衣食住のなかで、優先してあなたがお金をかけているのはどれですか?
すべて最低限の基準を満たしている(家も服も食べる物もある)としたら、もっともこだわるべきは食事です。
なぜなら食事というのは、家よりも服よりも、私たちの健康にかかわっているからです。
この記事では、
- 食べ物はガソリンではない
- 満腹とじゅうぶんな栄養は別
など、「衣食住のなかで食事にもっともこだわるべき理由」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
衣食住の3つで大事なのは食事
衣食住とは、
- 衣服
- 食事
- 住居
を指す言葉です。
いずれも人間が安心して生きていくうえで欠かせない、生活の基礎となる要素です。
もしあなたが「健康で長生きしたい」と考えているなら(病気で早死にしたいと望んでいないなら)、まずは食事にお金をかけるのが賢いといえるでしょう。
なぜなら、衣食住のなかで一番われわれの健康に関わるのが、食事だからです。
- 広いアパート
- ハイブランドの高価な洋服
などにお金を使ったとして、私たちの健康や命にはなんら影響がありません。
ですが、品質の高い食材にお金を使えば、健全な肉体や精神といったリターンが得られます。
あなたが大富豪でなく、使える資金に限りがあるとするなら、まずは食事からこだわってみてはいかがでしょうか。
食べ物はガソリンではない
食事というのは、車でいう「ガソリンの給油」とはまったく違います。
なぜなら食事はただのエネルギー補給ではなく、摂取した食材が、そのまま私たちの体の一部となるからです。
つまり、食べた物で私たちの体はできている、ということです。
ガソリンがワイパーの一部になったりはしない。
もしあなたがポテトチップスばかり食べていたら、あなたの肉体はポテトチップスから吸収した脂質やタンパク質によって構成されます。
ポテチを揚げた油が人体にとって良質な油かといえば、答えはノーです。
おなじ油なら、魚に多く含まれるDHAやEPAを摂取したほうが良いでしょう。
DHAは細胞壁に柔軟性を持たせるため、魚を食べることで、脳の神経伝達がスムーズになるからです。
カップ麺ばかり食べている人間の体は、カップ麺の成分や栄養素でつくられます。
レトルト食品ばかり食べている人間の体は、レトルト食品の成分や栄養素でつくられます。
つまり何を食べるかの選択は、何によって自分のカラダをつくるかの選択だ、ということです。
あなたは納得したうえで、アレやソレを食べていますか?
「身体の材料選び」であると考えれば、食事について、いまよりも真剣になるのではないでしょうか。
もし家賃7万円のアパートに住んでいるとしたら
もしあなたが家賃7万円/月のアパートに住んでいるとしたら、5万円以下のアパートに引っ越し、浮いたお金を食費に回すのが賢明です。
物事には優先順位というものがあります。
健康を第一に考えるなら、まずお金をかけるべきはファッションでもアパートでもなく、食事なのです。
よってまずは食事にお金をかけ、安価な外国産よりも国産を選ぶなどし、あるいは食材を買って自炊するなどし、健康を守ります。
少なくとも、月7万円のアパートに住んでいてあなたの肝臓が元気になることも、血流がスムーズになることもありません。
5万円のアパートに住んでいても健康の度合いはおなじです。
収入が増えてきたら
仕事に励み、収入が増えてきたら、まずは食事にお金をかけて理想に近づけます。
- 高栄養価
- オーガニック(有機)
- 保存料不使用
などのワードに注目し、スーパーではこれらの食材を進んで選ぶようにしましょう。
調味料を買う際には成分を見比べ、体に良い原材料を使っているほうを選びます。
たとえ高価でも。
ファッションにこだわったり、広いアパートに引っ越したりするのは、食事のクオリティを上げてからでも遅くありません。
なぜなら、病気になったり、ポックリ死んでしまったりしたら、服やアパートどころの話ではないからです。
すなわち、健康が第一だということです。
まとめ
衣食住の優先順位についてお伝えしてきました。
もっとも優先すべきは食事です。
なぜなら、私たちの健康や命にもっとも関わるのが食事だからです。
衣服も、住まいも、食べ物も、お金をかけようと思えばとことんかけられます。
- 高級ブランド
- 大豪邸
- 豪華な食事
など、世の中には高額な商品やサービスがいくらでも存在しているからです。
いっぽうで、衣食住にかかるコストをとことん切り詰めることも可能です。
もしあなたが健康で長生きしたい(すなわち、まだ死にたくない)と考えているなら、食事にだけはケチケチせず、お金をかけるべきです。
もちろん、豪勢な食事を勧めているわけではありません。
そうではなく、品質の高い食材を選んで食べること、を勧めているのです。
卵を買うとき、あなたはその卵を産んだ鶏が、どんな飼料を食べていたかチェックしたことはありますか?
飼料の詳細は、卵のパッケージに記載されています。
食材にたいする「安ければ安いほど良い」という価値観は、そろそろ捨てたほうが良いのではないでしょうか。
クズ同然の材料で自らの体を作りたくなければ。
以上、衣食住のなかで食事にもっともこだわるべき理由でした。
結論。健康が大事なら、食事を疎かにすべきではない。ケチるべきではない。マーガリンよりバターを買うべし。
食費を削っていった先には、こんな末路が待っています。
手軽で安価な食品の恐ろしさを、あなたはご存知ですか?