話です。
だからササッと8回だけ腕立てをして、サッと寝てしまいましょう。
怠惰な生活を送っている人間にはたった8回の腕立てすらもしんどいので、疲れてすぐ寝れちゃいます。
子供を見ていると想像する
ここまで読んで、「いや、結局ダメなままじゃんか。それじゃあ自尊心は高まらないよ。むしろ自己肯定感が低下しそう」って思った方は、正常です。
「おぉー!スゲェー!このブログ書いたヤツ天才かよ!」って感動している方は、詐欺にお気を付けください。
で、最後の仕上げです。
さっきまでの自分の行動。「なんもしてねぇ〜」って落ち込んでからの超時短筋トレを想像してください。それを、小さな子供がやってると想像してください。
「今日ボクなんにもしてない。でもほら見て、運動してるよ。ボクえらい?」って訊かれました。どうですか?
すこぶる可愛くないですか?
はい、じゃあその子供をちょっとずつ変化させて、あなた自身にしてください。
相変わらずすこぶる可愛くないですか?
すこぶる可愛いでしょう?
つまりですね、ここまで紹介してきた内容は、客観的に見ればすこぶる可愛いんです。
腕立てを8回して「私って立派」と感じているのは、5歳児が100円玉を3枚にぎって「ボクおかねもち」って言ってるようなもの。
もちろんそんなことはありません。
1分間筋トレをしても怠惰なままだし、財布に300円あっても長者番付には載れない。でも、自分のそんなダメなところをも愛するのです。可愛いじゃん、って。
自尊心が高まる
そうすればほら、自分をもっと好きになれていることに気づくはずです。自尊心も自己肯定感もセルフイメージも爆上がりです。たった8回の筋トレで。
完璧なんて求めない。ダメなところも含めて愛する。それが本当の意味での自己肯定でしょう?
だから私はこれからも寝る前に8回だけ腕立てや腹筋をします。
ぜひあなたもどうですか?
はい、記事はこれでおしまいです。
「いやいや、言ってることおかしくない?」と思った方は賢明です。
でも私は「マジ天才的発想!やるやる!8回やる!」って興奮してるあなたの方が好きです。
そしてそんな愛おしいあなたが、宝くじに当選しましたメールに返信してしまわないことを願っています。
ネット通販サイトAmazonでは、自己肯定感を高めたいユーザーに『鋼の自己肯定感』が評価されています。
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