『強者の流儀』の要約と感想

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

総合格闘家であり、人気YouTuberでもある、朝倉未来による著書です。

本書に記されている流儀から、彼が格闘家やYouTuberとして成功している秘訣が見えてきました。

 

この記事では、朝倉未来著『強者の流儀』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『強者の流儀』の要約と感想

f:id:MORIKO:20200912220937p:plain

まずは本書の要約から。

 

国内最強のフェザー級総合格闘家であり、人気YouTuberでもある朝倉未来。

今でこそ成功している彼だが、もともとは不良で、喧嘩を繰りかえし、少年院に入っていた過去がある。

 

朝倉未来はなぜ強いのか。

朝倉未来はなぜ格闘家とYouTube、異なる分野において成功できたのか

彼のこれまで、そして現在の考えが詰まった一冊。

 

以上がおもな内容です。

朝倉未来のファンはもちろん、彼を知らない読者にとっても、本書は自己啓発書として参考になるかもしれません。

 

彼が成功している秘訣

朝倉未来は格闘家としても、YouTuberとしても成功をおさめています。

成功の裏にはいったいどんな秘訣があるのでしょうか。

 

身も蓋もない話ですが、答えは「努力」です

本書を読んでわかるのは、彼が人一倍努力を重ねてきた、ということです。

 

たとえば格闘家としては、自分を客観視し、自らの強みと弱みを分析して、彼が強さを手にしたことが窺えます。

自分を客観視するのは簡単なようで、じつは難しいのだといいます。

なぜなら、自分の弱さを直視するのは怖いからです。

 

つまり、恐怖心が邪魔をして私たちの多くは自らを客観視しようとしない、ということです。

自分の弱さを知る恐怖について著者は、「客觀視をしたからといって何かを失うわけではない。恐れるな」とアドバイスしていました。

 

YouTuberとしての成功もけっして偶然などではなく、成功は彼の計算だったことがわかります。

朝倉未来がどのような努力や工夫を行なってきたのかは、ぜひ本書でご確認ください。

 

彼がYouTubeでの成功を確信した理由、機材への投資200万円、動画作成の工夫などについて詳しく記されています。

 

 

重要なのは思考と努力

本書には、彼の考えが書かれています。

  • ポジティブ思考
  • 格闘家の日常生活
  • 自由という人生のテーマ
  • 30歳までに1億円稼ぐ目標
  • 強い格闘家に共通していること

など、語られている内容はさまざまです。

 

内容はさまざまですが、これらの文章を通して伝わってくるのは、いずれも「思考と努力の重要性」です。

 

読者が本書から学べるのは、

  1. 考える大切さ
  2. 努力する大切さ

これらの教訓ではないでしょうか。

いずれもたいへん地味ですが、「考えて努力する」という地味な作業をつづけてきたからこそ、朝倉未来は現在のポジションを築けたに違いありません。

 

言い換えれば本書は、楽して成功することなど不可能だと思い知らされる本、でもあります。

 

努力をしない人物は、

  1. 考えが甘い
  2. 驚くほど愚か

このいずれかであると、彼はバッサリ切り捨てていました。

 

目新しい発想や、魔法のような成功法則は本書に書かれていません。

本書に記されているのは、シビアな現実です。

 

まとめ

強者の流儀とは、何事も自らの頭で考えて、意味のある努力を重ねること、そう理解しました。

 

表紙の強面っぷりとは対照的に、文章は「ですます口調」で終始穏やかだったのが印象的です。

表紙の強面っぷりから「だ・である口調」を想像していた。「だ・である口調」の権化のようなルックスだから。

 

朝倉未来という人物をいっさい知らなくても(そこそこ)楽しめましたので、格闘家やYouTuberとして彼を知っている方なら、間違いなく本書を楽しめることでしょう。

YouTuberとして彼のように成功したい方にも本書はおすすめです。 

 

強者の流儀

強者の流儀

  • 作者:朝倉 未来
  • 発売日: 2020/02/27
  • メディア: Kindle版
 

以上、朝倉未来著『強者の流儀』の要約と感想でした。

結論。考えろ。努力しろ。ただし無駄な努力はするな。無駄な努力をしないために考えろ、ってなもん。あなたが朝倉未来を「みらい」だと思っていても(つまり彼を知らなくても)それなりに楽しめる。

 

www.shortshortshort.jp

格闘技ファンの方には、井上尚弥によるこちらの本もおすすめです。 

 

www.shortshortshort.jp

成功するアスリートは、例外なく「自分の頭で考えている」のかもしれません。