健康のため、ダイエットのために運動をしようと思っているにもかかわらず、やる気が出ずに悩んでいませんか?
運動が続かない理由は2つあります。
- 時間がない
- モチベーションが上がらない
これらの問題を解決し、運動習慣を手に入れましょう。
この記事では、
- まとまった時間は必要ない
- 運動のメリットを把握する
など、「運動する気になれない理由とやる気を出す方法」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
運動する気になれない理由とやる気を出す方法
運動をする気になれないのは、意思力が足りないからではありません。
考え方をちょっと変えるだけで、運動にたいするモチベーションは湧いてきます。
大切なのは、考え方です。
なぜなら、運動をするかどうか、ジャージに着替えるかどうかを決めているのは、脳だからです。
私たちの脳に「運動がしたい」と思わせるために、本記事では2つの情報をお届けします。
- 運動をするのに時間は要らない
- 運動によって得られるメリット
これら2つの情報をインプットすれば、あなたの脳も、運動にたいして前向きになれるはずです。
事実1. 運動をするのに時間は要らない
運動をするのに20〜60分程度のまとまった時間が必要だと考えるのは、思い込みです。
体を動かすことが目的であれば、まとまった時間を確保する必要はありません。
生活のなかでなるべく体を動かすように意識するだけでOKです。
たとえるなら、年末の大掃除です。
キッチンやお風呂、窓ガラスなどを年末にまとめて掃除するよりも、日ごろからチョコチョコと掃除をしていたほうが楽ではないでしょうか。
運動もおなじです。
まとまった時間をとって体を動かすよりも、NEATを高めることに集中したほうが効率的だといえます。
NEAT(非運動性熱産生)とは、 家事や通勤などの生活活動で消費されるエネルギーのことを指します。
スリムな人の共通点
痩せている人は、たいてい家のなかでチョコチョコと動いています。
たとえば、痩せている人は、4メートル先のゴミ箱に向かって丸めたティッシュを投げたりしません。
ティッシュをつかんで立ち上がり、ゴミ箱に近づいて捨てます。
痩せている人は、家族に「棚からハサミ取って」などとお願いしたりしません。
サッと立ち上がり、自分でハサミを取りに行きます。
このように日ごろからチョコチョコと動いていれば、わざわざ時間をとってジョギングや散歩をする必要はないといえます。
なぜなら、日常活動量が多いからです。
チョコチョコ動いている人は消費エネルギーが多いため太りにくく、体をよく使っているので、身体能力を維持できています。
もし「運動をするには数十分のまとまった時間が必要だ」と考えているなら、その思い込みは手放しましょう。
まるで「筋トレをするにはジムに行く必要がある」と思い込んでいるも同然です。
つまり、自ら運動のハードルを高めてしまっているのです。
自宅でも筋トレができるのとおなじで、NEATを高めるだけでじゅうぶんダイエット効果や健康効果は得られます。
- 大股で歩く
- 階段を使う
- 30分に1回は立つ
など、日常の活動量(NEAT)を高めることを意識してみてはいかがでしょう。
1時間ジョギングをするよりも、身体を動かすハードルは低いはずです。
2. 運動するメリットを知る
運動をする気になれないのは、運動によって得られるメリットをじゅうぶん理解していないからかもしれません。
人は誰しも、意味のないことをしようとは思いません。
なぜなら、無駄だからです。
ところであなたには、アーモンドを食べる習慣がありますか?
もしアーモンドを食べる習慣がないとしたら、それはアーモンドが持つ健康効果を知らないからかもしれません。
ビタミンEや食物繊維、オレイン酸が豊富に含まれているアーモンドには、
- 美肌効果
- 便秘解消効果
- アンチエイジング効果
などが期待できます。
その優れた健康効果から、アーモンドのことを「天然のサプリメント」と呼ぶ専門家もいるくらいです。
このようにアーモンドの良さを知れば、知らない状態のときよりは、アーモンドを食べる気になるのではないでしょうか。
運動もおなじです。
運動にたいするモチベーションを上げるには、運動が私たちにもたらしてくれる恩恵を知っておくことです。
読めば運動がしたくなる書籍4選
運動のメリットが載っている本を4冊ご紹介します。
いずれも、あなたのモチベーションを高めてくれるに違いありません。
たとえば、運動をすると頭が良くなることがわかっています。
あなたが頭脳労働者であれば、獲得した運動習慣が、年収アップに結びつく可能性があります。
頭を良くしたいと思いませんか?
それから運動には、精神状態を良くする効果があります。
ストレス社会を生き抜くためには、強靭なメンタルよりも、運動習慣が役に立つのかもしれません。
うつや不安といったネガティブな感情には運動で対抗しましょう。
食後の運動は「血糖値スパイク」を抑える効果があります。
血糖値スパイクが起こったまま放置していると、糖尿病、認知症、がんなどのリスクが高まるとされています。
体を動かして損はありません。
筋トレのモチベーションを高めてくれる本です。
筋トレによって得られるメリットを網羅しています。
本書を読めば、誰でも筋トレがしたくてたまらなくなること請け合いです。
まとめ
運動する気になれない理由とやる気を出す方法をお伝えしてきました。
運動をするためのポイントは2つです。
まず1つは、運動するにはまとまった時間が必要だ、という固定観念を捨てることです。
ジョギングやテニス、スクワットだけが運動ではありません。
階段を上る、使ったモノをすぐしまう、掃除機をかけるなど、日ごろからまめに体を動かして過ごせば、NEATが高まって健康効果が得られます。
2つ目は、運動をするメリットを知ることです。
というのも、人間は意味のない行為をしたがらないからです。
- ここにスコップで穴を掘れ
- 穴を埋めろ
- おなじ場所に再び穴を掘れ
- 穴を埋めろ
これを続けさせられると、人はおかしくなります。
「なぜ?」という動機やメリットがわからず、ただただ苦しいだけだからです。
運動もおなじで、モチベーションが上がらない原因は、運動をしたいと思えるだけのメリットを把握していない点にあるのではないでしょうか。
上でご紹介した書籍を読めば、すぐにでも運動がしたくなるはずです。
なぜなら、運動によって得られるメリットはどれも魅力的なものばかりだからです。
以上、運動する気になれない理由とやる気を出す方法でした。
結論。NEATを高めることに注力する。運動によって得られるメリットを読書で学ぶ。体を動かしたくてたまらなくなる。まるでカップ麺のようにシンプルな展開。
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