腕と胸筋を鍛えるトレーニングメニューに特化しているのが本書です。
たくましい腕と胸板を手に入れたいと思いませんか?
この記事では、岡田隆著『太い腕と厚い胸板をつくる至高の筋トレ』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『太い腕と厚い胸板をつくる至高の筋トレ』の要約と感想
まずは本書の要約から。
上半身をゴツくしたいなら、腕と胸筋を鍛えるべきだ。
とはいえ、闇雲にトレーニングをしたところでじゅうぶんな効果は得られないだろう。
腕や胸にはどのような筋肉があるのか、それぞれの筋肉にどうやってアプローチするかなど、理論を身につけ、あなたが効果的なトレーニングを行えるようサポートする。
カラーのイラストおよび写真つき。
以上がおもな内容です。
本書の効果については、著者である岡田氏のカラダを見れば一目瞭然です。
"バズーカ"の異名を持つゴリマッチョな彼から、最短最速で効果が出るトレーニング方法を学んでみてはいかがでしょう。
腕と胸筋だけに特化している
本書が扱っているのは、
- 腕
- 胸筋
この2箇所の筋肉のみです。
下半身の筋肉や腹筋などについては触れておらず、腕と胸筋のトレーニングだけに特化していました。
つまり、腕と胸板をゴツくする理論・メニューが充実している、ということです。
上半身の筋肉を肥大化させたい方にとって、これほど親切でわかりやすい書籍はないでしょう。
たとえばあなたは、腕が4種類の筋肉から構成されていることをご存知でしたか?
4種類の筋肉をバランスよく鍛えなければ、腕を太くすることはできません。
それぞれの筋肉にはぞれぞれに適したトレーニング方法があるため、腕立て伏せばかり頑張っていても、残念ながら効果はいまひとつです。
せっかく努力をするなら、意味のない努力ではなく(毎日腕立て伏せ100回など)、筋肥大に結びつく正しい努力をしたほうが良いに決まっています。
ぜひ本書から理論を学んでみてください。
トレーニング内容について
本書に載っているトレーニングは、
- ジムで行うもの
- 自宅でできるもの
この2種類にわけられます。
比率としては、「ジムでのトレーニング」のほうがやや多めでした。
バーベルなど、特殊な器具を使うメニューが多数載っているということです。
もちろん、自宅で行える腕立て伏せなども紹介されています。
ただ、すべてのメニューを自宅で実践できるわけではありませんので、ご承知おきください。
本書ではダンベルを使ったトレーニングもいくつか紹介されていました。
安価かつ収納場所を取らないダンベルであれば、ネットなどで買い、自宅に置いておくのも悪くないでしょう。
上半身を鍛えるのにダンベルは役立つからです。
なお、トレーニングに関しては「どこの筋肉に効かせているのか」がイラスト(CG)で解説されています。
本書を参考にすれば、鍛えたい筋肉を意識しつつ効果的なトレーニングが行えるはずです。
まとめ
腕が太いマッチョを見て、たいていの人は「努力家なんだな」くらいの感想しか抱きません。
ですがマッチョはただ努力をしているわけではなく、考えながら筋肉を鍛えているのです。
腕立て伏せ100回を日課にしても、腕は太くならない。
あなたがもし太い腕と分厚い胸板を手に入れようと考えているなら、トレーニングを実践する前に理論を学んでおいたほうが良いでしょう。
なぜなら、意味のない努力を避けられるからです。
つまり、最短距離でマッチョを目指せる、ということです。
Tシャツが似合うガタイに憧れている方に本書はおすすめです。
以上、岡田隆著『太い腕と厚い胸板をつくる至高の筋トレ』の要約と感想でした。
結論。胸板を分厚く、腕を太くしたい人は読むべし。筋肉の分解と合成、タンパク質の摂取などについても学べる。
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